エラーコード2000-0146の修正方法を徹底解説!原因と5つの対処法
エラーコード「2000-0146」は、ハードディスクに問題が発生し、オペレーティングシステム(OS)が起動できなくなった際に表示されるエラーです。ハードディスクが自己診断テストに失敗すると、動作が中断されてしまいます。このトラブルは非常に一般的で、その発生原因は多岐にわたります。

このエラーは古いハードディスクだけで発生するわけではありません。場合によっては、新しいハードディスクで他のハードウェアの問題が検出された際にも、このエラーが現れることがあります。修正方法はいくつかありますが、まずはソフトウェア面からの解決策を試し、ハードディスクを復旧させましょう。それでも改善しない場合は、物理的な点検に進んで問題を診断していきます。
エラーコード2000-0146の主な原因
前述のとおり、このエラーは主にパソコンのハードディスクに起因する問題です。不良セクターやフラグメンテーションが発生しているか、物理的に損傷している可能性があります。ソフトウェア側の問題でない場合は、他の物理的な要因も考えられます。具体的な原因は以下のとおりです。
- ハードディスクに不良セクターやフラグメントが存在し、コンピュータからアクセスできなくなっている。
- SATAモード(IDEまたはAHCI)がハードディスクと競合しており、変更が必要になっている。
- ハードディスクが物理的に破損している、またはSATAケーブルが故障している。
- BIOSに問題がある。別のパソコンにドライブを接続することで診断できます。
- RAM(メモリ)など、その他の物理コンポーネントが破損している。
作業を始める前に、パソコンの基本的な扱いに慣れていることを確認してください。経験がない方は、BIOS操作を単独で行わないよう注意してください。
対処法1:SATAモードの変更
SATAモードは、ハードディスクがコンピュータとどのように通信するかを決定する設定です。IDEは最もシンプルなモードで、ハードディスクがパラレルATAとして動作します。一方、AHCI(AHCI:Advanced Host Controller Interface)はホットスワップなどの高度な機能を利用できるモードです。ここではSATAモードを変更して、ハードディスクが認識されるかどうかを確認してみましょう。
- 正しいキー(F1、F2、F3など)を押してBIOS画面に入ります。
- BIOS設定画面内の「Storage Configuration」に移動し、設定をIDEとAHCIの間で切り替えます。元々IDEになっていた場合はAHCIへ、その逆の場合も同様に変更してください。

- 変更を保存したら、パソコンを正常に再起動し、エラーが表示されずにOSへアクセスできるか確認します。
対処法2:ハードディスクの不良セクター/フラグメントをチェックする
SATAモードの変更で問題が解決しない場合は、設定をデフォルトに戻したうえで、ハードディスクに不良セクターやフラグメントが存在しないか確認してみましょう。不良セクターは、物理的な損傷や長期間の使用によって発生することが多く、新品のハードディスクでも稀に異常が起こることがあります。以下の手順で、回復環境からハードディスクをチェックしてください。
- パソコンを再起動し、起動時にF11キーを押して回復環境に入ります。次に「トラブルシューティング(Troubleshoot)」を選択します。

- 表示されたオプション一覧から「詳細オプション(Advanced)」をクリックし、「コマンドプロンプト(Command Prompt)」を選択します。
- コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行します。Windowsが別のドライブにインストールされている場合は、「C」を該当するドライブ名に置き換えてください。
chkdsk C: /r /x chkdsk C: /f
chkdskの処理には時間がかかる場合があります。プロセスが完了するまで辛抱強くお待ちください。環境によっては12〜14時間、あるいは1日近くかかることもあります。
ハードディスクの診断が完了し、不良セクターが修復されたら、パソコンを再起動して再度起動を試みてください。
対処法3:別のパソコンでハードディスクを確認する
上記の2つの対処法でもエラーが解消しない場合は、ハードディスクが別のパソコンで正常に動作するかを確認しましょう。動作しなければ、ハードディスク自体に問題があることを意味します。逆に正常に動作すれば、原因をBIOSに絞り込むことができます。その場合は、次の対処法でBIOSをデフォルト設定に戻してみてください。

ハードディスクを別のパソコンに接続し、OSが正常に起動するか確認します。このとき、必ず正しいブートデバイスを選択してください(既存のドライブを一時的に取り外しておくのが確実です)。あわせてSATAケーブルの状態も確認しましょう。ケーブルの接触不良は、ハードディスクが読み取れなくなる最も多い原因の一つです。
ハードディスクが他のパソコンでも動作しない場合は、物理的な損傷の可能性が高くなります。その場合は、対処法5に従ってハードウェアの問題を確認してください。正常に動作する場合は原因がBIOSにあると絞り込めるため、次の対処法でリセットを行いましょう。
対処法4:BIOSをデフォルト設定に戻す
ハードディスクが別のパソコンで問題なく認識・起動できた場合は、お使いのパソコンのBIOS設定に問題がある可能性が高いといえます。BIOSのリセットまたはアップデートを試して、症状が改善するか確認してみましょう。

注意:BIOSの更新や初期化は非常に重要度の高い操作です。内容を十分に理解したうえで実施してください。自信がない場合は、無理をせず経験者や専門家に相談することをおすすめします。
お使いのPCメーカーの公式サイトにアクセスし、掲載されている手順に従って作業を進めてください。当サイトでも、BIOSの初期化方法やアップグレード手順について詳しく解説していますので、参考にしてください。
対処法5:その他のハードウェアコンポーネントを確認する
これまでのすべての方法で解決しない場合は、ハードディスクを犯人と断定する前に、パソコンの他のハードウェアも確認しましょう。実際に、RAM(メモリ)が原因だったという報告例も複数あります。RAMが破損または不良になると、当然ながらパソコンは何も読み込めなくなります。

パソコンに複数のRAMモジュールが搭載されている場合は、1枚ずつ取り外しながら動作を確認してください。これにより、原因がRAMにあるのかハードディスクにあるのかを切り分けることができます。さらに、SATAコネクタや電源ユニットの状態も併せてチェックしてください。それでも問題を特定・修復できない場合は、ハードディスクの物理的な損傷について専門業者に診断してもらうのが最善の選択となります。
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