Windows 10で切り取りツール(Snipping Tool)が動作しないときの対処法7選
Windowsユーザーの多くにとって、切り取りツール(Snipping Tool)はスクリーンショットの撮影や編集に欠かせない軽量の標準アプリです。しかし、Windows Updateの後などに、画面が真っ白・黒くなる、エラーメッセージが表示される、画像が保存されない、アプリが応答しないといったトラブルが発生することがあります。本記事では、切り取りツールが正常に動作しないときに試せる7つの対処法を、初心者にもわかりやすく解説します。
Windows 10で切り取りツールが動作しないときの対処法
方法1:切り取りツールを再起動する
まずは、アプリを一度終了して再度起動してみましょう。フリーズしたり応答しなくなったりしたアプリは、タスクマネージャーから強制終了できます。
手順1:「Ctrl + Shift + Esc」キーを同時に押してタスクマネージャーを開きます。
手順2:「プロセス」タブの一覧から「Snipping Tool」を探して右クリックし、コンテキストメニューから「タスクの終了」を選択します。

手順3:切り取りツールを再度起動し、正常に動作するか確認します。
この方法で解決しない場合は、次の方法を試してください。
方法2:バックグラウンドでの実行を許可する
切り取りツールは、普段はバックグラウンドで待機しているアプリです。PCの設定でバックグラウンド実行が許可されていないと、ウィンドウを開いていない状態では動作できません。以下の手順で権限を確認・付与しましょう。
手順1:「Windows + I」キーを押して設定画面を開きます。

手順2:設定メニューから「プライバシー」をクリックします。
手順3:左側のパネルを下にスクロールし、「バックグラウンド アプリ」を選択します。

手順4:「Snipping Tool」が有効になっているか確認します。無効になっている場合は、トグルスイッチを「オン」に切り替えます。
方法3:Windowsを最新の状態に更新する
Microsoftは毎週火曜日に定期アップデートを公開しています(通称「Patch Tuesday」)。これらのアップデートにはセキュリティ修正やバグ修正が含まれており、定期的に更新することでPCを安全に保ち、多くの不具合を未然に防げます。
手順1:「Windows + I」キーを押して設定を開きます。
手順2:「更新とセキュリティ」を選択します。
手順3:「更新プログラムのチェック」ボタンをクリックします。
手順4:すべてのアップデートが完了したら、PCを再起動します。
方法4:切り取りツールを修復またはリセットする
アプリが正しく動作しない場合や特定の機能に不具合がある場合は、「アプリと機能」に用意された修復・リセット機能を活用できます。
手順1:「Windows + I」キーを押して設定を開き、「アプリ」をクリックします。

手順2:一覧を下にスクロールし、「Snipping Tool」をクリックして展開します。
手順3:「詳細オプション」を選択します。
手順4:「修復」および「リセット」を実行して問題を解決します。

方法5:不要なファイルを削除する
PCには一時ファイル、ジャンクファイル、Cookie、キャッシュなど、さまざまな不要ファイルが蓄積されます。これらはアプリの動作を高速化するために作成されますが、削除されないまま残り続けると、時間の経過とともに肥大化・破損し、アプリ同士の競合を引き起こすことがあります。定期的なPCの最適化には、専用ソフトの活用がおすすめです。
Advanced PC Cleanup

Advanced PC Cleanupは、PCの最適化とクリーンアップをまとめて行えるオールインワンツールです。快適な操作環境の維持に役立つ主な機能をご紹介します。
ジャンクファイル削除
キャッシュファイルはPCの容量を大きく圧迫します。ジャンククリーナー機能で、こうしたファイルをまとめて掃除できます。
一時ファイル・ゴミ箱のクリーニング
一時ファイルをすべて削除してディスク領域を解放します。ゴミ箱内のファイルも素早く削除可能です。
レジストリクリーナー
不正なWindowsレジストリエントリを削除し、PCの安定した動作をサポートします。操作も簡単です。
スタートアップ管理
起動に必須の一部プログラムを除き、不要なスタートアップ項目を削除できます。
不要アプリのアンインストール
使っていないアプリが占有しているストレージ領域を効率的に解放できます。
古いダウンロードファイルの検出
長期間使用していないアイドルファイルを一覧表示し、整理しやすくします。
マルウェア対策
危険なファイルを検出・除去し、大切なデータを感染や破損から守ります。
オンライン上の足跡の削除
ブラウザに保存された個人情報は、悪意ある第三者に盗み見られるリスクがあります。Advanced PC Cleanupは保存されたパスワードなどの情報を検出し、完全に削除できます。
方法6:DISMコマンドを使用する
DISM(Deployment Image Servicing and Management)は、Windowsイメージの管理・展開を行うコマンドラインツールです。システムイメージに関連する問題が発生した際に修復できる機能のひとつです。切り取りツールが動作しない原因がシステムイメージにある可能性もあるため、「RestoreHealth」オプション付きのDISMコマンドを実行してみましょう。
手順1:検索ボックスに「cmd」と入力し、「管理者として実行」を選択してコマンドプロンプトを開きます。

手順2:以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。
DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
手順3:復元プロセスが完了するまで待ちます。

手順4:PCを再起動し、切り取りツールが正常に動作するか確認します。
この方法でも解決しない場合は、最後の方法を試してください。
方法7:システムファイルチェッカー(SFC)を実行する
システムファイルが破損・損傷していると、切り取りツールが誤作動することがあります。この場合はシステムスキャンを実行し、破損したシステムファイルがないか確認しましょう。
手順1:コマンドプロンプトを管理者モードで開きます。
手順2:以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。
sfc /scannow
手順3:スキャンが完了したらPCを再起動します。

まとめ
以上の対処法は、各種トラブルシューティングフォーラムで推奨されている解決策をまとめたものです。お気に入りの切り取りツールが動かなくなると非常に不便ですが、今回ご紹介した7つの方法を順番に試せば、問題を解決できる可能性は高いといえます。困ったときにすぐ参照できるよう、このページをブックマークしておくのがおすすめです。
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