【解決済み】「Windows Updateのクリーンアップ」でディスククリーンアップが固まる問題の対処法
ディスククリーンアップは、MicrosoftがWindowsに標準搭載しているシステムメンテナンスツールです。システムに保存されているファイルをスキャン・分析し、使用されていないファイルや不要になったファイルを削除することで、ハードドライブの空き容量を確保するために使われます。具体的には、不要なキャッシュ、一時ファイル、不要なフォルダなどの削除が含まれます。
しかし、システムパーティションに対してこのユーティリティを実行した際、「Windows Updateのクリーンアップ」の処理中にフリーズしてしまうことがあります。しばらく待っていれば完了するケースもありますが、永久に停止したままになると、ユーティリティ自体が利用できなくなり深刻な問題となります。実は多くのユーザーがこの問題に遭遇していますが、解決策はそれほど難しくありません。まずは、この問題の考えられる原因から見ていきましょう。

ディスククリーンアップが「Windows Updateのクリーンアップ」で固まる原因
これまでの調査から、この問題は主に以下の要因によって発生すると考えられます。
- システムファイルの破損または欠落:ディスククリーンアップは組み込みユーティリティのため、正常に動作するにはシステムファイルが必要です。システムファイルが破損していたり欠落していたりすると、この問題が発生することがあります。
- サードパーティ製ソフトウェア:システムにインストールされているサードパーティ製ソフトウェアが干渉し、問題を引き起こす場合もあります。
それでは、以下の解決策を順番に試してみてください。
解決策1:Windows Updateのトラブルシューティングツールを実行する
ディスククリーンアップが「Windows Updateのクリーンアップ」の処理中に固まるという性質上、Windows Updateのトラブルシューティングツールで解決できる可能性があります。トラブルシューティングツールは自動的に問題を検出・修復してくれるので、手間をかけずに改善できることも多いです。実行手順は以下の通りです。
- Windowsキー + I を押して 設定 を開きます。
- 更新とセキュリティ に移動します。
- トラブルシューティング タブを開きます。
- Windows Update を選択し、「トラブルシューティングツールの実行」をクリックします。

解決策2:SoftwareDistributionフォルダの中身を削除する
SoftwareDistributionフォルダは、Windows Updateのファイルがシステムにインストールされる前に一時的に保存される場所です。このフォルダの内容が破損すると、クリーンアップが正常に実行できなくなることがあります。その場合は、フォルダの中身を削除しましょう。手順は以下の通りです。
- エクスプローラーを開き、以下のパスに移動します。
C:\Windows\SoftwareDistribution

- SoftwareDistributionフォルダ内にあるすべてのサブフォルダを削除します。
解決策3:Windows.oldフォルダを削除する
Windows.oldフォルダは、Windowsをアップグレードした際に旧バージョンのWindowsを保存しておくためのフォルダです。以前のバージョンに戻したいときには便利ですが、このフォルダの内容もエラーの原因となることがあります。その場合は、内部のサブフォルダを削除する必要があります。手順は以下の通りです。
- エクスプローラーを開き、アドレスバーに以下のパスを入力します。
C:\Windows.old

- フォルダ内のすべてのフォルダを削除します。
また、コマンドプロンプトを使ってWindows.oldフォルダを削除することもできます。手順は以下の通りです。
- Winキー + X を押し、一覧から コマンドプロンプト(管理者) を選択します。

- コマンドプロンプトに以下のコマンドを入力します。
takeown /F C:\Windows.old\* /R /A
- これにより、フォルダの所有権を取得できます。
- 次に、フォルダへの完全なアクセス権を自分に付与するため、以下のコマンドを入力します(管理者アカウントを使用していることを確認してください)。
cacls C:\Windows.old\*.* /T /grant administrators:F

- 最後に、フォルダの内容を削除するために以下のコマンドを入力します。
rmdir /S /Q C:\Windows.old\*.*
解決策4:DISMとSFCを実行する
このエラーは、システムファイルの破損や欠落が原因で発生することもあります。その場合は、SFC(システムファイルチェッカー)とDISM(展開イメージのサービスと管理)というユーティリティを活用しましょう。これらのツールは、破損または欠落しているシステムファイルをシステム全体から検出し、バックアップを使って修復・置換してくれます。
SFCの実行方法についてはこちらの記事を、DISMの実行方法についてはこちらの記事をご参照ください。
解決策5:クリーンブート状態でディスククリーンアップを実行する
前述の通り、システムにインストールされているサードパーティ製ソフトウェアが原因でエラーが発生することもあります。その場合は、クリーンブートを行ってからユーティリティを実行してください。クリーンブートとは、必要最低限のサービスとプロセスのみでシステムを起動することを指します。これにより、サードパーティ製ソフトウェアが問題の原因である可能性を排除できます。
クリーンブートの詳細な手順については、当サイトのこちらの記事をご参照ください。クリーンブートを実施した後、ディスククリーンアップを実行し、問題が解決するかどうか確認してみてください。
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