macOSのディスクユーティリティエラー69760を解決:「デバイスの最後のブロックに書き込めません」
Macで内蔵または外付けハードドライブの消去やパーティション分割を行う際、「デバイスの最後のブロックに書き込めません」というエラーが表示されることがあります。多くの場合、エラーコード69760が伴います。ディスクユーティリティやターミナルで表示されるエラーの具体例を以下に示します。
① ディスクユーティリティで消去プロセスが失敗し、「デバイスの最後のブロックに書き込めません。」と表示される。

② ディスクユーティリティで消去プロセスが失敗し、「デバイスの最後のブロックに書き込めません。:(-69760)」と表示される。

③ ターミナルで消去プロセスが失敗し、「Error: -69760: デバイスの最後のブロックに書き込めません。」と表示される。

このエラーはさまざまな原因で発生する可能性があります。本記事では、実績のある解決策を紹介し、ドライブの消去やパーティション分割を完了できるようサポートします。
エラーが発生したドライブからデータを復旧する
ドライブが正常に動作しない場合、フォーマットせざるを得ないユーザーは少なくありません。同じ状況にある方は、フォーマットを実行する前に重要なデータを取り出しておくことを強くおすすめします。ドライブを消去するとすべてのデータが削除され、その後の復元が困難になる可能性があるためです。
Macが起動できるかどうかによって、アクセスできないデータを復旧するアプローチが異なります。
- Macが起動できない場合:リカバリーモードでMac用データ復旧ソフトウェアを実行する必要があります。
- Macが起動できる場合:iBoysoft Data Recovery for Macを使用してデータを取得できます。
iBoysoft Data Recovery for Macは安全性と信頼性の高いデータ復旧ツールで、マウント不可・読み取り不可・破損状態の内蔵HDDや、外付けHDD、SSD、USBメモリ、SDカードなどの外部ストレージデバイスから失われたデータを復元できます。ドライブをスキャンして見つかったファイルを無料でプレビューすることも可能です。
「デバイスの最後のブロックに書き込めません」エラーが発生しているドライブからデータを復旧する手順は以下の通りです。
ステップ1:iBoysoft Data Recovery for Macを無料ダウンロードしてインストールします。
ステップ2:リムーバブルディスクの場合は、ドライブがMacに接続されていることを確認します。
ステップ3:ソフトウェアを起動し、対象のディスクを選択して「失われたデータを検索」をクリックします。

ステップ4:ドライブから収集されたファイルをプレビューします。

ステップ5:復元したいファイルのチェックボックスにチェックを入れ、「Recover」をクリックして、復元元のディスク以外の保存先に保存します。

大切なデータを守れましたか?この手順を共有して、より多くの人を助けましょう。
内蔵ハードドライブの「デバイスの最後のブロックに書き込めません」を修正する
起動ディスクや内蔵SSDを消去する際にこのエラーが表示される場合は、以下の解決策を順番に試してください。
- 1. ドライブの消去を複数回再試行する
- 2. インターネットリカバリーモードでドライブを消去する
- 3. 外付けの起動可能なインストーラーからドライブを消去する
- 4. ハードドライブのSATAケーブルまたはコントローラーを交換する
- 5. 新しいSSDに交換する
ドライブの消去を複数回再試行する
エラーが表示されたら、まず内蔵ドライブの消去を複数回試してみてください。ディスクユーティリティが最初の消去に失敗しても、2回目や3回目の試行で成功するケースは決して珍しくありません。
インターネットリカバリーモードでドライブを消去する
ローカルリカバリーモード(Command + R)で起動ディスクを消去できない場合は、インターネットリカバリーを試しましょう。このモードはAppleのサーバーから復旧ツールを読み込み、お使いのMacに対応する最新のmacOSを再インストールできます。なお、このモードはIntel搭載Mac専用のため、M1・M2チップ搭載のMacでは利用できませんのでご注意ください。
それでも「デバイスの最後のブロックに書き込めません」エラーが解消しない場合は、次の対処法に進んでください。
外付けの起動可能なインストーラーからドライブを消去する
別の方法として、起動可能なインストーラーからMacを起動した後、ディスクユーティリティで内蔵ハードドライブを消去することもできます。リカバリーモードでは実現できなかった消去が成功する可能性があります。起動可能なインストーラーの作成には、14GB以上の空き容量があるUSBフラッシュドライブまたはその他の外部ストレージデバイスが必要です。
- 起動可能なmacOS USBインストーラーを作成します。
- 起動可能なインストーラーをMacに接続します。
- Macがインターネットに接続されていることを確認します。
- Macをシャットダウンし、電源ケーブルと作成したインストーラー以外のすべての外部周辺機器を取り外します。
- インストーラーから起動します。
Intel搭載Macの場合:Macの電源を入れ、すぐにOptionキーを押し続けます。起動可能なボリュームが表示されたらキーを離し、インストーラーを選択して上向き矢印をクリックします。
Apple Silicon搭載Macの場合:起動可能なボリュームが表示されるまで電源ボタンを押し続けます。次にインストーラーを選択して「続ける」をクリックします。 - 「ディスクユーティリティ」>「続ける」を選択します。
- 前述の手順に従って起動ディスクを消去します。
ハードドライブのSATAケーブルまたはコントローラーを交換する
SSDを消去する際にこのエラーが表示される場合、データケーブルの故障、またはSATAコントローラーが正しく読み込まれていないことが原因の可能性があります。SATAケーブルまたはコントローラーを正常なものと交換することで解決するケースがあります。
原因を切り分けるには、SSDをMacから取り外し、外付けエンクロージャー経由でテストする方法が有効です。外部接続であれば正常に消去できる場合、ハードドライブのケーブルまたはコントローラーに問題がある可能性が高いといえます。
新しいSSDに交換する
Macの起動に問題がある場合(例:疑問符の入ったフォルダが表示される)、さらにSSDやHDDの消去が「デバイスの最後のブロックに書き込めません」エラーで失敗する場合は、ハードドライブ自体が故障している可能性が高く、交換が必要です。特に、Macがドライブを正しく認識できない場合はその傾向が強まります。
この場合、故障したハードドライブを新品に交換する必要があります。内蔵ドライブがマザーボードにはんだ付けされていないモデルであれば、比較的容易に交換できます。ドライブの交換が不可能な場合は、外付けSSDにmacOSをインストールし、そこからMacを起動するという選択肢もあります。
エラーが解決しましたか?この記事を共有して、より多くのMacユーザーの助けになりましょう。
外付けハードドライブの「デバイスの最後のブロックに書き込めません」を修正する
外付けドライブが正常に動作しない場合、再フォーマットが最も直接的で効果的な解決策となるのが一般的です。しかし、消去プロセスが「デバイスの最後のブロックに書き込めません。:(-69760)」というエラーで失敗することがあります。その場合は、以下の解決策を試してください。
- 1. 別のケーブルまたはポートを試す
- 2. 外付けドライブをセキュア消去する
- 3. 別のコンピューターでドライブをフォーマットする
- 4. ターミナルでドライブを消去する
- 5. リカバリーモードでドライブをフォーマットする
- 6. ディスクイメージから復元する
別のケーブルまたはポートを試す
このエラーは、接続時の通信エラーが原因で発生することがあります。そのため、別のケーブルやポートに変更してから操作をやり直すことをおすすめします。エンクロージャー(ケース)を使用している場合は、別のエンクロージャーを試すのも有効です。また、変換アダプターを使用する場合と直接接続する場合の両方で試してみてください。
外付けドライブをセキュア消去する
外付けHDD、USBフラッシュドライブ、SDカードなどの消去がエラーで失敗する場合は、ディスクユーティリティでセキュア消去を再度実行することをおすすめします。セキュア消去によりドライブ全体がクリーンな状態になり、問題のあるブロックも上書きされます。
ただし、セキュア消去を行うとドライブ上のデータは完全に復元不可能になります。実行前に必ず重要なデータのバックアップを取ってください。
セキュア消去には「セキュリティオプション2」を選択します。Appleによると、この設定は「ランダムデータを1回書き込み、その後ディスク全体にゼロを1回書き込み、ファイルへのアクセスに使用される情報を消去し、データを2回上書きする」とされています。具体的な手順は以下の通りです。
- 外付けディスクをMacに接続します。
- ディスクユーティリティを起動します。
- 「表示」>「すべてのデバイスを表示」を選択します。
- 物理ディスク(メーカー名が表示されている上位のドライブ)を選択し、「消去」をクリックします。
- ダイアログ左下の「セキュリティオプション」をクリックします。
- スライダーを2番目のオプションに移動します。

