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Windows 10のインターネット接続トラブルを解決する11の方法【初心者向け完全ガイド】

現代のデジタル社会において、あらゆる活動がインターネットと密接につながっています。請求書の支払い、スマホのチャージ、オンラインショッピング、コミュニケーションなど、家から出ることなくほとんどの作業をオンラインで完結できる時代になりました。しかし、これらすべてを行うには安定したインターネット接続が不可欠です。

そもそもインターネットとは?

インターネットとは、TCP/IPなどの共通プロトコルを使用して世界中のデバイスを相互に接続する、グローバルなコンピューターネットワークシステムのことです。「ネットワークのネットワーク」とも呼ばれ、有線・無線・光通信技術によってローカル規模からグローバル規模まで結び付けられており、膨大な情報やサービスを提供しています。

インターネットは多くの作業を簡単に行える便利なネットワークですが、ここで重要になるのが接続速度です。例えば、クレジットカードでオンラインサービスの支払いをする場面を想像してみてください。支払いを完了するには、スマートフォンに届いたOTP(ワンタイムパスワード)を入力する必要がありますが、回線速度が遅いとOTPはスマホに届いても、入力ページ自体が表示されないという事態になりかねません。このように、快適で高速なインターネット接続は非常に重要なのです。

Windows 10のインターネット接続トラブルを解決する11の方法【初心者向け完全ガイド】

インターネットを利用しようとした際に問題が発生した場合、その原因の約90%はルーターのソフトウェアまたはハードウェア、もしくはPC側の設定にあります。そのため、プロバイダー(ISP)に問い合わせる前に、まず自分自身でトラブルシューティングを試みることが大切です。それでも問題が解決しない場合にのみ、ISPへの連絡を検討しましょう。

実際のトラブルシューティングに入る前に、まず以下の基本チェックを行ってください。

  • ルーターやモデムに物理的な破損がないか確認する
  • ケーブルの緩みや接続不良がないか確認する
  • 可能であれば友人宅などでモデム・ルーターをテストし、正常に動作することを確認する

機器自体が正常であることを確認できたら、本格的なトラブルシューティングを始めましょう。

Windows 10でインターネット接続の問題を解決する方法

注意:作業を始める前に、万が一のトラブルに備えてシステムの復元ポイントを作成しておくことをおすすめします。

方法1:別のデバイスやWebサイトで確認する

まず、同じルーターやモデムに接続しているスマートフォンやタブレットなど、他のデバイスでインターネットが使えるかどうかを確認しましょう。同じネットワーク上の他のデバイスで問題なく利用できているなら、問題はPC側にあると特定できます。

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また、Wi-Fiが有効になっているか、正しいSSID(ネットワーク名)とパスワードで接続しているかも確認してください。さらに重要なのは、別のWebサイトにもアクセスしてみることです。アクセスしようとしているサイト側でサーバーの障害が発生している可能性があり、その場合はPCやルーターに問題があるわけではありません。

方法2:モデム・ルーターの不具合を確認する

モデムはプロバイダー(ISP)と通信する装置であり、ルーターはそのネットワークを家庭内の複数のPCやデバイスに分配する役割を担います。インターネット接続に問題がある場合、モデムやルーターが正しく動作していない可能性があります。故障や経年劣化など、原因はさまざまです。

まずはモデムとルーターを目視で点検し、ランプの状態を確認しましょう。

  • オレンジ色や赤色の点滅:デバイスに何らかの問題が発生しているサイン
  • 黄色(または緑色)の点灯:デバイスは正常に動作している
  • DSLランプが点滅しない・点灯しない:デバイスではなくISP側に問題がある可能性大

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対処としては、まずデバイスの電源を切り、すべてのケーブルを抜き差ししてから再度電源を入れてみてください。それでも改善しない場合は、工場出荷時へのリセットファームウェアのアップデートを試します。それでも駄目なら、モデムやルーター本体の交換が必要かもしれません。

方法3:WAN・LANケーブルの接続を確認する

すべてのケーブルがルーターやモデムにしっかりと差し込まれているか、無線アクセスポイントが正常に機能しているかを確認してください。イーサネットケーブルが正しく挿入されているかも見逃さずチェックしましょう。Windows 10で接続の問題が発生している場合は、イーサネットケーブルを新しいものと交換したり、使用しているケーブルの種類(カテゴリー)が適切かどうかを確認したりしてみてください。

