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「オペレーティングシステムが見つかりません」エラーの原因と8つの対処法

通常、Windowsパソコンの電源ボタンを押すと、BIOSがハードディスクを検出してオペレーティングシステムを読み込み、PCが正常に起動します。しかし、何らかの不具合によって画面が真っ黒になり、「Operating system not found(オペレーティングシステムが見つかりません)」というメッセージが表示され、PCが起動できなくなることがあります。

このほかにも、「Missing operating system」「boot device not found please install an operating system」など、類似のエラーメッセージが表示されるケースがあります。いずれも以下の方法で解決できる可能性があります。本記事では、このエラーが発生する主な原因と、実践的な解決策を詳しく解説します。

「オペレーティングシステムが見つかりません」エラーの原因と8つの対処法

目次

  • 1. オペレーティングシステムが見つからない原因
  • 2. 「オペレーティングシステムが見つかりません」エラーの8つの対処法

オペレーティングシステムが見つからない原因

一般的に、このエラーはBIOSの設定、ブートドライブの状態、MBR(マスターブートレコード)に問題がある場合に発生します。Windows 11/10/8/7/Vista/XPでこのエラーが起こる主な原因は以下の通りです。

  • BIOSがハードディスクを認識していない
  • MBRが破損している、または不正な状態になっている
  • ハードディスク自体が物理的に故障している
  • BIOSの設定が誤っている
  • アクティブとして設定されているパーティションが間違っている

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「オペレーティングシステムが見つかりません」エラーの8つの対処法

起動中に黒い画面とともにこのエラーメッセージが表示されても、慌てる必要はありません。これはよくある起動トラブルの一つで、ハードディスク内のデータそのものが失われるわけではありません。

ただし、このままではパソコンを普段どおり使えないため、早めに対処することが大切です。ここでは、エラーを解消するための8つの効果的な方法を順番に紹介します。

1. 周辺機器を取り外して再起動する

USBメモリやフロッピーディスクなどの外部デバイスが接続されたままだと、パソコンがそれらのデバイスから起動可能なOSを探そうとし、見つからない場合にこのエラーを表示することがあります。まずはすべての外部機器を取り外してからPCを再起動してみてください。これだけで問題が解決するケースもあります。

2. BIOSがハードディスクを認識しているか確認する

BIOS上で、Windowsがインストールされたハードディスクが第一起動ドライブとして正しく認識されているかを確認しましょう。ここが正しく設定されていないと、PCは正常に起動できず、エラーメッセージが表示されます。確認手順は以下の通りです。

  1. 電源ボタンを押しながら、F12キーまたはF10キーを押してBIOSに入ります。
  2. BIOSセットアップユーティリティが表示されるまでキーを押し続けます。
  3. 画面上で「Primary Master」「Primary Slave」「Secondary Master」「Secondary Slave」の項目を探します。
    「オペレーティングシステムが見つかりません」エラーの原因と8つの対処法
  4. 「None」や「Not Detected」と表示されている場合は、BIOSがハードディスクを認識していません。データケーブルを接続し直すか、ハードディスクの項目を選択してEnterキーを押し、「None」を「Auto」に変更するか、「+」「-」キーで起動順序を変更してください。
  5. パソコンを再度再起動します。

3. ハードディスクの診断を実行する

ハードディスクが破損していることも、このエラーの原因になります。BIOSからプライマリハードディスクの診断テストを実行できます。

  1. F10キーと電源ボタンを同時に押し続けてPCの電源を入れます。
  2. 画面にテスト画面が表示されたらF10キーを離します。
  3. 右矢印キーで「Tools」メニューを選択します。
  4. 「Hard Drive Self Test」を選択し、Enterキーを押してテストを開始します。「オペレーティングシステムが見つかりません」エラーの原因と8つの対処法

結果が「All tests passed」であればハードディスクに問題はないため、次の対処法に進みましょう。「The test failed」と表示された場合は、ハードディスクが故障している可能性が高いため、修理業者への相談をおすすめします。

