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MacでCommand+Rが効かない!リカバリーモードに入れない時の対処法まとめ

Macの起動中に「Command + R」キーを押して、内蔵のmacOS復元機能(リカバリーモード)からmacOSの再インストールや初期化を行おうとしたのに、Macがリカバリーモードで起動せず、通常どおり立ち上がってしまう、あるいは真っ暗な画面のまま進まない——そんな経験はありませんか?

MacBook Pro、MacBook Air(2020)、iMacなどで「Command + R」が反応せず、リカバリーモードに入れない状態に陥ると困ってしまいますよね。

この記事では、Command + Rが機能しない問題の原因と解決策を詳しく解説します。対処後は再びリカバリーモードに入れるようになるだけでなく、たとえCommand + Rが使えなくてもMacを初期化したりmacOSを再インストールしたりする方法もご紹介します。

この記事の内容:

  • 1. Command + Rが効かないときの直し方
  • 2. リカバリーモードに入れずMacの初期化・再インストールができないときの対処法
  • 3. Command + Rに関するよくある質問(FAQ)

Command + Rが効かないときの直し方

MacでCommand + Rが機能しない原因はさまざまです。キーの押し方が適切でない、キーボードの故障、Mac本体やシステムの不具合、OSのバグなど、いずれもmacOS Big SurやMontereyでも発生しうるトラブルです。

以下の解決策を順番に試して、Command + Rの不具合と「リカバリーモードが開かない」問題を解消しましょう。

注意: Mac OS X 10.6 Snow Leopard以前のMacにはリカバリーパーティションが存在しません。また、2016年発売のmacOS Sierra以前では、リカバリーモードで利用できる機能が限られます。

1. Command + Rの正しい押し方を確認する

リカバリーモードに入れるかどうかは、いつキーを押し始め、いつ離すかというタイミングが非常に重要です。

以下の手順に沿って、もう一度Command + Rでリカバリーモードに入れるか確認してみてください。

  1. Macの電源を入れるか再起動したら、すぐにCommand + Rキーを押し続けます
    電源投入からキー入力までの間隔は3秒以内が目安です。時間を測るのが難しい場合は、起動ボタンを押すのと同時にキーを押し込むのが確実です。
  2. Appleロゴとプログレスバーが表示されたらキーを離します。
    この間、電源ケーブルを抜いたり、MacBookの蓋を閉じたりしないように注意してください。

さらに、機種によっては以下の追加手順が必要な場合があります。

  1. 起動ディスク(ボリューム)が複数ある場合は、目的のものを選択して「次へ」をクリック。
  2. 管理者アカウントを選択し、パスワードの入力を求められたら入力する。

2. キーボードとUSBポートを点検する

Command + Rが効かない原因が、キーボードやUSBポートの故障であるケースもあります。まず、別のUSB機器をMacに接続してポートが正常に動作するか確認しましょう。ポートに問題がなければ、別のキーボードを試してみてください。

Bluetooth接続のワイヤレスキーボードを使っている場合は、有線キーボードに切り替えることをおすすめします。Bluetoothの接続タイミングによっては、起動直後のキー操作が認識されないことがあります。

キーボードに問題がない場合は、次の方法を試してください。

3. 別のキーコンビネーションを試す

実は、Command + RだけではすべてのMacモデルがリカバリーモードに入るわけではありません。T2チップ搭載MacやApple M1チップ搭載Macでは、リカバリーモード用のキー操作が異なります

自分のMacがT2セキュリティチップかApple M1チップを搭載しているかどうかは、Appleのサポートページ(support.apple.com)で確認するか、Macが起動できる状態ならAppleメニューの「このMacについて」から調べられます。

T2チップ搭載Macをリカバリーモードで起動する方法:

  1. Macの起動または再起動時に、「Option(Alt)+ Command + R」キーを押し続けます。
  2. Appleロゴまたは回転する地球儀が表示されたらキーを離します。

Apple M1搭載Macをリカバリーモードで起動する方法:

  1. 「起動オプションを読み込み中」という表示が出るまで、電源ボタンを押し続けます。
  2. 「オプション」を選択して「続ける」をクリック。
  3. 管理者パスワードを入力します。

4. NVRAM/PRAMをリセットする

「Command + Option + R」など他のキーコンビネーションでもリカバリーモードに入れない場合は、NVRAMのリセットを試してみましょう。

NVRAM/PRAMには、起動ディスクの選択情報、直近のカーネルパニック、画面解像度などの設定データが保存されています。ここにエラーが生じると、Command + Rでリカバリーモードが呼び出せないといった症状が起こることがあります。

