【解決】Windowsがシステムイベント通知サービスに接続できないエラーの対処法
Windowsにログインしようとした際に、「Windowsがシステムイベント通知サービスに接続できません(Windows Could Not Connect to the System Event Notification Service)」というエラーが表示されるという報告が多数寄せられています。この問題は、特にWindows VistaやWindows 7で発生しやすいことが知られています。

また、管理者アカウントではログインできるものの、タスクバーから別のエラーが表示されてしまうケースもあるようです。

エラーの原因は何?
さまざまなユーザーの報告と解決事例を調査した結果、このエラーを引き起こす可能性のある要因として、以下のものが考えられます。
- SENSサービスの破損 – 古いWindowsバージョン(Windows 7、Vista、XP)では、不適切なシャットダウンの積み重ねによってサービスが破損することがあります。サービスが破損すると、WindowsはSENSローカルサーバーに接続できなくなります。
- Windowsフォントキャッシュサービスの不具合 – Windows 7でよく知られている不具合です。多くのサービスがフォントキャッシュサービスに依存しているため、このサービスが停止・不安定になると各所で不具合が発生します。この場合は、サービスを再起動するだけで簡単に解決できます。
- Windowsアップデート(KB2952664)による問題 – この特定のアップデートが、Windows 7やVistaのSENSコンポーネントを壊す可能性があるようです。アンインストールすることで解決できたユーザーもいます。
- Symantec Endpoint Protectionによる干渉 – セキュリティソフトを再インストールまたは最新版へ更新したところ、問題が解決したという報告があります。
- DHCPクライアントサービスの無効化 – DHCPクライアントサービスが無効だと、WindowsはIPアドレスやDNSレコードの登録・更新ができず、SENSサービスの動作にも支障が出ます。
この問題でお困りの方のために、実際に効果が確認されたトラブルシューティング手順を以下にまとめました。最善の結果を得るためには、問題が解決するまで上から順番に試していきましょう。
方法1:Windowsフォントキャッシュサービスを再起動する
フォントキャッシュサービスはSENSサービスと密接に連携して動作しています。このサービスがクラッシュしたり不安定な状態になったりすると、システム全体の不安定さにつながり、SENSサービスにも影響を及ぼすことがあります。まずは、Windowsフォントキャッシュサービスを再起動してみましょう。
- Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開き、「services.msc」と入力してEnterキーを押します。「サービス」画面が開きます。

- サービス一覧を下にスクロールし、Windows Font Cache Service(Windowsフォントキャッシュサービス)を探してダブルクリックします。

- プロパティ画面の「全般」タブを開き、サービスの状態が「実行中」の場合は「停止」ボタンを押して数秒待ちます。
- 次に「開始」ボタンを押してサービスを再起動し、処理が完了するまで待ちます。

- その後、SENSサービスに再度アクセスできるかどうかを確認してください。
それでもエラーが表示される場合は、次の方法に進んでください。
方法2:管理者権限のコマンドプロンプトでレジストリを修正する
不適切なWindowsアップデートや強制シャットダウンが原因の場合、レジストリキーの値が変更されていることが背景にある可能性があります。レジストリを既定値に戻すことで解決したという報告が多数あります。ここでは、コマンドを実行するだけで変更を適用できる方法をご紹介します。
注意:この方法はWindows 7でのみ動作が確認されています。
- Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開き、「cmd」と入力して Ctrl + Shift + Enter を押します。UAC(ユーザーアカウント制御)のダイアログが表示されたら、「はい」をクリックして管理者権限を付与します。

- 管理者権限のコマンドプロンプトに以下のコマンドを貼り付けてEnterキーを押すと、レジストリキーが既定値に変更されます。
REG ADD "HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Windows" /v LoadAppInit_DLLs /t REG_DWORD /d 00000000 /f REG ADD "HKLM\SOFTWARE\Wow6432Node\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Windows" /v LoadAppInit_DLLs /t REG_DWORD /d 00000000 /f
- コマンドが正常に完了したら、PCを再起動して問題が解決したかどうかを確認します。
それでも同じエラーが表示される場合は、次の方法に進んでください。
方法3:DHCPサービスを有効にして自動起動に設定する
DHCPクライアントサービスが停止しており、スタートアップの種類が「手動」になっていたことが原因だったケースもあります。以下の手順で、DHCPサービスの状態を確認しましょう。
- Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開き、「services.msc」と入力してEnterキーを押します。

- サービス一覧からDHCP Client(DHCPクライアント)を探してダブルクリックします。

- プロパティ画面の「全般」タブで、サービスの状態が「実行中」になっていることを確認します。なっていない場合は「開始」ボタンをクリックします。さらに、スタートアップの種類を「自動」に設定して「適用」をクリックします。

- PCを再起動して、問題が解決したかどうかを確認します。
それでもエラーが解消しない場合は、次の方法に進んでください。
方法4:Symantec Endpoint Protectionを最新版に更新する(該当する場合)
Symantec Endpoint Protectionを使用している場合は、クライアントを最新バージョンに更新することをおすすめします。同ソフトを使っていてこの問題に遭遇したユーザーの間では、最新ビルドへアップグレードした、または再インストールしたところ問題が解決したという報告が複数あります。
該当する場合は、まずSymantec Endpoint Protectionをアンインストールしてエラーが消えるかどうかを確認してみてください。エラーが消えるようであれば、最新版をインストールし直して問題が解決するかチェックしましょう。
方法5:ネットワーク設定をリセットする
ネットワーク設定に競合が発生している場合は、リセットが必要です。以下の手順でネットワーク構成をリセットできます。
- 検索バーで「コマンドプロンプト」を検索します。
- 右クリックして「管理者として実行」を選択します。
- 以下のコマンドを1つずつ入力して実行します。
ipconfig /flushdns ipconfig /release ipconfig /renew netsh winsock reset netsh int ip reset
- PCを再起動して、問題が解決したかどうかを確認します。
方法6:システムイベント通知サービスを修復する
上記のどの方法でも解決しない場合は、サードパーティ製プログラムや最適化ツールによってサービスが無効化されている可能性があります。その場合は、以下の手順を試してください。
- コマンドプロンプトを管理者として実行します。
- 以下のコマンドを1つずつ入力して実行します。
sc config SENS start= auto sc start SENS
- PCを再起動して、問題が解決したかどうかを確認します。
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