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Linux Mint vs Ubuntu 徹底比較:初心者におすすめのLinuxディストリビューションはどっち?

Linux MintとUbuntuは、初心者に優しいLinuxデスクトップ環境として最も有名な2つのディストリビューションです。Ubuntuは特に人気が高く、Linux MintはそのUbuntuをベースに開発されています。しかし、両者には実際に大きな違いがあります。

UbuntuかLinux Mintかを検討しているなら、どちらが自分に合っているのか、どう判断すればよいのでしょうか?

Ubuntu vs. Linux Mint

UbuntuとLinux Mintは、どちらもLinuxディストリビューションです。難しく聞こえるかもしれませんが、これは単純に、Linuxカーネルにさまざまなコンポーネントを組み合わせて、動作するデスクトップOSを作り上げたものという意味です。既存のパソコンに入っているWindowsやmacOS、Chrome OSを、UbuntuやLinux Mintで置き換えることも可能です。

ここからは、それぞれの特徴を順番に見ていきましょう。

Ubuntuとは?

Ubuntuは2004年、起業家のマーク・シャトルワース氏がCanonical社を設立したことから始まったデスクトップLinuxです。最初のリリースはバージョン4.10で、2004年10月を表しています。

Ubuntuは6ヶ月ごとに新バージョンがリリースされ、4回ごとのリリースはLTS(長期サポート)版となります。たとえば、Ubuntu 18.04 LTSは2018年4月に登場しました。

プロジェクト開始から最初の6年間、Ubuntuのキャッチコピーは「Linux for Human Beings(人類のためのLinux)」でした。ブランディングは変更されましたが、Ubuntuは今も一般ユーザー向けのディストリビューションであり、WindowsやmacOS向けに開発された商用アプリを使い続けたい人にとって最良の選択肢です。

Linux Mintとは?

Linux Mintは2006年に登場しました。Ubuntuをベースにしながらも、初心者がつまずきやすい障害を取り除くための工夫が凝らされています。デフォルトのインターフェース「Cinnamon」は、Windowsに慣れた人にとって馴染みやすい設計です。

バージョン番号は異なりますが、Linux Mintのリリースは通常、各Ubuntuバージョンの数ヶ月後に提供されます。バージョン17以降はLTS版ごとにメジャーバージョンが上がり、その後の3つのリリースはx.1、x.2、x.3と続きます。

Ubuntuベースのプロジェクトであるため、Linux MintではCanonicalのディストリビューション向けに提供されているのと同じソフトウェアを実行できます。ただし、多くの人がより親しみやすいと感じる形で、そのソフトウェアを見つけて操作できる点が異なります。

システム要件の比較

以下の数値より低いスペックでもUbuntuとLinux Mintは動作しますが、快適さには欠けるかもしれません。推奨スペックを満たしていれば、より良い第一印象を得られるでしょう。

Ubuntu

  • RAM:4GB
  • ディスク容量:25GB
  • 画面解像度:1024×768

Linux Mint

  • RAM:2GB
  • ディスク容量:20GB
  • 画面解像度:1024×768

Linux Mintのシステム要件が低めなのは、主にデフォルトのインターフェースが異なるためです。Linuxに慣れてくれば、デフォルトのデスクトップ環境をより軽量なものに置き換えることで、Ubuntuのシステム要件を下げることもできます。

インストールプロセス

UbuntuとLinux Mintは同じインストーラーを使用しています。つまり、片方のインストール方法がわかれば、もう片方もインストールできます。操作体験は完全に同一ではありませんが、非常によく似ています。

とはいえ、UbuntuとLinux Mintがまったく同じハードウェアをサポートするわけではありません。プリインストールされるLinuxカーネルのバージョンによって対応状況が変わることがあり、その他のソフトウェア上の判断も影響します。

両ディストリビューションともUEFIに対応しているため、Windowsとのデュアルブートも、Microsoft製OSの完全な置き換えも可能です。ただし、Linux Mintの場合はインストール前にSecure Bootを無効化する必要があります。一方、UbuntuはSecure Bootを有効にしたままインストールできます。

見た目と操作性

UbuntuとLinux Mintはどちらも、鮮やかな色使いとテーマ化されたアイコンを活かした個性的なデザインを持っています。第一印象も大切ですが、実はほぼすべての要素を比較的簡単に変更できることを覚えておきましょう。

Ubuntuのデザイン

長年、Ubuntuは独自開発のUnityインターフェースを採用してきました。現在は、Linuxで最も広く使われているGNOMEデスクトップ環境へと回帰しています。

GNOMEはミニマルなデザインで、画面上部にスマートフォンのような1本のパネルが表示されます。「アクティビティ」ボタンをクリックすると、利用可能なアプリ、開いているウィンドウ、仮想ワークスペースを一覧できるアクティビティ画面が開きます。

