Microsoft Teamsが勝手に再インストールされる問題を解決する方法
Microsoft Teamsは、Skype for Businessの後継としてMicrosoftが提供するビジネス向けコミュニケーション・コラボレーションプラットフォームです。Skype for Businessは2021年7月31日をもってサービス終了が決定しており、これに先立って、同ツールを利用していた企業や組織はすでにTeamsへの移行を進めています。

Microsoft Teamsへのアップグレード自体は非常にシンプルで使いやすい手順ですが、Teamsをアンインストールするのはそう簡単ではないようです。多くのユーザーから「従来の方法でTeamsを削除しても、PCにログオンするたびに勝手に再インストールされてしまう」という声が寄せられています。これは実は、前世代のSkype for Businessでも見られた同じ問題です。
Teamsが再インストールされ続ける2つの原因
- Microsoft Teams管理センターで「Download the Teams app in the background for Skype for Business users」が有効になっている:このオプションが有効な場合、ネットワーク上のPCからTeamsをアンインストールしても、ユーザーがSkype for Businessクライアントにサインインすると、通知なしに自動的に再ダウンロード・再インストールされます。
- Teams本体だけを削除し、「Teams Machine-Wide Installer」が残っている:Teamsを完全に取り除くには、Microsoft Teamsクライアントだけでなく、Teams Machine-Wide Installerも見つけてアンインストールする必要があります。このインストーラーがPCに残っている限り、気づかないうちにTeamsが何度でも再インストールされ続けます。
Microsoft Teamsを完全にアンインストールし、再インストールを防ぐ方法
頑固なサードパーティ製アプリの削除にはさまざまな方法がありますが、Teamsのように毎回自己修復的に再インストールされるケースは少し特殊です。原因は特定の設定または常駐プログラムにあるため、その根本原因に対処すれば問題は解決します。
方法1:Microsoft Teams管理センターでバックグラウンドダウンロードを無効化する
職場のMicrosoft Teams管理センターで「Download the Teams app in the background for Skype for Business users」オプションが有効になっている限り、何度アンインストールしても、職場内のすべてのPCにTeamsが自動的に再インストールされます。唯一の解決策は、管理センターでこのオプションを無効にすることです。管理者権限をお持ちでない場合は、権限を持つ担当者に依頼して無効化してもらいましょう。手順は以下の通りです。
- 対応しているWebブラウザーでMicrosoft Teams管理センターにアクセスします。
- 管理者アカウントでサインインします。

- 画面左側のナビゲーションペインで[組織全体の設定]>[Teams のアップグレード]をクリックします。
- [Teams のアップグレード]ページで、「Download the Teams app in the background for Skype for Business users」オプションを見つけて無効にします。
- [保存]をクリックして変更を確定します。
オプションを無効化したら、変更が職場内のすべてのPCに同期されるまでしばらく待ちます。同期が完了すれば、Teamsをアンインストールしても再インストールされなくなるはずです。
方法2:「アプリと機能」からすべてのTeamsコンポーネントをアンインストールする
Windows 10でこの問題が発生している場合は、設定アプリからすべてのTeamsコンポーネントをアンインストールできます。手順は以下の通りです。
- スタートメニューを開きます。
- [設定]をクリックします。

- [アプリ]をクリックします。
- 左側のペインで[アプリと機能]をクリックします。
- 右側のペイン上部の検索バーに「teams」と入力します。
- 検索結果から[Teams Machine-Wide Installer]を選択します。

- プログラム一覧の下にある[アンインストール]をクリックします。
- 画面の指示に従ってTeams Machine-Wide Installerをアンインストールします。
- インストーラーの削除が完了し、[アプリと機能]画面に戻ったら、今度は一覧から[Microsoft Teams]を選択します。
- [アンインストール]をクリックします。
- 画面の指示に従ってMicrosoft Teamsクライアントをアンインストールします。
方法3:「プログラムの追加と削除」からすべてのTeamsコンポーネントをアンインストールする
Windows 10以外のバージョンを使用している場合や、従来の方法で作業したい場合は、Windows標準の「プログラムの追加と削除」ユーティリティを使ってTeamsを完全に削除できます。手順は以下の通りです。
- Windowsロゴキー+Rキーを押して[ファイル名を指定して実行]ダイアログを開きます。

- ダイアログにappwiz.cplと入力してEnterキーを押すと、「プログラムの追加と削除」が起動します。

- 画面右上の検索ボックスに「teams」と入力します。
- 検索結果から[Teams Machine-Wide Installer]を選択します。
- [アンインストール]をクリックします。

- 画面の指示に従ってTeams Machine-Wide Installerをアンインストールします。
- インストーラーの削除が完了したら、検索結果から[Microsoft Teams]を選択します。
- [アンインストール]をクリックします。

- 画面の指示に従ってMicrosoft Teamsクライアントをアンインストールします。
設定アプリからでも「プログラムの追加と削除」からでも、まずTeams Machine-Wide Installerを削除してからMicrosoft Teamsクライアント本体をアンインストールすれば、問題は解決します。以降、PCを起動してもTeamsが勝手に再インストールされることはありません。なお、Skype for Businessの場合と同様に、Microsoft Office全体をアンインストールすると、Teamsも自動的かつ恒久的に削除されます。通常はかなり極端な手段ですが、他の方法がすべて失敗した場合の最終手段として検討する価値は十分にあります。
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