MacBook Pro/Airでカーソルがフリーズする原因と直し方を完全ガイドで解説
Macのカーソルは、パソコン上での操作やタスクの実行を支える重要な存在です。そのため、カーソルが起動時やデスクトップ画面でフリーズしてしまうと、作業が完全に止まってしまい大きなストレスになります。
Macのカーソルがフリーズする主な原因は以下の通りです。
- トラックパッドまたはマウスの不具合
- ソフトウェアの非互換性や競合
- システムエラー
- ハードディスクの空き容量不足
原因が何であれ、この記事で紹介するシンプルかつ迅速な対処法を使えば、MacBook Pro、MacBook Air、iMacなどでフリーズしたカーソルを復活させることができます。
本記事の目次:
- 1. カーソルがフリーズしたときの基本的なチェックと対処法
- 2. フリーズしたカーソルを復活させる方法
- 3. MacBook Pro/Airで起動時にカーソルがフリーズする場合の対処法
- 4. Macのカーソルフリーズに関するよくある質問
カーソルがフリーズしたときの基本的なチェックと対処法
Macのカーソルは、トラックパッドやマウスを通じて操作されています。したがって、MacBookのカーソルがフリーズして動かなくなった場合は、まずトラックパッドやマウスの状態を確認することが最優先です。
トラックパッドの確認
MacBookの内蔵トラックパッドを使用している場合は、外付けマウスを接続してみてください。マウスではカーソルが正常に動くのにトラックパッドでは動かないのであれば、原因はトラックパッドにある可能性が高いです。
トラックパッドに問題がある場合は、以下の対処を試してみましょう。
- 柔らかい布でトラックパッド周辺の隙間のホコリを清掃する。
- 「システム環境設定」>「トラックパッド」で設定を見直す。
- トラックパッドのPLISTファイルを作り直す。「ライブラリ」フォルダ>「Preferences」フォルダ内のcom.apple.AppleMultitouchTrackpad.plistファイルを見つけて削除します。その後Macを再起動すると、ファイルは自動的に再作成されます。
マウスの確認
マウスを使用している場合、マウス自体が正常に動作しないとカーソルもフリーズします。以下の点を確認しましょう。
- マウスとMacの接続状態を確認する。ワイヤレスマウスの場合は、「システム環境設定」>「Bluetooth」でペアリングが正しく行われているかチェックします。Bluetoothを一度オフにしてからオンにしたり、ペアリングを解除して再設定したりすると改善することがあります。有線マウスの場合は、MacのUSBポートにしっかりと接続されているか確認してください。
- マウスの電池を確認・交換する。電池切れのワイヤレスマウスは動作せず、結果としてカーソルを操作できずフリーズしているように見えます。
トラックパッドやマウスに問題がない場合は、起動時にカーソルがフリーズする原因は別の場所にあるかもしれません。次のセクションで詳しい分析と解決策を紹介します。
フリーズしたカーソルを復活させる方法
画面左上でカーソルが固まってしまう、起動後にデスクトップでフリーズする、アプリ起動後に動かなくなる——状況はさまざまですが、以下の対処法でトラブルシューティングを行えば、フリーズしたカーソルは正常に戻るはずです。
Mac/MacBookのフリーズしたカーソルを直す方法:
- Macを再起動する
- ショートカットキーで互換性のないアプリを強制終了する
- ログイン項目を無効化する
- ディスクの空き容量を確保する
- macOSとインストール済みアプリをアップデートする
- SMCをリセットする
- NVRAMをリセットする
対処法1:Macを再起動する
一般的に、Macを再起動することでmacOSがリフレッシュされ、Macの異常動作を引き起こす一時的なシステムエラーを解消できます。デスクトップ画面やアプリウィンドウ上でカーソルがフリーズした場合は、簡単な再起動だけで問題が解決することもあります。
カーソルが動かないため、電源ボタンを数秒間長押ししてMacを完全にシャットダウンし、数秒待ってから再度電源ボタンを押して起動しましょう。
対処法2:ショートカットキーで互換性のないアプリを強制終了する
特定のサードパーティ製アプリを起動した後にカーソルがフリーズする場合は、そのアプリが原因である可能性が高いです。最近インストールしたアプリの中には、現在のmacOSとの互換性が十分ではなく、システムと競合を起こすものがあります。
フリーズしたカーソルを復活させるには、開いているアプリを強制終了しましょう。「Command + Option + Escape」キーを押して強制終了ウィンドウを開きます。次に、キーボードの上下矢印キーでアプリを選択し、Returnキーを2回押して、問題のあるアプリを1つずつ強制終了してください。
対処法3:ログイン項目を無効化する
ログイン項目とは、Macにログインしたときに自動的に起動するよう設定されたアプリのことです。便利な機能ですが、デスクトップでカーソルがフリーズする原因になることもあります。これらのアプリはデスクトップが表示された時点からバックグラウンドで動き始めるためです。
さらに、一部のサードパーティ製ソフトウェアは、ユーザーの許可なく自動的にログイン項目に追加されることもあります。
そこで、ログイン項目をリストから削除することで、カーソルフリーズのエラーを解消できます。
