Outlookのスペルチェックが機能しない問題の解決方法【Word設定・レジストリ・Office修復】
パソコンのMicrosoft Officeをアップグレードしたところ、スペルチェッカーが動作しなくなってしまった——こんな経験はありませんか?通常であれば、誤字を入力した瞬間に自動的に赤線などで指摘してくれるはずですが、アップグレード後は何も表示されなくなってしまうケースがあります。
さらに厄介なのは、スペルチェックを手動で実行しても、誤った単語が一切検出されず、修正もされないまま終了してしまうことです。調べてみたところ、いくつか有効な解決策が見つかりました。この問題はWord 2007、2010、2013、2016など、さまざまなバージョンで発生する可能性があります。
方法1:Wordの文章校正(Proofing)設定を確認する
OutlookはスペルチェックにMicrosoft Wordのエンジンを使用しています。そのため、まずWord側でスペルチェックが正常に機能していることを確認する必要があります。
古いバージョンのWordでは、画面左上にある丸いOfficeボタンをクリックし、「Wordのオプション」を選択します。

次に「文章校正」をクリックし、「Wordのスペルと文章の校正」セクション内にある「入力時にスペルチェックを行う」にチェックが入っていることを確認してください。

新しいバージョンのOfficeでは、「ファイル」タブから「オプション」をクリックします。必要に応じて、スペルチェックに加えて文法チェックも有効にできます。

設定を確認したら、続けて「アドイン」をクリックし、画面下部の「管理」ドロップダウンメニューから「使用できないアイテム」を選択して「実行」ボタンを押します。

ここで、「文章校正(Proofing)」が無効化されていないかをチェックしてください。もし無効なアイテムの一覧に表示されている場合は、必ず再度有効にしておきましょう。
方法2:レジストリキーを削除する
上記の方法で解決しない場合は、別のアプローチを試してみましょう。特定のレジストリキーを削除する方法です。この操作はWordやその他のOfficeプログラムに悪影響を与えないので安心してください。
まず、以下のレジストリキーへ移動します。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\12.0\Word
お使いのWordのバージョンによっては、パスが「12.0」ではない場合もあります。「Word」キー全体を削除してください。Wordを次回起動すると、必要なキーとサブキーは自動的に再作成されます。キーを削除したら、Windowsも再起動しておきましょう。
これでスペルチェックの問題が解決するはずです。それでも直らない場合は、今度は以下のキーへ移動してみてください。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Shared Tools\Proofing Tools\1.0\Override\
ここでは「Override」キーをそのまま削除します。通常版のOfficeでは、このキーはまったく不要なものなので、削除しても安全です。
方法3:Officeを修復する
どの方法でも解決せず、Outlookのスペルチェックが依然として正しく動作しない場合は、Office自体の修復を試みましょう。
コントロールパネルを開き、「プログラムの追加と削除」または「プログラムと機能」からMicrosoft Officeを選択し、「変更」をクリックします。

次に「修復」オプションを選択し、プログラムによる修復処理を実行します。新しいバージョンのOfficeでは、「クイック修復」と「オンライン修復」の2つから選べます。より徹底的に問題を解決したい場合は、オンライン修復を選ぶのがおすすめです。修復にはかなり時間がかかることがあるため、余裕をもって実行してください。修復が完了したら、必ずパソコンを再起動しましょう。

まとめ
Outlookのスペルチェックが機能しない問題は、①Wordの文章校正設定と無効化されたアドインの確認、②レジストリキー(WordキーやOverrideキー)の削除、③Officeの修復実行、という3段階の対処でほぼ解決できます。順番に試していけば、入力時の自動スペルチェックが復活するはずです。それでも問題が解決しない場合は、コメントでお知らせください。できる限りサポートいたします!
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