【解決】Windows 7で「wow.dll」が動作を停止するエラーの直し方
「Wow.dll」とは、デバイス上で悪意のあるペイロード(破壊的な処理)を実行させる寄生ファイル(パラサイト)です。このファイルはWindowsプラグインとしてシステムに組み込まれるため、通常のウイルススキャンでは検出されないことがあり、手動での削除が必要になる場合があります。ただし、一部のサードパーティ製セキュリティソフトでは、これをウイルスとして検出し、自動的に削除または隔離することもあります。

「wow.dll」が動作を停止するエラーの原因とは?
多くのユーザーから同様の報告が寄せられたことを受け、私たちはこの問題を調査し、大多数のユーザーの問題を解決できた一連の対処法をまとめました。あわせて、エラーが発生するメカニズムについても調査しましたので、まずはその原因からご紹介します。
- ウイルス:「wow.dll」は、寄生プログラムの中核となる機能や、デバイス上で破壊的なペイロードを実行する役割を担うライブラリファイルです。このファイルは単体では動作せず、実行ファイルとともに起動される必要があります。しかし、一部の事例では、Windowsプラグインや「World of Warcraft」関連のファイルとして動作するように再構成されていることが確認されました。実際にはWorld of Warcraftとは一切関係ありませんが、ゲーム本体と一緒に読み込まれ、スパイウェアとして動作することが知られています。
問題の性質をご理解いただけたところで、具体的な解決策に進みましょう。設定同士の競合を避けるため、必ず以下の順番どおりに対処法を実行してください。
解決策1:キャッシュファイルの削除
ウイルスは、アプリケーションを高速に読み込むための各種設定が保存されているキャッシュフォルダに潜んでいることがあります。そこで、このステップではPC内のキャッシュをすべて削除します。キャッシュはアプリケーションによって自動的に再生成されるため、重要なデータを失う心配はありません。
- キーボードの「Windows」キーと「R」キーを同時に押します。

- 「%temp%」と入力してEnterキーを押します。

- 「Ctrl」+「A」を押してフォルダ内のすべてのファイルを選択し、「Shift」+「Delete」を押します。

- 確認ダイアログで「はい」をクリックし、ファイルが削除されるまで待ちます。
- 問題が解決したかどうかを確認します。
解決策2:SFCスキャンの実行
SFC(システムファイルチェッカー)スキャンは、Windowsに標準搭載されている機能で、破損したドライバやシステム構成ファイルを検出して自動修復できます。ここでは、寄生プログラムが組み込まれている可能性のある破損したWindowsファイルを探して修復します。手順は以下のとおりです。
- 「Windows」+「R」キーを同時に押して、「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。
- 「cmd」と入力し、「Ctrl」+「Shift」+「Enter」を押してコマンドプロンプトを管理者権限で起動します。
- 「sfc /scannow」と入力して「Enter」キーを押します。
- ツールがすべてのシステムファイルをスキャンします。検証プロセスが完了するまで待ちましょう。
- スキャンが完了したら、問題が解決したかどうかを確認します。

解決策3:クリーンブートの実行
クリーンブート状態では、サードパーティ製のアプリケーションやドライバは一切起動できません。そのため、寄生プログラムが特定のWindowsサービスやサードパーティ製アプリケーションと連動して動作している場合は、どのプログラムを経由して組み込まれているのかを特定できます。クリーンブートの手順は以下のとおりです。
- 「Windows」+「R」キーを同時に押して、「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。

- 「msconfig」と入力してEnterキーを押します。
- 「サービス」タブを選択し、「すべてのMicrosoftサービスを隠す」にチェックを入れます。

- 「すべて無効」ボタンをクリックし、続いて「スタートアップ」タブをクリックします。

- 「タスクマネージャーを開く」をクリックします。

- リスト内のアプリケーションを選択し、「無効化」をクリックします。

- リスト内のすべてのアプリケーションに対して同じ操作を繰り返します。
- PCを再起動し、問題が解決したかどうかを確認します。
- 問題が解消した場合は、再び「サービス」を開き、今度は1つのサービスだけを有効にします。
- 特定のサービスまたはアプリケーションを有効にしたときに寄生プログラムが再び現れるまで、この作業を繰り返します。
- 寄生プログラムの温床となっているアプリケーションを削除するか、完全に無効化します。
解決策4:アンチウイルスソフトによるスキャン
この寄生プログラムは、PCから重要なデータを盗み出す恐れがあります。そのため、信頼できるサードパーティ製アンチウイルスソフトをインストールし、システム全体を徹底的にスキャンすることを強くおすすめします。それでも問題が解決しない場合は、重要なファイルを外部媒体にバックアップしたうえで、Windowsのクリーンインストール(新規インストール)を行うのが最後の手段となります。
-
「Internet Explorerは動作を停止しました」エラーの原因と8つの解決方法
「Internet Explorerは動作を停止しました(Internet Explorer has stopped working)」というエラーが表示される場合、Internet Explorer自体に何らかの問題が発生しています。この記事では、このエラーの主な原因と、具体的な解決方法を詳しく解説します。 Internet Explorer(IE)は、Webページを閲覧するためのブラウザです。かつてはWindows OSに標準搭載され、Windowsの既定のブラウザとして広く使われていましたが、Windows 10の登場以降はMicrosoft Edgeにその役割を引き継ぎました。 エラー
-
Windows 10で「.exeは動作を停止しました」エラーを解決する7つの対処法
パソコンでプログラムを起動しようとした際に、「.exeは動作を停止しました(.EXE Has Stopped Working)」というエラーメッセージが表示され、アプリが実行できなくて困っていませんか?このエラーは、プログラムの中核となる実行可能ファイル(EXE)が正しく機能できないときに発生します。発生原因はひとつに特定できず、複数の要因が絡み合っていることも珍しくありません。考えられる主な原因は以下の通りです。 システムファイルの破損 互換性設定の問題 マルウェアなど悪意のあるソフトウェアへの感染 ドライバーの旧式化や不足 一時ファイル・ジャンクファイルの蓄積 Windows 10で「