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【解決策】「Windowsは次のデバイスのオーディオ拡張機能に問題を検出しました」エラーの対処法

「Windows has detected that audio enhancements for the following device are causing problems(Windowsは、次のデバイスのオーディオ拡張機能が問題を引き起こしていることを検出しました)」というエラーは、OSが複数の新しいオーディオ出力デバイスを検出した際に発生することで知られています。この現象は主に、以前設定されていたオーディオ拡張機能が新しいデバイスと互換性がないために起こります。これは特にFall Creators Updateが適用されていないWindows 10のビルドでよく報告されている不具合です。

通常、この問題はコントロールパネルサウンド設定にアクセスしようとしたときや、メインのオーディオデバイスを再選択するたびに発生します。ただし、エラーがランダムに表示されるケースや、バスブースト・トレブルブーストなどの特定のサウンド設定を調整している際に表示されるケースもユーザーから報告されています。

オーディオ拡張機能とは?

Microsoftおよびほとんどのサードパーティベンダーは、ハードウェアから最高の音質を引き出すためのオーディオ拡張機能パッケージを提供しています。しかし、設定内容によっては、複数のサウンド出力デバイスを使用している場合に、これらのオーディオ拡張機能がさまざまな音声トラブルの原因になることがあります。中には、オーディオ拡張機能が有効になっている間システムから一切音が出なくなるケースも報告されており、これは特に専用サウンドカードを使用している環境で発生しやすい傾向があります。

オーディオ拡張機能の問題を修正する方法

このプロンプトが表示されても、深刻な問題が起きていない限り過度に心配する必要はありません。ほとんどのサウンドカード(オンボード・増設どちらも)には、いわゆる「拡張」機能が搭載されています。お使いのサウンドカードが高機能な場合、内蔵のWindowsオーディオ拡張機能を無効にして、専用サウンドカードドライバーが提供する機能を使うよう促されることがあります。プロンプトで「はい」を選択して予期しない動作がないかテストしてみましょう。万が一問題が発生しても、後からサウンド設定で再度オーディオ拡張機能を有効にできます(方法4を参照)。

ただし、エラーがポップアップするたびに音が出なくなってしまう場合は、単に「はい」をクリックするだけでは十分ではありません。

注意: このエラーメッセージには別のバリエーションもあり、無効化ではなくオーディオ拡張機能の再有効化を促される場合があります。これは、以前コントロールパネルからオーディオ拡張機能を無効化した後に、オーディオ拡張機能を使用するよう設定されたオーディオ出力デバイスを接続した場合などに発生します。この場合は「はい」を選択すれば、以降エラーメッセージが表示されなくなる可能性が高いです。もし「はい」を選択してもプロンプトが再表示される場合は、方法4に従って手動でオーディオ拡張機能を再設定してください。

現在この問題でお困りの場合、実際に効果のあった対処法がいくつかあります。メッセージに頻繁に悩まされている場合や、システムに何らかの悪影響が出ている場合は、以下の手順を上から順番に試して、ご自身の状況に合った解決策を見つけてください。

方法1:Fall Creators Update(ビルド1709)へ更新する(Windows 10)

この問題が注目され始めたのは、Windows 10のリリース直後の時期でした。原因は、約5分ごとに自動的にオーディオ拡張機能が無効化され、そのたびに「オーディオ拡張機能の問題」ウィンドウが表示され続けるというバグでした。

幸いにも、MicrosoftはFall Creators Update(ビルド1709)でこのバグに対処しています。まずはこの不具合が修正済みかどうかを確認しましょう。ファイル名を指定して実行(Windowsキー + R)を開き、「winver」と入力してEnterキーを押すと、Fall Creators Updateが適用済みかどうか確認できます。

Windowsのバージョン情報画面で現在のバージョンを確認してください。Windowsのビルドが1709より古い場合は、以下の手順に従ってFall Creators Updateを適用します。すでにビルド1709をお使いの場合は方法2へ進んでください。

  1. 実行ウィンドウ(Windowsキー + R)を開き、「control update」と入力してEnterキーを押し、Windows Updateを開きます。
  2. Windows Update画面で「更新プログラムのチェック」をクリックし、ダウンロードが完了するまで待ちます。Fall Creators Updateのインストール準備が整うと、再起動を促されます。

アップデート適用後にシステムを再起動したら、通常どおり使用してプロンプトが表示されなくなったかどうか確認してください。それでも表示される場合は方法2へ進みます。

方法2:オーディオドライバーを更新・再インストールする

この問題は、オーディオドライバー同士の非互換性によって引き起こされることも少なくありません。特に複数のオーディオ出力デバイスを使用している場合はその可能性が高まります。Windowsが複数の新しいオーディオ出力デバイスを検出すると、この機能と互換性のないデバイスに対してオーディオ拡張機能が有効になってしまうことがあります。その場合は、オーディオドライバーを更新または再インストールすることで、互換性のあるデバイスだけに拡張機能が適用されるようになります。手順は以下のとおりです。

