Googleドキュメントで上付き文字ができない・ショートカットが効かないときの直し方
Googleドキュメントで上付き文字(特にキーボードショートカット)が機能しない場合、ブラウザが古いバージョンであることが主な原因として考えられます。また、競合するブラウザ拡張機能や、破損したCookie・キャッシュも、このエラーを引き起こすことがあります。
多くのユーザーは、キーボードショートカットを使ってテキストを上付き文字に変換しようとした際にこの問題に遭遇します。この問題は、Windows、Mac、Linuxといった主要なOSや、Chrome、Safari、Firefox、Edgeなどの主要なブラウザのほぼすべてで報告されています。

トラブルシューティングを始める前に、まずデバイスを再起動して一時的な不具合を排除しておきましょう。学校や企業など管理されたデバイスやアカウントを使用している場合は、組織のIT管理者に相談してください。
さらに、正しいショートカットキーを使っているかどうかも確認が必要です。正しくは、Ctrl(MacではCommand)キーと「.(ピリオド)」キーを同時に押す操作です(「Ctrl」と「+」を押していたユーザーもいました)。なお、このショートカットはすべての言語やキーボードレイアウトで動作するとは限らない点に注意してください。Chrome以外のブラウザで問題が起きている場合は、Fnキー+Command/Ctrlキー+ピリオドキーの組み合わせも試してみてください。
解決策1:ブラウザを最新バージョンに更新する
ほとんどのブラウザは、技術の進歩に対応した新機能の追加や既知のバグ修正のために、定期的にアップデートされています。古いバージョンのブラウザを使い続けると、ブラウザとGoogleドキュメントの間に互換性の問題が生じ、今回のようなエラーが発生することがあります。ブラウザを最新版に更新することで問題が解決する可能性があります。ここではGoogle Chromeを例に説明しますので、他のブラウザをお使いの方はそれぞれの手順に従ってください。
- Chromeを起動し、ウィンドウ右上の縦3点アイコン(⋮)をクリックしてメニューを開きます。表示されたメニューから「設定」を選択します。

- 左側のメニューから「Chromeについて」をクリックすると、自動的に最新版へのアップデートが始まります。

- アップデート完了後、「再起動」ボタンをクリックし、問題が解決したかどうかを確認します。
解決策2:問題のあるブラウザ拡張機能を無効化・削除する
拡張機能はブラウザの機能を強化するために広く利用されており、主要なブラウザのほとんどが対応しています。しかし、拡張機能がGoogleドキュメントの動作に干渉すると、本問題が発生することがあります。特に、Googleドキュメントが上付き文字に使うのと同じショートカットキー(Cmd/Ctrl+ピリオド)を、拡張機能側でも使用しているケースで起こりやすい傾向があります。この場合は、問題のある拡張機能を無効化または削除するか、そのショートカットキーを変更することで解決できる可能性があります。ここではChromeでの手順を説明します。
- Chromeを起動し、右上の縦3点アイコンの横にある拡張機能アイコン(パズルのピース型)をクリックします。表示されたメニューから「拡張機能を管理」を選択します。

- 各拡張機能のスイッチをオフに切り替えて、すべての拡張機能を無効化します。

- Googleドキュメントで上付き文字のショートカットが正常に動作するか確認します。動作するようであれば、拡張機能を1つずつ有効化していき、問題のある拡張機能を特定します。
報告されている事例では、AdBlock拡張機能が原因となることが多いようです。AdBlockの設定でGoogleドキュメントを除外サイトに追加してから、問題が解決するか確認してみてください。

また、以下の手順でAdBlockのデフォルトのショートカットキーを変更することも可能です。
- Chromeを起動し、アドレスバーに次のように入力します。
chrome://extensions/shortcuts
- AdBlockの項目にある「Toggle Pause/Resume of All Sites(全サイトの一時停止/再開の切り替え)」の入力欄で、Googleドキュメントが使用していない別のキーの組み合わせにショートカットを変更します。

それでも問題が解決しない場合は、AdBlock拡張機能を一度削除して再インストールしてみてください。
解決策3:ブラウザのCookieとキャッシュを削除する
主要なブラウザのほとんどは、ユーザー体験の向上やパフォーマンス改善のためにCookieとキャッシュを活用しています。これらが破損していると、上付き文字(またはそのショートカット)が機能しなくなることがあります。これはよくある現象で、どのような状況でも発生する可能性があります。この場合は、Cookieとキャッシュを削除することで問題が解決するかもしれません。ここではChromeでの削除手順を紹介します。
- Chromeを起動し、ウィンドウ右上の縦3点アイコンをクリックします。メニュー内の「その他のツール」にマウスを合わせ、サブメニューから「閲覧履歴データを消去」をクリックします。

- デバイス上のChromeデータだけを削除し、Googleアカウントにはデータを残したい場合は、画面下部の「ログアウト」をクリックします。
- 期間を「全期間」に設定し、すべてのカテゴリにチェックを入れます。その後「データを消去」をクリックし、処理が完了するまで待ちます。

- Chromeを再起動し、Googleドキュメントが正常に動作するか確認します。
解決策4:ブラウザを初期設定にリセットする
上記のどの解決策でも問題が解決しない場合、最も考えられるのは、ブラウザのカスタマイズされた設定が根本的な原因になっているケースです。この場合、ブラウザを初期設定にリセットすることで問題が解決する可能性があります。ここではChromeの設定をリセットする方法を説明します。他のブラウザをお使いの場合は、それぞれ固有の手順に従ってください。作業の前に、ブラウザや拡張機能に保存されている重要な情報・データのバックアップを取っておくことをおすすめします。
- Chromeを起動し、画面右上の縦3点アイコンをクリックしてメニューを開きます。
- 「設定」をクリックし、左側のメニューで「詳細設定」を展開します。

- 「リセットとクリーンアップ」をクリックし、右側の画面で「設定を元のデフォルト値に戻す」を選択します。

- 内容を確認してリセットを実行し、ブラウザを再起動します。

- 再起動後、上付き文字の問題が解決しているはずです。
上記の解決策をすべて試しても問題が解決しない場合は、キーボードショートカットの代わりにメニュー操作(「形式」>「テキスト」>「上付き文字」)を使って上付き文字を設定し、問題が解決するまでの応急手段としてください。
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