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macOS Big Surへのアップグレード方法【対応機種の確認からクリーンインストールまで】

Appleはおよそ1年に1度、新しいバージョンのmacOSをリリースしています。直近の大型アップデートで登場したのが、macOS 11、通称「Big Sur(ビッグサー)」です。ウィンドウの角に丸みが加わった新デザインや、全体的に彩り豊かになったインターフェースなど、ユーザーインターフェースの面で大きく進化を遂げています。

お使いのMacがまだmacOS Catalina以前のバージョンで動作していて、最新版へアップグレードしたいと考えているなら、まず自分のMacが対応しているかどうか、そしてアップグレードの手順を確認しておきましょう。

お使いのMacがBig Surに対応しているか確認する方法

すべてのMacが最新のmacOSにアップグレードできるわけではありません。もしコンピュータがmacOS Big Surに非対応の場合は、現行のmacOSバージョンを使い続けることになります。Big Surを使用したい場合は、より新しいMacを購入するという選択肢しかありません。

Big Surに対応しているMacのモデルは以下の通りです。

  • Mac mini(2014年以降)
  • MacBook(2015年以降)
  • MacBook Air(2013年以降)
  • MacBook Pro(2013年後期以降)
  • Mac Pro(2013年以降)
  • iMac(2014年以降)
  • iMac Pro(2017年以降)

自分がどのMacモデルを持っているかわからない場合は、画面上部のメニューから簡単に確認できます。左上のAppleマークをクリックし、「このMacについて」を選択してください。表示されたウィンドウには、Macの正確なモデル名、製造年、そして現在実行中のOSのバージョンが表示されます。

macOS Big Surへのアップグレード方法【対応機種の確認からクリーンインストールまで】

macOS Big Surにアップグレードする前にやっておくべきこと

最新のmacOSにいきなりアップグレードするのはおすすめできません。スムーズでトラブルのない移行を実現するために、事前に以下の点を確認しておきましょう。

  1. 不要ファイルの整理: 気づかないうちに不要なファイルが大量に溜まっていることがあります。次のステップに進む前に、これらのファイルを削除しておくのがベストです。
  2. ディスクユーティリティのFirst Aidを実行: このツールの主な役割は、ディスクのエラーをチェックすることです。ディスクユーティリティアプリを起動し、First Aidをクリックすれば、数分でエラーの有無を確認し、問題があれば自動的に修復してくれます。
  3. Macのバックアップ: アップデート前にファイルをバックアップしておけば安心です。最も簡単な方法は、Time Machineと外付けハードドライブを組み合わせることです。万が一アップデート中に問題が発生しても、外付けドライブからすべてを復元できます。
macOS Big Surへのアップグレード方法【対応機種の確認からクリーンインストールまで】

アップデート中に起こりうるトラブル

新しいMacオペレーティングシステムへのアップグレードでは、さまざまなトラブルが起こる可能性があります。特によくあるのが、インストールプロセスが途中で止まってしまうケースです。主な原因は不安定なインターネット接続であることが多いため、作業を始める前に安定したネットワーク環境を確保しておきましょう。

アップデートがフリーズした場合は、Macをセーフモードで再起動してみてください。電源を切り、少なくとも10秒待ってから、Shiftキーを押しながら電源を入れ、再度アップグレードのインストールを試みます。

古いMacモデルをお使いの場合、インストール完了後に画面が固まることがあります。この問題も、セーフモードでの再起動によって解決できます。

macOSをBig Surにアップグレードする手順

通常、新しいMac OSがリリースされると、すぐに通知が届きます。ポップアップウィンドウが表示されたら、「今すぐインストール」をクリックするだけで、あとはデバイスがすべて自動的に処理してくれます。

ポップアップを待ちたくない場合は、自分でアップデートを確認することも可能です。システム環境設定 > ソフトウェア・アップデートにアクセスし、「今すぐアップグレード」をクリックしてください。

macOS Big Surへのアップグレード方法【対応機種の確認からクリーンインストールまで】

もう一つの方法として、公式のBig Surページにアクセスし、そこからダウンロードすることもできます。

macOS Big Surは12GB強あるため、ダウンロードには多少時間がかかるかもしれません。ダウンロードが完了すると、Macが自動的にインストーラを起動します。画面の指示に従ってインストールを進め、完了後はiCloudアカウントへのサインインなど、いくつかの初期設定を行います。

なお、アップグレード全体の完了までには30分以上かかることもあるため、時間に余裕のあるときに作業しましょう。

macOS Big Surをクリーンインストールする方法

Macからすべてのデータを消去して、真っさらな状態で新しいOSをインストールする場合でも、事前にデータのバックアップを作成しておくのが賢明です。

以下は、MacとBig Surをクリーンな状態でスタートするための手順です。

まず、公式ウェブサイトまたはApp StoreからmacOS Big Surをダウンロードします。ダウンロードが完了したら、「続ける」をクリックせずにウィンドウを閉じ、Finderを開きます。

アプリケーションフォルダ内に「macOS Big Surインストール」アプリがあることを確認します。次に、12GB以上の容量があるUSBドライブを接続し、ディスクユーティリティを開きます。USBドライブを選択して消去をクリックし、任意の名前(例:Untitled)を付けて、フォーマット形式をMac OS拡張(ジャーナリング)に設定します。

macOS Big Surへのアップグレード方法【対応機種の確認からクリーンインストールまで】

続いてターミナルアプリを開き、以下のコマンドをコピー&ペーストします。「Untitled」の部分は、自分のドライブ名に置き換えてください。

sudo /Applications/Install\ macOS\ Big\ Sur.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volumes/Untitled

キーボードのReturnキーを押すと、管理者パスワードの入力を求められます。パスワードを入力して再度Returnキーを押し、確認メッセージが表示されたらYを入力してもう一度Returnキーを押します。準備が整うと、ターミナルが通知してくれます。

ターミナルを終了し、Command + Rを押しながらMacを再起動します。ディスクユーティリティを開いてメインの起動ドライブを消去したら、起動用のUSBドライブを接続し、ディスクユーティリティの画面から「macOSをインストール」を選択します。

macOS Big Surの新機能を楽しもう

Big Surでは、画面デザインが全面的に刷新されます。浮遊感のあるDock、ウィンドウの角の丸み、新しくなったコントロールセンター、ウィジェットなど、細部にわたる改良が多数施されています。ぜひ最新のmacOSにアップグレードして、その変化を自分の目で確かめてみてください。

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