Wordでスペルチェックが機能しないときの対処法|設定を見直して簡単に解決
Microsoft Wordは、Microsoftが開発したワープロソフトです。長年にわたって提供され続けており、世界中で最も利用されているオフィスアプリケーションの一つです。Microsoft自身から定期的にアップデートが配信されており、さまざまな不具合の修正や機能の改善が行われています。
しかし、Wordを使用していると、入力した単語がエディターによって正しくチェックされない——つまりスペルチェックが機能しない——という問題に遭遇することがあります。この問題は通常それほど深刻なものではなく、設定を少し見直すだけで簡単に解決できるケースがほとんどです。この記事では、確認すべき設定を順番にご紹介します。上から順に試していきましょう。
解決策1:「言語を自動的に判別する」のチェックを外す
Microsoft Wordには、入力された言語を自動的に判別し、それに応じて修正を行う機能があります。多くの執筆者にとって便利な機能ですが、実際には判定が不安定になるケースが少なくありません。まずは、すべてのテキストを選択した状態でこの設定をオフにし、問題が解決するか試してみましょう。日本語や英語などの一般的な言語を使用しているなら、そもそもこの機能を有効にしておく必要はないはずです。
- Wordファイルを開き、Ctrl + Aキーを押してすべてのテキストを選択します。次に、画面上部の「校閲」タブをクリックします。
- 「言語」を選択し、「校正用の言語を設定」をクリックします。

- 「スペルと文章校正を行わない」と「言語を自動的に判別する」の両方のチェックを外します。OKを押して変更を保存します。

- スペルチェック機能が正常に動作するか確認します。うまくいかない場合は、Wordを再起動してもう一度試してください。
ヒント:オプションの一覧が表示された際に、「既定値」ボタンをクリックすれば、今後作成するすべての文書に対して同じ設定を適用することもできます。
解決策2:例外設定を変更する
Wordには、校正やスペルチェックの対象から除外する「例外」を設定する機能もあります。独自の言葉遣いを使いたいためにチェックを受けたくない執筆者にとっては便利な機能ですが、意図せず有効になっているとスペルチェック全体が働かなくなります。自分のドキュメントが例外として登録されていないか確認しましょう。もし登録されていれば、解除するだけで問題は解決します。
- すべてのテキストを選択した後、画面上部の「校閲」タブをクリックします。「言語」を選択し、「言語設定」をクリックします。

- 「文書校正」をクリックし、オプションの一番下までスクロールします。「このドキュメントのみでスペル エラーを表示しない」と「このドキュメントのみで文章校正のエラーを表示しない」の両方のチェックを外します。

- OKを押して変更を保存し、画面を閉じます。変更を適用するためにアプリケーションの再起動を求められる場合があります。再起動後、問題が解決したかどうかを確認してください。
解決策3:「スペルと文章校正を行わない」を無効にする
Microsoft Wordには、特定の単語についてスペルや文法のチェックを停止させる機能もあります。意図的な表記ゆれなどをエディターに検出させたくない場合に役立ちますが、誤って設定すると、Wordがスペルチェックを一切行わなくなってしまうことがあります。この設定を元に戻して、問題が解決するか確認してみましょう。
- ドキュメントを開き、スペルチェックに表示されない特定の単語を選択して、Shift + F1キーを押します。
- 「言語」をクリックします。解決策1と同様のダイアログが表示されるので、「スペルと文章校正を行わない」のチェックが外れていることを確認します。

- OKを押して変更を保存し、画面を閉じます。問題が解決したかどうかを確認してください。解決しない場合は、アプリケーションを再起動してもう一度確認してみてください。
その他のヒント
- テキスト全体をコピーし、新しいWordファイルに貼り付けてみましょう。別名で保存してから再度開き、スペルチェックが機能するかどうかを確認します。
- 問題の単語がカスタム辞書(ユーザー辞書)に登録されていないか確認してください。カスタム辞書に登録された単語は、自動的にチェック対象から除外されます(ファイル > オプション > 文書校正 > カスタム辞書)。
- また、その単語が外国語の辞書に保存されており、テキスト全体または一部に自動的に適用されていないことも確認してください(校閲タブ > 言語 > 言語設定)。
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