【解決法】「PCで問題が発生したため、再起動する必要があります」エラーの無限ループを修正する方法
ブルースクリーン(BSOD)は、エラーごとに原因が異なるため、PCユーザーにとって悪夢のような存在です。しかも、BSODは突然発生することが多く、数時間かけて行っていた作業の進捗を失ってしまうことも少なくありません。

さらに厄介なのは、「PCで問題が発生したため、再起動する必要があります」というエラーメッセージとともに、BSODが無限ループのように繰り返し表示されるケースです。この記事では、実際に効果のある解決策を厳選してまとめました。以下の方法のいずれかが必ずお役に立つはずです。
「PCで問題が発生し、再起動する必要があります」ループの原因は?
BSODの原因は非常に多岐にわたり、同じエラーメッセージでも、コンピュータによって異なる解決策が必要になることがあります。特に、BSODがループ状態になり、通常どおりPCにアクセスできない場合は、ログイン画面すら表示されないため、実行できる対処法が大きく制限されてしまいます。
主な原因としては、レジストリの破損、システムファイルの破損、ドライバーの破損などが挙げられます。これらのエラーは解決が難しく、Windowsの修復インストール(個人ファイルは保持)を行うか、エラー発生前に行ったレジストリの変更を元に戻すことが唯一の手段となる場合もあります。
ただし、作業を始める前に、すべてのHDD/SSDがPCに正しく接続されていること、およびドライブ自体に異常がないことを必ず確認してください。確認ができたら、以下の解決策に進みましょう。
解決策1:修復インストールを実行する
この方法は、起動可能なWindows 10メディアを作成して修復インストールを実行するため、やや手間がかかるように感じるかもしれません。しかし、個人ファイルを一切失うことなく問題を解決できるため、実際に多くのユーザーがこの方法でBSODループを解消しています。なお、この方法に進む前に、まず「スタートアップ修復」を試してみるのもおすすめです。
- Microsoftの公式サイトからメディア作成ツール(Media Creation Tool)をダウンロードします。ダウンロードしたファイルを開き、利用規約に同意します。
- 初期画面で「別のPCのインストール メディアを作成する(USBフラッシュ ドライブ、DVD、またはISOファイル)」を選択します。

- 起動可能ドライブの言語やアーキテクチャなどの設定は、使用中のPCの設定に基づいて自動的に選択されますが、別のPCで作成する場合(たいていはそうなるはずです)は、「このPCにおすすめのオプションを使う」のチェックを外して、対象のPCに合った正しい設定を選択してください。
- 「次へ」をクリックし、USBとDVDのどちらを使用するか尋ねられたら、イメージを保存したいデバイスに応じて選択します。

- 「次へ」をクリックし、PCに接続されているストレージメディアの一覧から、使用するUSBドライブまたはDVDドライブを選択します。
- 「次へ」をクリックすると、メディア作成ツールがインストールメディアの作成に必要なファイルのダウンロードを開始します。
回復メディアの準備ができたら、そのドライブからPCを起動し、実際に起動の問題を解決していきましょう。
- 作成した(または既にお持ちの)インストールドライブを挿入し、PCを起動します。最初の画面は、インストールされているOSによって異なります。
- Windowsセットアップが開き、言語や日付・時刻の設定を求められます。正しく入力し、ウィンドウ下部にある「コンピューターを修復する」を選択します。

- 「オプションの選択」画面が表示されるので、「トラブルシューティング」>>「このPCを初期状態に戻す」へ進みます。この操作では個人ファイルは保持されますが、インストール済みのアプリは削除される点に注意してください。画面の指示に従って処理が完了するのを待ち、BSODのループが解消されたかどうかを確認しましょう。
解決策2:レジストリへの最近の変更を元に戻す
レジストリの誤った設定も、システム障害の大きな原因となります。PCにまったくアクセスできない状態では直接修正することはほぼ不可能です。そこで、解決策1で作成した回復メディアを使ってコマンドプロンプトにアクセスし、レジストリへの変更を元に戻します。
- 作成した(または既にお持ちの)インストールドライブを挿入し、PCを起動します。最初の画面は、インストールされているOSによって異なります。
- Windowsセットアップが開き、言語や日付・時刻の設定を求められます。正しく入力し、ウィンドウ下部にある「コンピューターを修復する」を選択します。

- 「オプションの選択」画面が表示されたら、「トラブルシューティング」>>「詳細オプション」>>「コマンドプロンプト」へ進みます。続行するには管理者アカウントを選択してください。

- 以下のコマンドを入力して、ハードドライブ上のSystem32フォルダへ移動します:
CD Windows\System32
- 次の2つのコマンドを使用して、configフォルダに移動し、フォルダ内のファイルとサブフォルダを一覧表示します。
CD config DIR
- RegBackという名前のフォルダが見つかるかどうかを確認します。比較的新しい日付で表示されているはずです。見つかったら、以下の2つのコマンドを入力して、そのフォルダへ移動し、内容を一覧表示します。
CD RegBack DIR
- 表示されるファイルの一覧には、DEFAULT、SAM、SECURITY、SOFTWARE、SYSTEMの5つの基本ファイルが含まれているはずです。サイズが0と表示されていても心配いりません。

- これらのファイルは、レジストリへの変更を元に戻すために置き換える必要がある重要なファイルです。先ほど参照したconfigフォルダの中にも、同じ名前のファイルがあるはずです。
- configフォルダ内のファイルは現在使用中のものであり、RegBack側のファイルはそのバックアップです。入れ替えは、以下のコマンドセットを実行することでのみ可能です。

- このコマンドはconfigフォルダに戻り、現在のすべてのファイルを新しい名前に変更して、使用されないようにします。この方法を成功させるには、コマンドを1つも飛ばさないよう注意してください。
CD.. REN DEFAULT DEFAULT1 REN SAM SAM1 REN SECURITY SECURITY1 REN SOFTWARE SOFTWARE1 REN SYSTEM SYSTEM1
- 最後のコマンドセットは、RegBackフォルダからconfigフォルダへバックアップファイルをコピーし、破損したレジストリを、PCを正常に起動できる古いファイルで置き換えます。
CD RegBack COPY * C:\WINDOWS\System32\config
- 「5個のファイルがコピーされました」というメッセージが表示されるはずです。「トラブルシューティング」メニューに戻り、PCの電源を切る操作を選択します。再起動後は、通常どおりPCにアクセスできるようになっているはずです。
注意:それでも問題が解決しない場合は、セーフモードでPCを起動し、正常に起動するかどうかを確認してください。正常に起動する場合は、最近インストールしたアプリケーションをアンインストールし、最近オーバークロックを行った場合はクロックを元に戻してみてください。その後も問題が続く場合は、残された最後の手段として、BIOSのアップデートまたはWindowsのクリーンインストールを検討しましょう。
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