macOS Big Surへのアップグレード方法|事前準備・対応機種・ダウングレード手順まで徹底解説
2020年6月に開催されたWWDC 2020で、AppleはiPhone、iPad、Mac、Apple Watch、Apple TV向けOSに史上最大級の変更を発表しました。中でも最大の話題をさらったのは、Apple Silicon(自社製チップ)を搭載した新型Macの発表です。そして現在、新OS「macOS Big Sur」がダウンロード可能になっています。この記事では、MacにBig Surを導入する方法と、インストール前にやっておくべきこと、アップグレード時のトラブルへの対処法をご紹介します。
Big Surのダウンロード方法
1. ストレージ容量の確認とデータのバックアップ
ダウンロードを始める前に、Macに十分な空きストレージ容量があるかを確認し、現在のデータを必ずバックアップしておきましょう。
バックアップには、Macに標準搭載されている「Time Machine」を使用できます。ディスク内のファイル数によっては時間がかかるため、バックアップ前に不要なファイルを整理してディスク容量を確保し、バックアップ時間を短縮することをおすすめします。使っていないファイルやアプリケーションを自動的に削除できるクリーニングツールを活用するのも効果的です。
2. ソフトウェア・アップデートからダウンロード
空き容量を十分に確保し、バックアップも完了したら準備OKです。AppleがBig Surの正式版をリリースすると、現在のOSから「新しいアップデートが利用可能」という通知が届きます。
「システム環境設定」→「ソフトウェア・アップデート」を開き、画面の指示に従ってBig Surをダウンロードしてください。
3. 通知が届かない場合は公式サイトから
通知が届かない場合は、Appleの公式サイトから直接ダウンロードすることもできます。正式版は11月12日から提供されています。
対応機種の確認
アップグレードを実行する前に、お使いのMacが新しいシステムアップデートに対応しているか必ず確認しましょう。以下はAppleが公表している対応機種の一覧です。
| 機種 | 対応モデル |
|---|---|
| MacBook | 2015年以降 |
| MacBook Air | 2013年以降 |
| MacBook Pro | 2013年後期以降 |
| Mac mini | 2014年以降 |
| iMac | 2014年以降 |
| iMac Pro | 2017年以降 |
| Mac Pro | 2013年以降 |
Big Surで動作が遅くなったら、ダウングレードできる?
何らかの理由でBig Surの使用感に満足できない場合は、Time Machineのバックアップを使って、以前のOSバージョン(CatalinaやMojave)にダウングレードできます。まず現在のドライブを消去する必要があり、その後の手順はディスク復元と同じ流れになります。
ドライブの消去手順
- 作業に時間がかかる可能性があるため、Macを電源アダプタに接続します。
- Macを再起動し、「Command」キーと「R」キーを押し続けて、ユーティリティメニューが表示されるまで待ちます。
- 「ディスクユーティリティ」を選択します。
- 「続ける」をクリックし、起動ディスク(通常は「Macintosh HD」と表示されます)を選択します。
- 「消去」をクリックします。
- リストからAPFS形式を選択し、「消去」をクリックします。
- GUIDパーティションマップを選択して確定します。
※macOS MojaveとCatalinaはAPFSを採用しているため、以前のmacOSバージョンで使用されていたMac OS拡張フォーマットについて考慮する必要はありません。ドライブの消去には数分かかります。処理が停止しているように見えても、完了まで待ちましょう。消去が完了したら、macOS Catalinaのインストールを開始できます。
Time Machineを使ったバックアップ方法については、Apple公式サイトの案内をご参照ください。
バックアップからの復元手順
次に、Time Machineのバックアップを使って、Macを以前の状態に復元します。
- Macを再起動し、「Command」+「R」キーを押し続けて、再度ユーティリティメニューに入ります。
- 「Time Machineバックアップから復元」を選択します。
- 「続ける」をクリックし、復元したいバックアップを選択します。
- 最新のバックアップを選んで「続ける」をクリックし、復元が完了するまで待ちます。
※復元プロセスには時間がかかるため、30分〜60分ごとにMacの状態を確認することをおすすめします。
復元が完了すると、Macは以前のオペレーティングシステムとデータが揃った状態に戻ります。
ダウングレードは手間のかかる作業です。そのため、Big Surへアップグレードする前に、オンラインのレビューや互換性情報をしっかりチェックすることをおすすめします。
また、Big Surでよく発生する問題とその解決策をまとめた記事も参考にしてみてください。
アップデートを待つ間、クリーニングツールを活用してMacを最適な状態に整えておきましょう。ジャンクファイルや大容量ファイルの削除、ディスクストレージの管理、重複ファイルの削除などを、まとめて一度に行うことができます。
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