Chromeのスペルチェックが機能しないときの対処法【原因と7つの解決策】
Google Chromeは、Googleが開発したクロスプラットフォーム対応のウェブブラウザです。2008年にMicrosoft Windows向けにリリースされ、その後iOS、Android、Linux、macOS向けにも展開されました。ChromeOSの中核を担う主要コンポーネントでもあり、2019年時点ではブラウザ利用者の約62%が使用するなど、世界で最も利用されているブラウザとして知られています。

しかし近年、Chromeのスペルチェック機能が動作しないという報告が多数寄せられています。本記事では、この問題が発生する主な原因を解説し、問題を完全に解消するための具体的な対処法をご紹介します。
Chromeのスペルチェックが機能しなくなる原因
この問題の原因は一つに特定できず、さまざまな要因が考えられます。主な原因は以下の通りです。
- キャッシュとCookie:アプリケーションは読み込み時間を短縮するためにキャッシュを保存し、サイトはより快適な閲覧体験と高速な接続のためにCookieを保存します。これらが蓄積すると不具合の原因となることがあります。
- 拡張機能:スペルチェックや文法チェック関連の拡張機能がインストールされている場合、Chrome内蔵のスペルチェック機能と競合し、どちらも正常に動作しなくなることがあります。
- マルウェア:パソコンに潜むマルウェアがブラウザの機能に干渉し、特定の機能の使用を妨げている可能性があります。その結果、スペルチェックに問題が生じます。
- スペルチェックの無効化:バグなどの影響で、Chromeのスペルチェック機能が自動的に無効になるケースがあります。機能が有効になっているか必ず確認しましょう。
- 言語設定:スペルチェックの対象言語が英語以外に設定されており、英語のスペルチェックが必要な場合に問題が発生することもあります。
問題の性質について基本的な理解ができたところで、次は具体的な解決策を見ていきましょう。
解決策1:スペルチェック機能が有効になっているか確認する
バグの影響で、スペルチェック機能が自動的に無効化されることがあります。まずは、Chromeでこの機能が有効になっているかを確認しましょう。
- ブラウザで新しいタブを開きます。
- 空のテキストフィールド上で右クリックし、「スペルチェック」を選択します。
- 「テキストフィールドのスペルを確認する」オプションが有効になっていることを確認します。

解決策2:言語設定を確認する
スペルチェック設定で選択されている言語と、実際にスペルチェックを使用したい言語が一致していないと、機能は正しく動作しません。ここでは、正しい言語のスペルチェックが実行されるよう設定を確認します。
- ブラウザで新しいタブを開きます。
- 空のテキストフィールド上で右クリックし、「スペルチェック」にカーソルを合わせて「言語設定」を選択します。

- 言語設定が正しい言語に構成されていることを確認します。
- あわせて、選択した言語に対してスペルチェックが有効になっていることも確認してください。
解決策3:ChromeのキャッシュとCookieを削除する
アプリケーションは読み込み時間を短縮するためにキャッシュを保存し、サイトは快適な閲覧体験のためにCookieを保存します。ここでは、ブラウザに蓄積されたキャッシュとCookieを削除します。
- パソコンでChromeを開き、右上の「その他(⋮)」ボタンをクリックします。

- リストから「その他のツール」を選択し、「閲覧履歴データを削除する」をクリックします。

- 新しいタブが開くので、「詳細設定」タブを選択します。

- 期間を「全期間」に設定し、表示されたすべての項目にチェックを入れます。
- 「データを削除」をクリックします。

解決策4:拡張機能を無効にする
スペルチェックや文法チェック関連の拡張機能がインストールされている場合、内蔵のスペルチェック機能と競合し、どちらも動作しなくなることがあります。ここでは、文章作成に関連する拡張機能をすべて無効にします。
- 右上の「その他(⋮)」アイコンをクリックします。

- 「その他のツール」を選択し、リストから「拡張機能」をクリックします。

- 文章作成や文法チェックに関連する拡張機能をすべてオフにします。

解決策5:シークレットモードを使用する
シークレットモードでは、閲覧履歴の記録やCookieの保存など、Chromeの一部の機能が無効になります。これらの機能がブラウザの特定の要素に干渉して不具合を引き起こすことがあり、スペルチェックもその一つです。ここでは、シークレットモードでブラウジングを試してみましょう。
- ブラウザを開き、新しいタブを開きます。
- キーボードの「Ctrl + Shift + N」を同時に押します。
- シークレットタブが開きます。

- スペルチェック機能が正常に動作するかどうかを確認します。
解決策6:マルウェアをスキャンする
パソコン上のマルウェアがブラウザの機能に干渉し、特定の機能の使用を妨げている可能性があります。ここでは、Chromeに搭載されたクリーンアップ機能を使って、干渉しているアプリケーションやマルウェアがないかを確認します。
- 右上のメニューアイコンをクリックし、「設定」を選択します。

- ページ下部までスクロールし、「詳細設定」をクリックして詳細設定を開きます。

- さらに下にスクロールして「リセットとクリーンアップ」セクションへ移動します。
- 「パソコンをクリーンアップ」ボタンをクリックします。

- 「有害なソフトウェアを検出して削除する」の横にある「検出」ボタンをクリックします。

- スキャンが完了すると、ブラウザの機能に干渉していたソフトウェアやマルウェアが削除されます。
解決策7:Chromeをリセットする
上記のいずれの方法でもスペルチェック機能が復旧しない場合は、最終手段としてChromeを初期状態にリセットしてみましょう。それまでに変更したすべての設定が再初期化され、問題の解決につながる可能性があります。
- 右上のメニューアイコンをクリックし、「設定」ボタンを選択します。

- 下にスクロールして「詳細設定」ボタンをクリックし、詳細設定を開きます。

- さらに下にスクロールし、「リセットとクリーンアップ」セクションにある「設定を元のデフォルト値に戻す」をクリックします。

- 「設定をリセット」をクリックし、処理が完了するのを待ちます。完了後、問題が解決したかどうかを確認してください。

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