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【Windows 10】インターネット接続の共有(ICS)が機能しないときの対処法

Windows 10パソコンの再起動やサービスの再起動後に、インターネット接続の共有(ICS)が動作しない、または動作しなくなった場合は、この記事で紹介する方法で問題を解決できます。

インターネット接続の共有(ICS)とは

インターネット接続の共有(ICS)とは、1つのインターネット接続と1つのIPアドレスを使って、LAN上の複数台のパソコンをインターネットに接続するための仕組みです。ICSは通常NAT(Network Address Translation)技術を使用しており、DSL、ケーブル、ISDN、ダイヤルアップ、衛星通信など、ほとんどの接続方式に対応しています。

モデムやブロードバンドインターフェースを備え、インターネットへの接続を確立するデバイスは「ICSホスト」または「ゲートウェイ」と呼ばれます。一方、ネットワークとICSホストを経由してインターネットに接続するその他のデバイスは「ICSクライアント」と呼ばれます。

なお、ICSホストに障害が発生すると、すべてのICSクライアントがインターネット接続を失う点に注意が必要です。

ICSが機能しなくなる原因

この問題は、以下のようなシナリオで発生します。

2つのネットワークインターフェースを持ち、それぞれ異なるネットワークに接続しているWindows 10パソコンがあるとします。「Internet Connection Sharing (ICS)」サービスのスタートアップの種類を「自動」に変更し、いずれかのネットワークインターフェースでICSを有効にして、接続が正常に動作することを確認します。その後、ICSサービスまたはパソコンを再起動するとします。

このシナリオでは、ICSの設定が失われ、ICS接続が機能しなくなります。

注意: 一般的に、ICSに4分間トラフィックがない状態が続くと、サービスはシャットダウンし、自動的には再起動されません。

レジストリでEnableRebootPersistConnectionを設定する

この問題を解決するには、次のレジストリサブキーを作成して構成する必要があります。

EnableRebootPersistConnection : DWORD : 1

レジストリ操作となるため、手順中に問題が発生した場合に備えて、事前にレジストリのバックアップまたはシステムの復元ポイントの作成を行ってください。準備ができたら、以下の手順に進みます。

  1. Windowsキー + Rキーを同時に押します。
  2. 「ファイル名を指定して実行」ダイアログボックスに「regedit」と入力し、Enterキーを押してレジストリエディターを開きます。
  3. 以下のレジストリキーのパスへ移動します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\SharedAccess
  1. 右側ペインの空いているスペースを右クリックします。
  2. 「新規」>「DWORD(32ビット)値」を選択します。
  3. 新しいキーの名前を「EnableRebootPersistConnection」に変更します。
  4. 作成したキーをダブルクリックし、値のデータを「1」に設定します。
  5. 「OK」をクリックして変更を保存します。

以上でレジストリエディターを閉じて構いません。続いて、ICSサービスのスタートアップの種類を「自動」に変更します。

ICSサービスのスタートアップの種類を「自動」に変更する

手順は以下の通りです。

  1. Windowsキー + Rキーを同時に押します。
  2. 「ファイル名を指定して実行」ダイアログボックスに「services.msc」と入力し、Enterキーを押して「サービス」画面を開きます。
  3. 一覧から「Internet Connection Sharing (ICS)」サービスを探します。
  4. 該当する項目をダブルクリックしてプロパティを開きます。
  5. プロパティウィンドウ内の「スタートアップの種類」ドロップダウンをクリックし、「自動」を選択します。
  6. 「適用」>「OK」をクリックして変更を保存します。

最後にパソコンを再起動し、ICSが問題なく動作するかどうかを確認してください。再起動後もICSの設定が保持され、共有接続が正常に機能するようになっているはずです。

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この記事がお役に立てば幸いです!

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