さらに、両端のポート設定を確認し、イーサネットケーブルに給電されているか、両端のポートが有効になっているかどうかもチェックしておきましょう。

方法4:pingコマンドで診断する

インターネット接続がうまく機能しない場合は、pingコマンドを実行してみましょう。このコマンドを使えば、ネットワーク接続に問題があるのか、それとも別の原因なのかを判別できます。pingコマンドは、送信・受信・損失されたデータパケットに関する詳細情報を表示してくれます。

送信パケット数と受信パケット数が同じであれば、パケットロスは発生しておらず、ネットワークに問題はないと判断できます。逆に、パケットロスが見られたり、一部のパケットに対するサーバーの応答に時間がかかったりする場合は、ネットワークに問題があるということです。

pingコマンドでネットワークの問題を確認する手順は以下の通りです。

  1. Windowsの検索ボックスに「cmd」または「コマンドプロンプト」と入力し、「コマンドプロンプト」を右クリックして「管理者として実行」を選択します。
  2. コマンドプロンプトに以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。
    ping google.com
  3. Enterキーを押すとすぐに、パケットに関する詳細な結果が表示されます。

Windows 10のインターネット接続トラブルを解決する11の方法【初心者向け完全ガイド】

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結果が表示されたら、送信・受信・損失されたパケットの数や、各パケットの応答時間を確認することで、ネットワークに問題があるかどうかを簡単に判断できます。

方法5:ウイルスやマルウェアをスキャンする

インターネットワームとは、あるデバイスから別のデバイスへ非常に速いスピードで感染が広がる悪意のあるソフトウェアです。インターネットワームやその他のマルウェアがデバイスに侵入すると、大量のネットワークトラフィックが突然発生し、インターネット接続の問題を引き起こすことがあります。つまり、PC内の悪意のあるコードがインターネット接続に悪影響を及ぼしている可能性もあるのです。

マルウェアやウイルスへの対策として、信頼性の高いアンチウイルスソフトでデバイスを定期的にスキャンすることをおすすめします。常に最新の状態に保たれたアンチウイルスソフトを導入すれば、こうしたインターネットワームやマルウェアを頻繁に検出・除去できます。Malwarebytes Anti-Malwareの使い方については、専用ガイドを参考にしてください。

また、Windows 10ユーザーには大きなメリットがあります。Windows 10にはWindows Defenderという標準搭載のアンチウイルスソフトが付属しており、有害なウイルスやマルウェアを自動的にスキャン・除去してくれるのです。

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方法6:インターネット速度を測定する

インターネットは繋がっているのに、期待していたより速度が遅いことがあります。接続の速度と品質を確認するには、Speedtest.netのようなサイトでスピードテストを実施し、結果を契約しているプランの想定速度と比較しましょう。テストの際は、ダウンロード・アップロードなど、帯域を大きく消費する他の通信作業を必ず停止しておいてください。

Windows 10のインターネット接続トラブルを解決する11の方法【初心者向け完全ガイド】

1つの回線を複数のデバイスで共有している場合、特定のデバイスが帯域を占有し、他のすべてのデバイスの速度を低下させている可能性があります。このような場合は、インターネットプランのアップグレードを検討するか、同時に接続するデバイスの数を制限して、十分な帯域幅を確保するようにしましょう。

方法7:DNSサーバーを変更する

ブラウザーにURLやアドレスを入力すると、まずDNSサーバーにアクセスし、人間が読めるアドレスをコンピューター向けのIPアドレスに変換します。この変換に使われるサーバーに不具合があったり、完全にダウンしていたりすることがあります。

デフォルトのDNSサーバーに問題がある場合は、代替のDNSサーバーに変更すると、速度の向上も期待できます。DNSサーバーを変更する手順は以下の通りです。

  1. コントロールパネルを開き、「ネットワークとインターネット」をクリックします。
  2. 「ネットワークと共有センター」をクリックします。
  3. 接続中のWi-Fi名をクリックします。
  4. 「プロパティ」をクリックします。
  5. 「インターネット プロトコル バージョン 4(TCP/IPv4)」を選択し、「プロパティ」をクリックします。
  6. 「次のDNSサーバーのアドレスを使う」を選択し、使用したいDNSサーバーのアドレスを入力します。
  7. 「OK」をクリックして完了です。

Windows 10のインターネット接続トラブルを解決する11の方法【初心者向け完全ガイド】

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ヒント:Googleの無料DNSサービス「8.8.8.8」と「8.8.4.4」を利用するのがおすすめです。