  1. Windowsキー + Rを押して実行ウィンドウを開き、「devmgmt.msc」と入力してEnterキーを押し、デバイスマネージャーを開きます。
  2. デバイスマネージャーで下にスクロールし、「サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラー」を展開します。次にサウンドドライバーを右クリックし、「ドライバーの更新」を選択します。
    注意: PCの構成によっては、「サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラー」の下に複数のドライバーが表示されることがあります。専用サウンドカードをお使いの場合は対応するドライバーを、オンボードサウンドの場合は汎用オーディオドライバーを右クリックしてください。
  3. 「ドライバーソフトウェアの最新版を自動検索」をクリックし、サウンドドライバーが更新されるか確認します。新しいバージョンが見つからない場合は、「更新されたドライバーソフトウェアをWindows Updateで検索」をクリックしてWU経由でも検索できます。
    注意: より新しいオーディオドライバーが見つかった場合は、画面の指示に従ってアップデートを適用してください。見つからない場合は、次のステップでドライバーを再インストールします。
  4. デバイスマネージャー「サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラー」に戻り、オーディオドライバーを右クリックして「デバイスのアンインストール」を選択します。
  5. ドライバーのアンインストールが完了したらPCを再起動します。これにより、不足したオーディオドライバーがWindowsによって自動的に再インストールされます。(自動的にインストールされない場合は稀ですが、その際はメーカーの公式サイトから最新のHigh Definition Audioドライバーをダウンロードしてください。)
  6. High Definition Audioドライバーをシステムにインストールし、問題が解決したかどうか確認します。まだ同じプロンプトが表示される場合は方法3へ進んでください。

方法3:Windowsトラブルシューティングツールを使用する

最初の2つの方法で改善しなかった場合は、Windows標準のトラブルシューティングツールが問題を特定できるか試してみましょう。組み込みのトラブルシューターは一般的なWindowsエラーの解決において評判が高いとは言えませんが、ハードウェアとデバイスのトラブルシューティングを実行することで、オーディオ拡張機能の問題エラーを完全に解消できたというユーザー報告もあります。手順は以下のとおりです。

  1. Windowsキー + Rを押して実行ウィンドウを開き、「control.exe /name Microsoft.Troubleshooting」と入力してEnterキーを押し、トラブルシューティングを開きます。
  2. トラブルシューティングウィンドウで下にスクロールし、「ハードウェアとデバイス」「トラブルシューティングツールの実行」をクリックします。
  3. 初期調査が完了するまで待ち、問題の原因となっていると思われるデバイスを選択して「次へ」をクリックします。この問題は汎用オーディオドライバーで非常に多く発生するため、原因のデバイスが分からない場合はRealtek High Definition Audioから始めて、他の選択肢でも同じ手順を繰り返してください。
  4. トラブルシューターがオーディオ拡張機能に関連する問題を特定すると、開くように促されます。「はい、オーディオ拡張機能を開く」をクリックしてください。
  5. スピーカーのプロパティウィンドウが開いたら、「すべての音の効果を無効にする」にチェックを入れ、「適用」をクリックします。
    注意: このメニューの見た目はサウンドカードドライバーによって異なる場合があります。「すべての音の効果を無効にする」の代わりに「オーディオ拡張を無効にする」と表示されることもあります。
  6. 拡張機能を無効化したら、Windowsトラブルシューターのウィンドウに戻り、「この修正プログラムを適用する」をクリックします。
  7. 通常どおりPCを使用し、問題が解決したか確認してください。まだ発生する場合は、最後の2つの方法を試してください。

方法4:オーディオ拡張機能を手動で有効/無効にする

一部のユーザーからは、「オーディオ拡張機能の問題」ウィンドウで「はい」をクリックしても、拡張機能が有効(または無効)のまま変わらなかったという報告があります。実際、「はい」ボタンを押してもWindowsが拡張機能を切り替えないケースがあるようです。また、変更が一時的なものであり、次回のプロンプト表示時に元に戻ってしまうという報告もあります。

この問題を解決するには、拡張メニューに手動でアクセスし、自分で設定を変更する必要があります。手順は以下のとおりです。

  1. タスクバー右下のサウンドアイコンを右クリックし、「再生デバイス」を選択します。
  2. 既定の再生デバイスを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
  3. 「拡張」タブに移動し、「すべての拡張機能を無効にする」のチェックボックスをオン/オフして、「適用」をクリックして変更を確定します。
    注意: エラープロンプトがオーディオ拡張機能の無効化に関するものなら、チェックボックスにチェックを入れてください。逆に再有効化を求められている場合は、チェックを外してください。
  4. 通常どおりPCを使用し、問題が解決したか確認します。まだプロンプトが表示される場合は、最後の方法へ進んでください。

方法5:Windowsの復元ポイントを使用する

上記のすべての方法が失敗した場合は、このオーディオ拡張機能の問題が発生していなかった時点までさかのぼれるシステムの復元ポイントの利用を検討してください。ただし、復元ツールに古い復元ポイントが保存されていない場合、この方法は使えないことに注意してください。

注意: システムの復元とは、OSに行われた特定の変更を取り消せる回復ツールのことです。Windowsの重要な部分に対する「元に戻す」機能と考えるとよいでしょう。

システムを以前のポイントに復元する手順は以下のとおりです。

  1. Windowsキー + Rを押して実行ウィンドウを開き、rstruiと入力してEnterキーを押し、システムの復元を起動します。
  2. 最初の画面で「次へ」をクリックし、「別の復元ポイントを表示する」にチェックを入れます。オーディオ拡張機能の問題が最初に発生し始める前の日付の復元ポイントを選択し、「次へ」をクリックして進みます。
  3. 「完了」をクリックし、次のプロンプトで「はい」を選択すると復元処理が始まります。復元が完了すると、PCは自動的に再起動します。OSが以前の状態に戻ったら、問題が解決したかどうか確認してください。

システムの復元でも問題が解決しなかった場合(または利用できる復元ポイントがない場合)、残る対処法としてはWindowsのクリーンインストールを実行することのみとなります。

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