- 「OK」をクリックします。
- ドライブに名前を付けます。
- 適切なファイルシステムを選択します。
- スキームを「GUIDパーティションマップ」に設定します。
- 「消去」をクリックします。
注意:「セキュリティオプション」ボタンはSSDでは利用できません。SSDは標準的な消去だけでもデータ復旧が困難になるため、セキュア消去は不要です。
別のコンピューターでドライブをフォーマットする
「デバイスの最後のブロックに書き込めません(-69760)」エラーが発生していた外付けドライブを、LinuxまたはWindowsのコンピューターで一度フォーマットしたところ、その後Macでもフォーマットできるようになったという報告があります。まだ試していない場合は、ぜひ試してみる価値があります。
なお、Linux環境でフォーマットした場合、Macに接続するとドライブの初期化を求められます。これはmacOSがLinuxのファイルシステムをサポートしていないためです。画面の指示に従って初期化または再フォーマットしてください。
ターミナルでドライブを消去する
ディスクユーティリティでドライブの消去に失敗した場合は、ターミナルアプリを活用できます。外付けドライブをMacに接続したまま、以下の手順に慎重に従ってフォーマットしてください。
- ターミナルを開きます。
- 以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。
diskutil list - 外付けドライブのディスク番号(disk2など)を控えます。
- 以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。(変数部分は実際のドライブ情報に置き換えてください。)
diskutil eraseDisk file_system disk_name /dev/disk_number
- ターミナルを終了します。
ターミナルでも同じエラー「Error: -69760: デバイスの最後のブロックに書き込めません」が返される場合は、以降の解決策に進んでください。
リカバリーモードでドライブをフォーマットする
macOSリカバリー環境で外付けドライブをフォーマットする方法もあります。macOSリカバリーはMacに組み込まれた復旧システムで、ドライブを再フォーマットするためのツールも備えています。リカバリーモードで起動すると、ディスクユーティリティがすぐに見つかり、ターミナルは画面上部の「ユーティリティ」メニュー内にあります。

ディスクユーティリティとターミナルの両方で消去プロセスを試し、いずれかで成功するかどうかを確認してください。
ディスクイメージから復元する
フォーラムのユーザーが、外付けドライブの「デバイスの最後のブロックに書き込めません(-69760)」エラーを解消するユニークな解決策を見つけています。そのユーザーは、ドライブを空のディスクイメージから復元した後、問題のあったドライブを正常に消去できたとのことです。詳細な手順は以下の通りです。
本記事で紹介した解決策により、内蔵・外付けドライブのエラーが解決することを願っています。うまくいった場合は、下のボタンからこの記事を共有して、より多くの方の助けになってください。
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