方法8:帯域を消費するバックグラウンドアプリを停止する

インターネット自体は正常に動作していても、PC上の一部のプログラムが帯域を大量に消費しているために、通信が遅くなったり、Webサイトがまったく読み込めなくなったりすることがあります。これらのプログラムの多くはバックグラウンドで動作しており、タスクバーや通知領域に表示されないため、特定が難しいのが厄介な点です。例えば、何らかのプログラムがアップデート中の場合、大量の帯域を占有し、アップデートが完了するまで待つか、処理を中断する必要があります。

インターネットを使用する前に、バックグラウンドで動作しているプログラムやアプリを確認し、不要なものは停止しましょう。帯域を多く消費しているプログラムを確認して終了させる手順は以下の通りです。

  1. ショートカットキー「Ctrl + Shift + Esc」を押すか、スタートメニューの右クリックからタスクマネージャーを開きます。
  2. 「ネットワーク」列をクリックすると、すべてのプログラムがネットワーク使用量順に並べ替えられます。
  3. 必要以上に帯域を消費しているプログラムが見つかったら、タスクマネージャーからプログラムを停止・終了させます。ただし、Windows Updateなど重要なシステムプロセスは終了させないよう注意してください。
  4. 帯域を大量に消費しているプログラムを右クリックし、「タスクの終了」を選択します。

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PC上で帯域を消費しているプログラムが見つからない場合は、同じネットワークに接続している他のデバイスでも同様の確認を行い、上記の手順で該当プログラムを停止させてください。

方法9:ルーターのファームウェアを更新する

ファームウェアとは、ルーターやモデムなどのネットワーク機器を動作させるための低レベルの組み込みシステムです。機器を適切に機能させるためには、ファームウェアを随時最新の状態に更新する必要があります。ほとんどのネットワーク機器では、メーカーの公式サイトから最新のファームウェアを簡単にダウンロードできます。

ルーターの場合も同様に、まずメーカーの公式サイトにアクセスして、お使いの機器用の最新ファームウェアをダウンロードします。次に、ルーターの管理画面(管理パネル)にログインし、システム設定セクションにあるファームウェア更新ツールを探します。更新ツールが見つかったら、画面の指示に従って慎重に操作し、正しいファームウェアのバージョンをインストールしていることを必ず確認してください。

注意:ファームウェアの更新ファイルは、必ずメーカー公式サイトから入手し、第三者サイトからダウンロードすることは絶対に避けてください。

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方法10:ルーターを再起動・初期化する

Windows 10でインターネット接続の問題が発生している場合、ルーターやモデム自体に不具合がある可能性があります。まずはルーターやモデムを再起動して、問題が解決するかどうか確認してみましょう。

Windows 10のインターネット接続トラブルを解決する11の方法【初心者向け完全ガイド】

再起動しても改善しない場合は、ルーターやモデムの特定の設定が原因となっている可能性があります。また、意図的であろうと偶然であろうと、最近ルーターの設定を変更したのであれば、それがインターネット接続問題の原因になっていることも考えられます。このような場合は、モデムやルーターを工場出荷時の初期状態にリセットしましょう。

リセットするには、ルーターやモデム背面パネルにある小さなリセットボタンを、LEDランプが点滅し始めるまで数秒間押し続けます。デバイスが初期化されたら、管理画面(Webインターフェース)にログインし、必要に応じて最初から設定し直してください。

方法11:プロバイダー(ISP)に問い合わせる

上記のすべての方法を試してもWindows 10でインターネット接続の問題が解決しない場合は、いよいよプロバイダー(ISP)に問い合わせる段階です。問題がISP側にあるのであれば、早急に対応してもらえるはずです。ただし、接続が依然として遅い、あるいは頻繁に切断されるといった状況が続くようであれば、現在のISPが負荷にうまく対応できていない可能性もあります。その場合は、より信頼できる新しいインターネットプロバイダーへの乗り換えを検討するのも一つの手です。

まとめ

この記事では、Windows 10におけるインターネット接続の問題を解決するための11の方法を詳しく解説しました。デバイスの切り分けから始まり、ルーターの点検、pingコマンドによる診断、DNSの変更、ファームウェアの更新まで、段階的に試すことで原因を特定しやすくなります。この記事がお役に立ち、Windows 10のインターネット接続トラブルを無事に解決できることを願っています。このチュートリアルについてご不明な点がありましたら、お気軽にコメント欄でお尋ねください。

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