- 「システム環境設定」>「ユーザとグループ」>「ログイン項目」を開く。
- 鍵アイコンをクリックして管理者パスワードを入力する。
- すべての項目を選択し、マイナスボタンをクリックして削除する。
対処法4:ディスクの空き容量を確保する
長年Macを使用していて、ディスクの空き容量を管理していない場合もあるでしょう。起動ディスクの空き容量がほぼいっぱいになると、Macの動作はどんどん遅くなり、タスク操作中にカーソルが一瞬フリーズすることもあります。
Appleメニュー>「このMacについて」>「ストレージ」で利用可能な容量を確認しましょう。ディスク容量が不足している場合は、「管理」ボタンをクリックして、不要なアプリ、書類、メールなどのファイルを削除してください。
対処法5:macOSとインストール済みアプリをアップデートする
上記の方法でもフリーズしたカーソルが直らない場合は、システムとアプリのアップデートを試みてください。
システムの不具合やアプリ内のエラーは、カーソルフリーズの原因になり得ます。なお、macOSをアップデートすると、Macにプリインストールされたソフトウェアも同時に更新されます。Appleアイコン>「システム環境設定」>「ソフトウェア・アップデート」から実行できます。サードパーティ製アプリについては、App Store>「アップデート」から更新しましょう。
対処法6:SMCをリセットする
SMC(System Management Controller)は、Macの低レベル設定を管理するチップです。SMCにエラーが発生すると、Macのパフォーマンスに影響が出ることがあり、それがカーソルフリーズの原因となることもあります。
SMCのエラーがカーソルの不具合の原因かどうかを確認するには、SMCをリセットしてみましょう。なお、M1搭載MacにはSMCは搭載されていません。
Intel搭載MacでSMCをリセットする手順は以下の通りです。
- Macをシャットダウンする。
- Control + Option + Shiftキー(キーボード左側)を約10秒間押し続ける。T2チップ搭載MacBookの場合、Shiftキーは右側のものを使用します。
- Macの電源を入れる。
その後、デスクトップ上のフリーズしていたカーソルが正常に動くかどうかを確認してください。
対処法7:NVRAMをリセットする
NVRAM(不揮発性ランダムアクセスメモリ)は、システム設定を保持・維持するために使用されるメモリです。カーソルが頻繁にフリーズしたり、飛んだりするような問題が発生している場合は、NVRAMのリセットが有効なことがあります。
手順は以下の通りです。
- Macの電源を切り、数秒待つ。
- 電源ボタンを押すと同時に、Option + Command + P + Rキーを20秒間押し続ける。
- 2回目の起動音が聞こえたら、またはAppleロゴが2回表示・消灯したら、キーを離す。
M1搭載Macの場合、NVRAMは起動のたびに必要に応じて自動的にリセットされるため、上記の手順は不要です。
MacBook Pro/Airで起動時にカーソルがフリーズする場合の対処法
起動画面でMacBook Airのカーソルがフリーズし、何もクリックできずデスクトップにもアクセスできない状況は、より深刻に感じられます。macOS Montereyへのアップグレード後にこの問題が発生したというユーザーの報告もあります。
しかし心配いりません。起動時にカーソルがフリーズする問題から抜け出す方法はまだ残っています。
セーフモードでMacを起動する
サードパーティ製ソフトウェアがMacの起動中にスクリプトやドライバを読み込み、その結果として起動画面でカーソルがフリーズし、Macにログインできなくなるケースがあります。
単純な再起動で解決しない場合は、Macをセーフモードで起動してみてください。セーフブート中は、Macの起動に必要なカーネル拡張のみが読み込まれ、サードパーティ製ドライバは隔離されます。さらに、セーフブートの過程で、Macの不具合の原因となるエラーのチェックと修復も行われます。
M1搭載Macをセーフモードで起動する手順:
- Macの電源を切り、少し待つ。
- 起動オプションが表示されるまで電源ボタンを押し続ける。
- 起動ディスクを選択し、Shiftキーを押しながら「セーフモードで続ける」をクリックする。
- Shiftキーを離す。
Intel搭載Macをセーフモードで起動する手順:
- Macの電源を切り、数秒待つ。
- Macを再起動すると同時に、ログインウィンドウが表示されるまでShiftキーを押し続ける。
セーフモードのログイン画面でカーソルが動くかどうかを確認しましょう。動けば、セーフモードに入ってカーソルがスムーズに操作できるかチェックしてください。
Macのカーソルフリーズに関するよくある質問
Q1. Macがフリーズして何もクリックできないのはなぜ?
A. 原因はさまざまです。ソフトウェアの非互換性、システムエラー、トラックパッドやマウスの不具合などが考えられる主な要因です。
Q2. MacBookで何もクリックできないときはどうすればいい?
A. 「Command + Option + Esc」キーで開いているアプリを強制終了するか、Macを再起動してみてください。それでも改善しない場合は、セーフモードで起動するか、macOSをアップデートしましょう。
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