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【Windows 10】Microsoft Storeのエラーコード「0x80D02017」を解決する5つの方法

Windows 10でMicrosoft Store(旧Windowsストア)からアプリをインストールしようとした際に、エラーコード「0x80D02017」が表示されるケースが多数報告されています。ゲームでも通常のアプリでも発生しており、初めてインストールするタイトルでのみ問題が起きるユーザーもいれば、以前は正常に動作していたアプリで突然発生するユーザーもいます。多くの場合、この問題はWindows Updateを適用した直後から発生し始めたと考えられています。

エラーコード0x80D02017の主な原因

本記事では、多数のユーザーレポートと、実際に問題の解決に成功した修復手順をもとに原因を調査しました。その結果、このエラーにはいくつかの潜在的な原因があることが判明しています。

  • Windowsストアの一時的な不具合 – 組み込みアプリの更新処理中に、このエラーコードが表示される比較的よくある不具合があります。該当する場合は、標準搭載の「Windows ストア アプリ」トラブルシューティングツールを実行するだけで短時間で解決できる可能性があります。
  • 不良なWindows Update – 不具合のあるWindows Updateによってストア側に問題が持ち込まれた可能性もあります。特にCreators Update未適用のWindows 10環境でよく見られます。この場合は、管理者権限のPowerShellでストアアプリをリセットすることで解決できます。
  • サードパーティ製ファイアウォールの干渉 – VPN・プロキシクライアントやサードパーティ製ファイアウォールを使用している場合、それらがストアによるアプリのダウンロードや起動を妨げていることがあります。接続がWindowsインストールエージェントに信頼されていない状態です。競合の原因となっているサードパーティ製ソフトをアンインストールすれば解決します。
  • IPv6と動的IPの競合 – Windows 10には、動的IP構成の使用時に複数のIPv6接続を維持する処理に関する問題があります。該当する場合は、ネットワーク接続の設定からIPv6を無効化することで問題を回避できます。
  • SoftwareDistributionフォルダの破損 – SoftwareDistributionフォルダ内の何らかの破損も原因になり得ます。管理者権限のコマンドプロンプトでフォルダをリセットすることで解決できます。

同じエラーメッセージでお困りの方に向けて、本記事では問題を解消するための複数のトラブルシューティング手順を紹介します。以下に、同様の状況でエラーコード0x80D02017の解決に成功したユーザーが実際に使った対処法をまとめました。

効率よく進めるため、効果と重要度の高い順に並べています。記載されている順番に試すことをおすすめします。どの原因が該当する場合でも、最終的には問題を回避してアプリを正常に使えるようになる方法に行き着くはずです。

それでは始めましょう。

方法1:Windowsアプリのトラブルシューティングツールを実行する

時間のかかる対処を試す前に、まずはWindowsの自動修復機能で解決できないか確認しましょう。最近のWindowsバージョンには、従来のトラブルシューティングツールの強化版が搭載されており、各種コンポーネントの不整合を自動的にスキャンし、適切な修復を自動適用してくれます。

エラーコード0x80D02017の原因がトラブルシューティングツールの修復対象に含まれていれば、ツールを実行するだけで自動的に解決できます。

以下の手順でトラブルシューティングツールを実行してください。

  1. Windowsキー + Rを押して「ファイル名を指定して実行」を開き、「control.exe /name Microsoft.Troubleshooting」と入力してEnterを押します。
    補足:Windows 10では、代わりに「ms-settings:troubleshoot」コマンドも利用できます。
  2. 他の問題を検出して修正する」セクションへ移動し、「Windows ストア アプリ」を選択して「トラブルシューティングツールの実行」をクリックします。
  3. ツールが起動したら、最初のスキャンが完了するのを待ち、画面の指示に従って、検出された問題の種類に応じた推奨修復を適用します。
  4. 修復が完了したらPCを再起動し、次回起動後に問題が解決したかどうかを確認します。

同じ0x80D02017エラーがまだ発生する場合は、次の方法に進んでください。

方法2:PowerShellでWindowsストアアプリをリセットする

ストア関連ファイルの破損が原因の場合、PowerShellコマンドでストアパッケージ全体を再登録すると非常に効果的です。

一部のユーザー設定が失われる可能性がありますが、PowerShellから実行できる最も迅速かつ効果的な修復方法のひとつです。実際に、この手順と再起動だけで問題が解決したという報告が複数あります。

以下の手順でWindowsストアアプリをリセットしてください。

  1. Windowsキー + Rを押して「ファイル名を指定して実行」を開き、「powershell」と入力してCtrl + Shift + Enterを押し、管理者権限のPowerShellを起動します。UAC(ユーザーアカウント制御)が表示されたら「はい」をクリックして管理者権限を付与します。
  2. 管理者PowerShellで、次のコマンドを入力または貼り付けて実行します。
    Get-AppXPackage *WindowsStore* -AllUsers | Foreach {Add-AppxPackage -DisableDevelopmentMode -Register "$($_.InstallLocation)\AppXManifest.xml"}
  3. 処理が完了したらPCを再起動し、次回システム起動時に問題が解決しているか確認します。

