【対処法】Galaxy S8で「湿気を検出しました」メッセージが消えないときの解決策
Galaxy S8はIP68等級の防水性能を備えており、水深1.5mに30分間沈めても問題なく動作する仕様です。しかし近年、「湿気を検出しました。充電できません(Moisture Detected Can't Charge)」というエラーが、一度も水に浸けていない端末でも発生するという報告が多数寄せられています。再起動や自然乾燥を試してもメッセージが消えず、多くのユーザーを悩ませています。

Galaxy S8で「湿気を検出」エラーが発生する主な原因
多数のユーザーからの報告をもとに調査を行い、ほとんどのケースでエラーを解消できた対処法をまとめました。まず、このエラーが発生する原因として考えられるものは以下のとおりです。
- キャッシュの破損: アプリは読み込みを高速化するためにキャッシュを保存しますが、蓄積すると破損し、システムの重要な機能に干渉することがあります。充電ポート内の湿気センサーが誤作動し、エラー表示の原因になるケースもあります。
- ソフトウェアの不具合: Androidのアップデート後にだけ問題が発生したという報告があります。アップデートに含まれるバグが湿気センサーに悪影響を与えている可能性があります。
- ハードウェアの故障: 高電圧や電力サージにより充電ポートが損傷し、正常に動作しなくなっている可能性もあります。
- サードパーティ製アプリ: 一部のアプリが充電機能などのシステム機能に干渉し、湿気センサーの動作を妨げることがあります。
- 塩水への接触: IP68等級は真水には有効ですが、塩水には適用されません。塩水に浸かった場合、乾燥後もメッセージが消えないことがあります。
- ポートの濡れ: 充電ポートが濡れている、または湿気を含んでいる場合、完全に乾くまで「湿気を検出」メッセージは消えません。
問題の性質を理解したところで、具体的な解決策に進みましょう。競合を避けるため、以下の手順は記載された順番どおりに実行してください。
解決策1:湿気の確認と除去
端末を真水または塩水に浸したことがある場合、充電ポートを清掃しない限りエラーが持続することがあります。掃除機で充電ポートの水分を吸い取る(ドライヤーで乾かすのはNG)ことをおすすめします。以下の方法を試しても改善しない場合は、Samsungのカスタマーサービスセンターでの点検・修理を検討してください。
解決策2:ソフトウェア更新の確認
システムアップデートが原因の場合、開発元から修正プログラムが配信されていることがあります。以下の手順でアップデートの有無を確認しましょう。
- 通知パネルを下にスワイプし、「設定」アイコンをタップします。

- 設定画面を一番下までスクロールし、「ソフトウェア更新」をタップします。

- 「アップデートを確認」をタップし、更新プログラムの有無を確認します。
- アップデートがある場合は「手動でダウンロード」をタップし、ダウンロードが完了するまで待ちます。

- ダウンロードが完了すると、端末は自動的に再起動し、アップデートがインストールされてから通常どおり起動します。
- 充電器を接続し、問題が解決したかどうかを確認します。
解決策3:原因の切り分け(セーフモードの活用)
充電ポートが物理的に破損している可能性もあります。ハードウェア起因かどうかを確認するため、セーフモードで端末を起動してみましょう。
- 「電源ボタン」を長押しし、オプション一覧を表示します。
- 画面上の「電源を切る」を長押しし、「セーフモード」を選択します。

- 端末がセーフモードで再起動し、画面左下に「セーフモード」と表示されます。
- 充電器を接続し、問題が再現するかどうかを確認します。
- 問題が解消された場合、原因はハードウェアではなくソフトウェア(アプリ)にあると考えられます。ここから、問題を引き起こしているアプリを特定していきます。
- 通知パネルを下にスワイプし、「設定」アイコンをタップします。

- 「アプリケーション」をタップし、任意のアプリを選択します。

- 「アンインストール」をタップし、確認ダイアログで「はい」を選択します。

- 端末を充電し、問題が解決したかどうかを確認します。
- 問題が解決しない場合は、解消するまでアプリの削除を繰り返します。エラーが消えたら、セーフモードを解除して通常どおり起動します。
解決策4:USB設定のキャッシュ削除
キャッシュが破損すると、重要なシステム機能に支障が出ることがあります。ここではUSB設定のキャッシュを削除します。
- 通知パネルを下にスワイプし、「設定」アイコンをタップします。

- 設定画面で「アプリケーション」をタップし、右上の「メニュー」ボタンを押します。
- 「システムアプリを表示」を選択し、リストを下にスクロールして「USB設定」を見つけます。

- 「USB設定」をタップし、「ストレージ」を選択します。
- ストレージ画面で「キャッシュを削除」をタップし、続けて「データを削除」も実行します。

- 端末を再起動し、充電を試して問題が解決したかどうかを確認します。
解決策5:キャッシュパーティションのワイプ
システムアプリやサードパーティ製アプリのキャッシュが破損していると、充電時に問題が発生することがあります。ここではキャッシュパーティションをワイプします。
- 「電源」ボタンを長押しし、「電源を切る」をタップします。
- 端末が完全にシャットダウンしたら、「音量下」キーと「Bixby」キーを同時に長押しし、そのまま「電源」ボタンも長押しします。

- 緑色のAndroidロゴが表示されたら、すべてのキーを離します。「システムアップデートをインストールしています」と表示される場合があります。
- 「音量下」キーで「Wipe Cache Partition(キャッシュパーティションのワイプ)」をハイライトし、「電源」キーを押して選択します。

- ワイプが完了したら、「音量下」キーで「Reboot System Now(今すぐシステムを再起動)」をハイライトし、「電源」ボタンで選択します。

- 端末が通常どおり再起動したら、問題が解決したかどうかを確認します。
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