故障した2017年式27インチiMacのFusion Driveからデータを復旧する方法|ステップバイステップ完全ガイド
2017年式27インチiMac(3TB Fusion Drive搭載)が突然故障しました。ある夜、iMacを置いている部屋に入ると奇妙なカチカチという音が聞こえ、再起動を試みてもログイン画面から先へ進めず、白い「禁止マーク」とAppleサポートサイトへのURLが表示されるだけでした。さらに不幸なことに、その約1か月前にはTime Machineバックアップ用として使っていた外付けドライブも故障しており、まだ交換していませんでした。小さめの外付けHDDには多くのデータを退避できたものの、iMac上には他にバックアップが存在しない重要なファイルがいくつか残っていました。
Fusion Driveは、一部のiMacやMac miniで選択できるストレージオプションです。HDDの大容量とSSDの高速性を両立できる便利な仕組みですが、ストレージメディアである以上、上記のようなデータ損失のリスクは避けられません。そこで本記事では、Fusion Driveからデータを復元する方法を詳しく解説します。
Fusion Driveのデータ復元方法と適用シーン一覧
| 復元方法 | 適用シーン |
|---|---|
| Macのゴミ箱から復元 | 一時的に削除しただけのファイル |
| バックアップから復元 | 完全に削除したファイルのバックアップがある場合 |
| iBoysoft Data Recovery for Macを使用 | バックアップなしで完全削除した場合、Fusion Driveを分割した場合、iMacが起動しない場合 |
Fusion Driveからデータを復元する具体的な手順
Fusion Drive上のファイルを誤って削除してしまったり、予期せぬデータ損失が発生したりしても、慌てる必要はありません。削除・紛失したファイルを取り戻す方法は複数あります。また、Fusion Drive搭載のiMacが起動しなくなった場合でも、サードパーティ製のデータ復元ソフトウェアを使えばドライブ内のデータにアクセスし、取り出すことが可能です。ここでは代表的なケースごとに対処法を紹介します。
方法1:Macのゴミ箱から削除済みファイルを復元する
Mac上でファイルが見当たらないことに気づいたら、まずMacのゴミ箱を確認しましょう。誤って削除したファイルは、「30日後にゴミ箱から項目を自動的に削除」オプションが有効になっている、または完全に削除を実行していない限り、ゴミ箱に残っている可能性があります。
- Dockにある「ゴミ箱」アイコンをクリックして開きます。
- 復元したい項目を見つけて右クリックし、「戻す」を選択します。
- 項目が元の場所に戻り、画面に通知が表示されます。

方法2:バックアップからFusion Driveのデータを復元する
データ損失が発生する前にiMacやMac miniをバックアップしていれば、完全に削除したファイルや失われたデータを簡単に復元できます。
Time Machineを有効にしてバックアップ用ドライブを接続していれば、Macは自動的にバックアップを行い、毎時・毎日・毎週の単位でファイルを保存します。Time Machineのバックアップを遡って参照し、必要な項目を見つけて復元しましょう。

また、iCloud DriveなどのクラウドにFusion Driveのファイルをバックアップしている場合は、クラウドにアクセスしてiMacにダウンロードできます。さらに、重要なファイルを外付けハードディスクにバックアップしていた場合は、それを接続してファイルをMacに戻すだけでOKです。

なお、iCloudからMacへ書類やファイルを移す方法については、iCloud DriveおよびiCloud.comからすべてのファイルをダウンロードする手順をまとめた記事も参考になります。
方法3:データ復元ソフトでFusion Driveからデータを復元する
ファイルを完全に削除してしまい、しかも削除前にバックアップを取っていなかった場合、上記の2つの方法では復元できません。そんなときは、サードパーティ製のデータ復元ソフトウェアを試してみましょう。データが上書きされてしまう前であれば、削除・紛失したデータを取り戻せる可能性はまだ残っています。
iBoysoft Data Recovery for Macはおすすめの選択肢です。このプロフェッショナルなMac向けデータ復元アプリケーションはFusion Driveからのデータ復元に対応しており、macOS復元モードで動作させることで、起動しなくなったiMacのFusion Driveからでもデータを復元できます。
- 起動可能なFusion DriveからiBoysoft Data Recoveryでデータを復元する:通常どおりMacを起動できる状態なら、アプリをインストールしてFusion Driveをスキャンし、見つかったファイルを選択して復元します。
- 起動できないFusion DriveからiBoysoft Data Recoveryでデータを復元する:MacをmacOS復元モードで起動し、同ソフトを起動してFusion Driveをスキャンすることで、OSが立ち上がらない状態でもファイルを救い出せます。
Fusion Driveでデータ損失が起こる原因とは?
Fusion Driveも他のストレージデバイスと同様にトラブルに見舞われることがあります。主なデータ損失の原因としては、以下が挙げられます。
- 誤操作によるファイルの削除やフォーマット
- macOSのアップデートやアップグレード中のエラー
- HDD側の物理的な故障(異音や認識不良など)
- 突然の電源断やシステムクラッシュによるファイルシステムの破損
- ウイルス感染やマルウェアによるデータ破壊
- Fusion Driveの分割作業中のミス
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Fusion Driveのデータ復元に関するよくある質問(FAQ)
Q1. Fusion Driveから削除されたファイルを復元することはできますか?
A. はい、可能です。データが上書きされていない限り、Macのゴミ箱からの復元、Time MachineやiCloudのバックアップからの復元、あるいはiBoysoft Data Recovery for Macなどのサードパーティ製データ復元ソフトウェアを利用して、Fusion Drive上の削除済みファイルを取り戻せます。
Q2. 起動しないiMacのFusion Driveからデータを復元するには?
A. プロフェッショナルなデータ復元ソフト「iBoysoft Data Recovery for Mac」を試してください。macOS復元モードで動作させることができるため、iMacが起動しない状態でもFusion Driveをスキャンし、ファイルを復元できます。
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