ストア経由でアプリのダウンロードや起動を試みても同じ問題が続く場合は、次の方法に進んでください。

方法3:サードパーティ製ファイアウォールまたはVPNをアンインストールする

VPNやサードパーティ製ファイアウォールは、ストアによる新しいアプリのダウンロードや起動を妨げる可能性があります。これは、プライベートな接続がWindowsインストールエージェントに信頼されておらず、セキュリティ機能によって処理が停止されるためです。

該当する場合は、使用中のプロキシサーバー、サードパーティ製ファイアウォール、VPNクライアントをアンインストールすることで解決できます。これによりインストールエージェントが接続を信頼するようになり、アプリが問題なく開けるようになるはずです。

以下の手順でアンインストールを行ってください。

  1. Windowsキー + Rを押して「ファイル名を指定して実行」を開き、「appwiz.cpl」と入力してEnterを押し、「プログラムと機能」を開きます。
  2. インストール済みアプリの一覧をスクロールし、サードパーティ製ファイアウォールまたはVPNクライアントを見つけます。右クリックして、コンテキストメニューから「アンインストール」を選択します。
  3. 画面の指示に従ってVPN/ファイアウォールツールのアンインストールを完了させます。アンインストール後、PCを再起動して問題が解決したか確認します。

同じ0x80D02017エラーがまだ発生する場合や、この方法が当てはまらない場合は、次の方法に進んでください。

方法4:IPv6サポートを無効にする

この方法は、IPv6を使用する他のアプリケーションとの間に新たな非互換性が生じる可能性がありますが、0x80D02017エラーを解決する最も効果的な方法のひとつです。

なぜIPv6の無効化で問題が解決するのかについて公式な説明はありませんが、動的IP構成の使用時にストアが不具合を起こす可能性があるためではないかと推測されています。

この手順ではダウンロード・アップロード速度が一時的に低下する可能性がありますが、通信負荷はIPv4プロトコルに引き継がれます。以下の手順でIPv6を無効化してください。

  1. Windowsキー + Rを押して「ファイル名を指定して実行」を開き、「ncpa.cpl」と入力してEnterを押し、「ネットワーク接続」を開きます。
  2. 現在使用中のネットワーク接続を右クリックし、コンテキストメニューから「プロパティ」を選択します。
  3. 接続中のネットワークの「プロパティ」画面で、「ネットワーク」タブが選択されていることを確認します。
  4. 項目一覧を下にスクロールして「インターネット プロトコル バージョン 6 (TCP/IPv6)」を見つけ、チェックボックスをオフにして「OK」をクリックし、変更を保存します。
  5. IPv6を無効化したらPCを再起動し、起動完了後に、以前エラーを引き起こしていた操作をもう一度実行してみてください。

同じ問題がまだ発生する場合や、インターネットプロトコルを無効化したくない場合は、次の方法に進んでください。

方法5:SoftwareDistributionフォルダをリセットする

この問題は、SoftwareDistributionフォルダの破損が原因で発生することもあります。同様の状況にあった複数のユーザーが、フォルダのリセット後に問題が解決したと報告しています。

ただし、以下の手順に進む前に、必ずPCをインターネットから切断してください。Wi-Fiをオフにするか、有線接続を物理的に取り外します。これを怠ると、Windows 10が「一部のファイルを変更できません」と通知し、コマンドが失敗します。

インターネット接続を無効にしたら、以下の手順でSoftwareDistributionフォルダをリセットします。

  1. Windowsキー + Rを押して「ファイル名を指定して実行」を開き、「cmd」と入力してCtrl + Shift + Enterを押し、管理者権限のコマンドプロンプトを起動します。UAC(ユーザーアカウント制御)が表示されたら「はい」をクリックして管理者権限を付与します。
  2. 管理者コマンドプロンプトで、以下のコマンドを順番に入力し、それぞれ入力後にEnterを押します。
    net stop cryptSvc
    net stop bits
    net stop msiserver
    ren C:\Windows\SoftwareDistribution SoftwareDistribution.old
    rmdir C:\Windows\SoftwareDistribution\DataStore
    rmdir C:\Windows\SoftwareDistribution\Download
    net start cryptSvc
    net start bits
    net start msiserver
  3. すべてのコマンドが正常に処理されたら、管理者コマンドプロンプトを閉じ、以前0x80D02017エラーを引き起こしていた操作をもう一度実行して、問題が解決したか確認します。
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