【解決】Windows 10で「選択されたブートデバイスに障害があります」エラーが出る原因と対処法
一部のユーザーから、PCを起動するたびに「The selected boot device failed. Press
なお、このエラーは特定のWindows 10ビルドに限ったものではなく、複数のマザーボードメーカーの環境で発生が確認されています。
「選択されたブートデバイスに障害があります」エラーの主な原因
さまざまなユーザーレポートや事例を調査した結果、このエラーを引き起こす原因としてよく挙げられるものは以下のとおりです。
- BIOSでSecure Boot(セキュアブート)が有効になっている – セキュアブートが有効で、レガシーモードが無効になっている環境でこのエラーが発生するケースが多く報告されています。
- BIOSでレガシーブートが無効になっている – 特に古いHP製やDell製のマシンでは、BIOS設定で「Legacy Support(レガシーサポート)」が無効になっているとこの問題が表示されることがあります。
- ハードディスクの故障 – ハードドライブに不良セクタが発生し、OSが正常に読み込めなくなっている可能性もあります。
- システムファイルの破損 – Windowsのシステムファイルが破損していることでも、このエラーが発生することがあります。
「選択されたブートデバイスに障害があります」エラーの直し方
このエラーのせいでパソコンが起動できない場合は、以下のトラブルシューティング手順を試してみてください。ここで紹介するのは、同じ症状に悩んだ他のユーザーが実際に問題を解決するために使った方法ばかりです。
効果的に対処するためには、まず最初の方法から順番に試していき、問題が解決できるものが見つかるまで進めていくのがおすすめです。それでは始めましょう。
方法1:BIOS設定でSecure Bootを無効化し、Legacy Bootを有効化する
同じ状況に直面したユーザーの報告によると、BIOS設定画面を開いてSecure Bootを無効にしたところ、問題が解消されパソコンが正常に起動するようになったとのことです。また、Legacy Supportを有効化してはじめて改善したというケースも報告されています。
この修正が有効かどうかは、起動時にBIOSへアクセスして確認できます。具体的には、起動プロセス中にメーカーの指定に従ってブートキーを押してください。お使いの機種のブートキーが分からない場合は、F2、F4、F8、F10、F12、Delキーのいずれかを順に試してみるとよいでしょう。
BIOS設定画面に入ったら、「System Configuration(システム構成)」などの項目を探し、Legacy SupportとSecure Bootの設定を見つけてください。見つかったら、Legacy Supportを「Enabled(有効)」に、Secure Bootを「Disabled(無効)」に変更します。その後、必ず設定を保存してパソコンを再起動しましょう。
この方法が有効であれば、エラーが表示されることなくパソコンが正常に起動するはずです。それでも問題が続く場合は、次の方法に進んでください。
方法2:コマンドプロンプトでスタートアップ修復を実行する
起動プロセスで使用されるファイルが破損していることが原因で、このエラーが発生している可能性もあります。インストールメディアを挿入し、コマンドプロンプトから一連のコマンドを実行して起動処理を修復することで、問題を解決できるかもしれません。
手順は以下のとおりです。
- Windowsのインストールディスクを挿入し、「CDまたはDVDから起動します」という表示が出たら任意のキーを押します。インストールメディアをお持ちでない場合は、通常のUSBフラッシュドライブをWindowsインストールメディアに変換できます(作成方法はMicrosoft公式サイトなどを参照してください)。
- 画面左下にある「コンピューターを修復する」をクリックします。
- 次に「トラブルシューティング」を選択し、「詳細オプション」をクリックします。
- ユーティリティの一覧から「コマンドプロンプト」をクリックします。
- コマンドプロンプトのウィンドウで、以下のコマンドを1つずつ入力し、それぞれ入力後にEnterキーを押します。これらのコマンドは、ブートプロセスの不整合をスキャンし、ブート構成データ(BCD)を再構築してくれます。
Bootrec /fixmbr Bootrec /fixboot Bootrec /scanos Bootrec /rebuildbcd
- すべてのコマンドの実行が完了したら、コマンドプロンプトを閉じてパソコンを再起動します。
次回の起動時にエラーが解消されているか確認してください。同じエラーがまだ表示される場合は、次の方法に進みましょう。
方法3:修復インストールまたはクリーンインストールを実行する
ここまでの方法で効果がなかった場合は、システムファイルの破損が原因でないかを確認しましょう。
最も手っ取り早い確認方法はクリーンインストールです。ただし、クリーンインストールを行うと、個人ファイルやアプリケーションなど、Windowsドライブに保存されていたデータがすべて失われる点に注意が必要です。
よりスマートな方法としては、修復インストール(上書きインストール)を実行することです。この手順ではWindows関連のコンポーネントをすべて再インストールしながら、個人ファイルやアプリケーションをそのまま残すことができます。
方法4:ハードウェア故障を調査する
ここまで試しても結果が出ていないのであれば、おそらく問題はソフトウェアではなくハードウェアに起因している可能性が高いです。実際、今回調査した同様の事例の大半は、ドライブの故障かマザーボードの不具合というハードウェア起因のものでした。
ハードディスクが故障しかけているかどうかを大まかに判断するには、エラーメッセージが表示されている状態でEsc + F2キーを押してみてください。これによりドライブスキャンが開始され、問題がハードウェア由来かどうかをある程度把握できます。
スキャンの結果ハードウェア故障の兆候が見られた場合は、保証期間内であればメーカーサポートに修理を依頼しましょう。保証期間を過ぎている場合は、追加調査が可能な専門業者への相談をおすすめします。
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