Ubuntuのメインカラーはオレンジで、デスクトップの随所にその色が使われています。アプリウィンドウには黒のタイトルバーが付いており、他のLinuxデスクトップと差別化された独自のアイコンテーマが採用されています。

Mintのデザイン

Linux MintのCinnamonデスクトップは、GNOME 3が多くの古参Linuxユーザーの心をつかむ以前に、その代替として生まれました。Cinnamonは、WindowsやChromebookからの移行者にとって馴染みやすい操作性を提供します。アプリケーションは画面下部のパネルに表示され、左下にランチャーメニュー、右側にシステムアイコンが配置されます。

Linux Mintはダークなタスクバーと明るいウィンドウのコントラストが特徴で、デスクトップの外観にはArcテーマとMokaアイコンが使用されています。

ソフトウェア

Ubuntuはかつて、独自のインターフェース、独自のディスプレイサーバー、独自のパッケージ形式を開発していました。今日、そのほとんどは姿を消しましたが、snapパッケージ形式だけは残っており、Ubuntuを使う上で最も際立った特徴の一つとなっています。

しかし、このsnap形式は、Ubuntuを選ぶ大きな理由の一つを弱めてもいます。Snapはユニバーサル形式であり、事実上あらゆるLinuxデスクトップにソフトウェアをインストールできるからです。

商用アプリの開発者は依然としてUbuntuを優先的にターゲットにしていますが、ブラウザベースのSnap Storeからアプリをダウンロードできるようになった今、それらのアプリを入手するためにUbuntuを使う必要はなくなりました。

Ubuntuには独自の専用ソフトウェアがほとんどありませんが、Linux Mintはいくつかの中核コンポーネントを維持し続けています。その一つがX-Appsで、従来型のGTKデスクトップ環境向けに設計された汎用アプリケーション群です。これらは、GNOME 3.xで廃止されたタイトルバーやメニューバーといった要素を使い続けています。

たとえば、GNOME Files(ファイルマネージャー)やGeditテキストエディターの代替として、NemoやXviewerが用意されています。

さらに、Linux Mintチームはディストリビューション専用のアプリを多数開発しています。独自のバックアップツールやアップデートマネージャーなどを備えており、こうした地道な努力こそが、UbuntuではなくLinux Mintを選ばせる魅力となっています。

基本的には、UbuntuとLinux Mintで同じソフトウェアを使えます。Ubuntuコミュニティの方がリソースやユーザー数が多く、問題を指摘してもらいやすいため、より充実したサポートが得られるかもしれません。その一方で、Linux Mintチームはデスクトップ体験を最優先しており、これはCanonicalとUbuntuには当てはまらない点です。

公式フレーバー(派生版)の違い

Ubuntuの公式サイトには複数のバージョンが掲載されています。GNOMEデスクトップの標準版のほかに、KDE、LXQt、XFCE、MATEをデフォルトとする代替「フレーバー」が用意されています。さらに、教育向けのEdubuntu、マルチメディア制作者向けのUbuntu Studio、中国語ユーザー向けのUbuntu Kylinといった特化型ディストリビューションも存在します。

一方、Linux MintにはCinnamon、MATE、XFCEの3つの主要エディションがあります。

どちらのディストリビューションでも自分でデスクトップ環境をセットアップできますが、面倒な設定なしにさまざまな環境を手軽に試してみたいなら、Ubuntuがおすすめです。

Ubuntu vs. Linux Mint:どちらを選ぶ?

Ubuntuは2つのディストリビューションのうちより有名ですが、Linux Mintも最も人気のあるディストリビューションの一つです。どちらもLinuxへの素晴らしい入門となるでしょう。コミュニティの規模ゆえ、Ubuntu関連のウェブコンテンツは豊富に存在し、初心者にとって大きな助けになります。しかも、Ubuntuに当てはまる情報の多くはMintにもそのまま応用できます。

とはいえ、UbuntuかMintかで迷っているなら、実は「どちらでもない」という選択肢を検討する価値もあるでしょう。世の中には、他にも多くの魅力的なLinuxディストリビューションがあるのですから。

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  2. DebianとUbuntu:どちらを選ぶべき?初心者向け徹底比較ガイド

    Ubuntuは初期のリリースで多くの支持を集めました。Linuxベースのディストリビューションの世界に足を踏み入れたばかりの初心者にとって、一見複雑に見える操作を簡単にしてくれたからです。しかし、Unityインターフェースが登場した頃から、批判を受けるようにもなりました。客観的に言えば、そのインターフェース自体は良くも悪くもなく、役割をしっかり果たしていました。ただ、多くのユーザーが慣れ親しんだものとは異なるアプローチだったのです。その後、ランチャーメニューへの広告挿入やインターフェースのGnomeへの変更などが重なり、このディストリビューションを嫌うユーザーがさらに増え、代替手段を探す人が現