【Windows】Backspace・Space・Enterキーが反応しないときの7つの対処法
パソコンのキーボードは快調に動いていますか?Backspace(バックスペース)、Space(スペース)キー、Enterキーなど、どのキーも問題なく使えているのであれば幸いです。ただ、同じ悩みを抱えている方は少なくありません。この記事を読んで周りの方にもシェアしていただければ、きっと誰かの助けになるはずです。
症状と考えられる原因
具体的な症状は、Backspace・Space・Enterの3つのキーがまったく反応しなくなる、または断続的にしか動作しないというものです。Microsoft Word、メモ帳、インターネットブラウザなど、アプリケーションを問わず同様の現象が発生します。つまり、問題はOSレベルで起きている可能性が高いということです。
この不具合は、特定のパソコンやノートPC、特定のOSに限定されたものではありません。原因としては、キーボード本体の故障、ドライバーの不具合、システム設定の問題など、さまざまなことが考えられます。
なお、キーボードに水や飲み物などをこぼした経験がある場合は、残念ながら新しいキーボードへの交換が必要です。液体による故障は、システム側の設定変更では修復できません。
以下に、問題を解決するための7つの方法を順番に紹介します。
方法1:固定キーとフィルターキーを無効にする
Microsoftは「簡単操作(Ease of Access)」という機能をWindowsに組み込んでおり、パソコンを使いやすくするためのさまざまな補助機能が含まれています。この設定が原因でキーの動作に支障が出ることもあるため、見直してみましょう。ここではWindows 10での手順を紹介しますが、以前のバージョンのOSでもほぼ同様の操作で設定できます。
- Windowsロゴキーを押しながらRを押す
- 「control panel」と入力してEnterを押す
- 表示形式を「カテゴリ」に変更する
- 「コンピューターの簡単操作」を選択する
- 「キーボードの動作の変更」をクリックする
- 「入力しやすくします」の項目にある「固定キー機能」のチェックを外す
- 同じく「フィルターキー機能」のチェックも外す
- 「適用」をクリックし、「OK」を押す
- キーボードの各キーをテストする
方法2:キーボードデバイスをアンインストールする
すべてのハードウェアが正しく動作するにはドライバーが必要です。ファイルの競合やマルウェア感染などによって、ドライバーが破損することがあります。この方法では、キーボードを一度アンインストールして再認識させます。作業にはデバイスマネージャーを使用します。
- Windowsロゴキーを押しながらRを押す
- 「devmgmt.msc」と入力してEnterを押す
- 「キーボード」を展開し、お使いのキーボードを選択する(例:「HID Keyboard Device」)
- 「HID Keyboard Device」を右クリックし、「デバイスのアンインストール」をクリックする
- 「アンインストール」をクリックしてキーボードを削除する
- Windowsを再起動する(再起動時にドライバーが自動的に再インストールされます)
- キーボードをテストする
方法3:キーボードドライバーを更新する
この方法では、現在のドライバーを最新バージョンへ更新します。メーカーの公式サイトで最新ドライバーが公開されている場合は、そちらを優先的に利用するのがおすすめです。公式サイトに用意されていない場合は、Windows Update経由でキーボードドライバーを更新しましょう。
- Windowsロゴキーを押しながらRを押す
- 「devmgmt.msc」と入力してEnterを押す
- 「キーボード」を展開し、お使いのキーボードを選択する(例:「HID Keyboard Device」)
- 「HID Keyboard Device」を右クリックし、「ドライバーの更新」をクリックする
- 「ドライバーを自動的に検索」をクリックする
- Windowsがドライバーの更新を完了するまで待機する
- Windowsを再起動する
- キーボードをテストする
方法4:マルウェアスキャンを実行する
マルウェアは、キーボードの不具合をはじめとするさまざまなトラブルを引き起こします。Malwarebytesなどの信頼できるセキュリティソフトをダウンロード・インストールし、ハードディスク全体をスキャンしてみてください。
方法5:Windowsを最新の状態に更新する
意外に思われるかもしれませんが、Windows Updateによって問題が解決したユーザーも実際にいます。更新手順は非常にシンプルです。ここではWindows 10での確認方法を紹介します。
- 「スタートメニュー」を開き、「windows update」と入力する
- 「Windows Updateの設定」を開く
- 「Windows Update」画面の「更新プログラムのチェック」をクリックする
- 利用可能なアップデートをすべてインストールする
- Windowsを再起動する
- キーボードをテストする
方法6:別のパソコンやノートPCでキーボードをテストする
デスクトップパソコンでキーが正常に動作しない場合は、別のパソコンやノートPCにキーボードを接続してテストすることをおすすめします。接続はUSBポートでもPS/2ポートでも可能です。別のマシンでも動作しない場合は、キーボードの物理的な故障が確定的なため、新しいキーボードの購入を検討しましょう。その際は、旧規格のPS/2ではなくUSB接続タイプを選ぶのがおすすめです。
ノートPCの場合はどうすればいいのでしょうか?まずはUSB接続の外付けキーボードをノートPCにつないで、正常に動作するか確認してください。外付けキーボードが問題なく動作する場合、内蔵キーボードにハードウェア障害が発生している可能性が高いため、交換が必要です。逆に、USBキーボードを使っても問題が解決しない場合は、次の方法7に従ってWindowsの再インストールを試みてください。
新しいキーボードを購入する前に、ノートPCが保証期間内かどうかを必ず確認しましょう。保証期間内であれば、メーカーが無料でキーボードを交換してくれることがあります。メーカーの公式サイトにアクセスし、保証に関するセクションから保証状況をチェックしてください。また、ノートPC用のキーボードを購入する際は注意が必要です。すべてのキーボードがすべての機種で使えるわけではなく、お使いの機種に対応した製品を選ぶ必要があります。Amazonなどの通販サイトで型番を検索すれば、適合する製品が見つかります。たとえば、HP 850 G1用のキーボードが必要なら、Amazonで該当モデルを検索してみてください。
さらに、地域の修理サービス店に直接連絡してキーボードを購入することも可能です。その際は、ノートPCのモデル名、シリアル番号(S/N)、プロダクトナンバー(P/N)を伝えれば、あなたのマシンに適合する正しいキーボードを案内してもらえます。
方法7:Windowsを再インストールする
システム設定に起因する問題を完全に排除したい場合は、オペレーティングシステムの再インストールが有効です。大切なデータはすべて、USBメモリ、外付けハードディスク、NAS(Network Attached Storage)、クラウドストレージなどにバックアップしてから、Windowsを再インストールしましょう。現在使用中のWindowsと同じバージョンを入れ直してもよいですし、Windows 7、Windows 8.x、Windows 10など別のバージョンをインストールしても構いません。
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