4. 自動修復を実行する

Windowsには、起動時の問題を自動的にチェック・修復する機能が標準で搭載されています。実行にはWindowsインストールディスクまたはWindows回復ディスクが必要です。

  1. Windowsインストールディスクまたは回復ディスクからPCを起動します。
  2. 言語、時刻、キーボード入力を選択し、「次へ」をクリックします。
  3. 「コンピュータを修復する」を選択します。
  4. 「トラブルシューティング」>「詳細オプション」を選択します。
  5. 「スタートアップ修復」を選択します。「オペレーティングシステムが見つかりません」エラーの原因と8つの対処法

修復が自動的に開始され、完了すると結果が表示されます。成功した場合はPCを再起動して問題が解決したか確認してください。失敗した場合は、次の方法を試しましょう。

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5. UEFIセキュアブートを有効/無効に切り替える

UEFIセキュアブートの有効・無効を切り替えることで、このエラーが解決したという報告もあります。セキュアブートモードが有効なUEFIファームウェアは、機種によっては正常に動作せず、不具合を起こすことがあるため、設定を変更することで改善する場合があります。なお、UEFIを無効化することで「選択されたディスクは固定MBRディスクではありません」というエラーが解決することもあります。

  1. PCの起動時にF10キーまたはF12キーを押します。
  2. BIOSに入ったらキーを離します。
  3. 「Security」タブを選択します。
  4. 「Secure Boot」の設定を現在とは逆の状態(オンならオフ、オフならオン)に切り替えます。
  5. パソコンを再起動します。

6. BIOSを初期設定に戻す

BIOSがハードディスクを認識せず、エラーが表示され続ける場合は、BIOSをデフォルト設定に戻してみましょう。手軽に試せる方法で、問題の解決につながることがあります。

まず、起動時にBIOSに入ります。次に、初期化用のオプションを探してください。機種によって「F9キー」、「Setup Defaults」、「Reset BIOS」などの名称や操作方法が異なるため、お使いのマシンのマニュアルを参照すると確実です。

「オペレーティングシステムが見つかりません」エラーの原因と8つの対処法

7. ブートレコードを修復する

ブートレコードが破損していたり不正な状態だったりすると、OSが見つからなくなることがあります。Windowsのコマンドプロンプトを使えば、MBR(マスターブートレコード)、DBR(DOSブートレコード)、BCD(ブート構成データベース)といったブートレコードを再構築できます。こちらもWindowsインストールディスクからの起動が必要です。

  1. WindowsインストールディスクからPCを起動します。
  2. 言語を選択し、「次へ」をクリックします。
  3. 「コンピュータを修復する」>「トラブルシューティング」>「詳細オプション」を選択します。
  4. メニューから「コマンドプロンプト」を選択します。
  5. 以下のコマンドを1行ずつ入力し、それぞれEnterキーを押します。
    bootrec.exe /fixmbr
    bootrec.exe /fixboot
    bootrec.exe /rebuildbcd

8. Windowsパーティションをアクティブにする

Windowsがインストールされたパーティションが非アクティブになっていると、PCは正しいパーティションから起動できず、このエラーが発生します。ハードディスク上のWindowsパーティションをアクティブ化することで、エラーを解消できます。

対処法7と同じ手順でコマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを1行ずつ入力してください。「1」の部分は実際のパーティション番号に置き換え、各コマンドの後には必ずEnterキーを押します。

  • diskpart
  • list disk
  • select disk 1
  • list volume
  • select volume 1
  • active
  • exit
    「オペレーティングシステムが見つかりません」エラーの原因と8つの対処法

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まとめ

「オペレーティングシステムが見つかりません」のような起動エラーが発生すると、パソコンを通常どおり使用できず、非常に困ってしまいますよね。しかし、本記事で紹介した8つの対処法を順番に試せば、多くの場合は問題を解決できます。焦らず一つずつ確認しながら、大切なデータが保存されたパソコンを復活させましょう。

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