「WindowsがProfSvcサービスに接続できません」エラーの対処法を解説
ログイン画面でパソコンにサインインしようとした際、「WindowsがProfSvcサービスに接続できません(Windows could not connect to the ProfSvc service)」というエラーメッセージが表示されることがあります。このエラーは、ユーザーのサインインを担当する「プロファイルサービス」にWindowsが接続できないことを意味しており、結果としてログイン自体ができなくなってしまいます。
このエラーは日常的に発生するものではありませんが、ユーザープロファイルの破損やシステムファイルの欠損などが主な原因です。手軽な回避策は用意されておらず、通常の対処法で解決しない場合は、システムの復元やクリーンインストールが必要になることもあります。
「WindowsがProfSvcサービスに接続できません」エラーの原因
前述のとおり、このエラーはWindowsがプロファイルサービスに接続できず、サインインが妨げられているときに発生します。考えられる主な原因は以下の2つです。
- システムファイルの破損: システムファイルが壊れていたり、必要なモジュールが欠けていたりすると、プロファイルを正しく読み込めなくなります。
- プロファイルの破損: Windowsではユーザープロファイルが破損することがあり、その影響でサインインできなくなるケースがあります。
以下の対処法では、まず組み込みの管理者アカウントを使ってパソコンへのアクセス回復を目指します。それでも解決しない場合は、システムを以前の状態に復元する流れになります。
対処法1:組み込みAdministratorアカウントを有効化する
すべてのWindowsには、通常は無効化されている「Administrator」という組み込みの管理者アカウントが存在します。これはまさにこうしたトラブルに対処するために用意されているものです。このアカウントを有効化し、新しいユーザープロファイルを作成しましょう。プロファイルを作成すれば、既存のデータも簡単に引き継げます。
- Windowsの起動可能なメディア(USBメモリやDVD)をパソコンに挿入し、そこから起動します。画面左下にある[コンピュータを修復する]をクリックしてください。起動可能なメディアを用意できない場合は、コマンドプロンプト付きのセーフモードで起動し、そこから同じ操作を行うこともできます。
- 回復環境に入ったら、[トラブルシューティング] > [詳細オプション] > [コマンドプロンプト]の順に選択します。
- コマンドプロンプトが開いたら、次のコマンドを実行します。
net user administrator /active:yes
- パソコンを再起動し、今度は有効化した管理者アカウントでサインインします。その後、新しいユーザープロファイルを作成し、エクスプローラーを使って旧プロファイルからデータを移行しましょう。データ移行が完了したら、破損したアカウントは削除しても問題ありません。
対処法2:システムの復元を実行する
組み込みの管理者アカウントを有効化できない場合や、新しいアカウントの作成に失敗する場合は、システムの復元を試みてください。システムの復元を行うと、Windowsを過去のある時点(Windows Updateの適用時など、大きな変更が加えられた直前)まで巻き戻せます。復元ポイントは、定期的、または更新プログラムのインストール時に自動的に作成されます。
- 起動可能なメディアをパソコンに挿入し、そこから起動します(起動メディアの作成方法は、「起動可能なDVDまたはUSBの作り方」などの解説記事を参照してください)。パソコン本体の回復環境に直接アクセスできる場合は、手順3へ進んでください。
- メディアから起動したら、表示される[コンピュータを修復する]を選択します。
- 続いて、[トラブルシューティング] > [システムの復元]の順にクリックします。
- 復元ポイントの一覧が表示されるので、システムが正常に動作していたと思われる日時のポイントを選択し、変更を保存します。
対処法3:Windowsを新規インストールする
上記のどの方法でも問題が解決しない場合は、Windowsの新規インストールに切り替えましょう。この段階で、復元ポイントからの回復や新しい管理者アカウントの作成といったアクセス手段は使い果たしたことになります。
RufusやWindowsメディア作成ツールを使えば、起動可能なWindowsインストールメディアを簡単に作成できます。Windows 10の具体的なインストール手順については、専門の解説記事を参考にしてください。なお、新規インストールを行うとドライブ内のデータが消去される可能性があるため、作業前に重要なデータのバックアップを必ず取っておきましょう。
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