NVRAM/PRAMをリセットしてから、再度リカバリーモードでの起動を試みてください。なお、M1搭載Macは必要に応じてNVRAMを自動的にリセットするため、この作業は不要です。

NVRAM/PRAMのリセット手順:

  1. Macの電源を切り、10秒ほど待ちます。
  2. 電源ボタンを押すと同時に、「Option + Command + P + R」の4つのキーを押し続けます。
  3. 2回目の起動音が聞こえたらキーを離します。T2チップ搭載Macの場合は、Appleロゴが2回表示されて消えるのを確認してから離してください。

リカバリーモードに入れずMacの初期化・macOS再インストールができないときは?

上記の対処法をすべて試してもCommand + Rが反応せず、起動時に真っ黒な画面のまま変わらない場合、Macのハードドライブ上にあるリカバリーパーティション自体が破損している可能性があります。

内蔵のリカバリーモードが使えないときは、インターネットリカバリーモードが代替手段になります。こちらでもディスクの修復・消去やmacOSの再インストールが可能です。

通常のリカバリーモードとの違いは、インターネットリカバリーがAppleのサーバーからネットワーク経由で復旧ツールを読み込む点です。

Intel搭載Macをインターネットリカバリーモードで起動する手順:

  1. Macの電源を切り、数秒待ちます。
  2. 電源ボタンを押すと同時に、「Option + Command + R」または「Shift + Option + Command + R」を押し続けます。
    ポイント: 「Shift + Option + Command + R」はMacに最初から入っていたmacOSを、「Option + Command + R」は互換性のある最新のmacOSをインストールします。
  3. 回転する地球儀が画面に現れたらキーを離します。「インターネットリカバリを開始しています。しばらくお待ちください」というメッセージが表示されることもあります。
  4. Wi-Fiネットワークを選択し、パスワードを入力します。Wi-Fiに接続できないとインターネットリカバリーモードには入れません。
  5. 復旧ユーティリティが表示されるまで待ちます。読み込み時間は通信速度によりますので、この間はMacを電源に接続しておきましょう。

その後、ディスクユーティリティの「First Aid」でハードドライブの検証・修復を行えます。また、ディスクユーティリティの「消去」機能でドライブを初期化してからmacOSを再インストールすれば、Macを出荷時の状態に戻すことができます。

Apple M1搭載Macの場合、リカバリーモードの起動に失敗してもインターネット接続が正常なら、自動的にインターネットリカバリーモードへ切り替わります。さらに、M1 Macにはリカバリーモードが失敗した際の予備手段として「フォールバック復旧OSモード」も用意されています。

インターネットリカバリーモードも利用できない、あるいはMacBookの電源がまったく入らない場合は、Time Machineバックアップを起動ディスクとしてMacを立ち上げる方法があります。また、ブータブルUSBドライブを作成して、起動しなくなったMacを復活させることも可能です。

Command + Rに関するよくある質問(FAQ)

Q1. Macを強制的にリカバリーモードに入らせるには?

A: Intel搭載Macの場合: Macの電源を切り、再起動時に「Command + R」「Option + Command + R」、または「Shift + Option + Command + R」を押し続けることで、強制的にリカバリーモードに入れます。

M1搭載Macの場合: 「起動オプションを読み込み中」という表示が出るまで電源ボタンを押し続け、起動オプション画面で「オプション」を選択して「続ける」をクリックします。

Q2. MacでCommand + Rを押すと何が起こりますか?

A: 起動中にCommand + Rを押し続けると、macOSリカバリーモードが起動します。画面には「Time Machineバックアップから復元」「macOSの再インストール」「Safari」「ディスクユーティリティ」の4つの復旧ユーティリティが表示されます。

Q3. Command + RでMacのデータは消えますか?

A: いいえ、消えません。このキーコンビネーションはあくまでリカバリーモードを起動するためのものです。Macを初期化したい場合は、リカバリーモード内のディスクユーティリティにある「消去」機能を使用します。

Q4. Command + Rが効かないとき、Macを初期化するには?

A: Intel搭載Macでは、「Option + Command + R」または「Shift + Option + Command + R」で代替のインターネットリカバリーモードに入りましょう。Apple Silicon(M1以降)搭載Macでは、Command + Rではなく電源ボタン(Touch IDボタン)を使ってリカバリーモードに入ります。その後「macOSの再インストール」を選択すれば、新しいOSでMacを初期化できます。

  1. 【解決】Macでインターネットリカバリが機能しないときの対処法

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