GmailとOutlookで暗号化メールを安全に送信する方法を徹底解説
セキュリティは、現代社会における最大の関心事の一つです。SNSであれメールであれ、プライバシーへの脅威は常にインターネット上に潜んでいます。そのため、悪質なサイバー犯罪者から大切な情報を守るために、メールを暗号化することが非常に重要になっています。
メールの送受信は私たちの日常的なタスクです。だからこそ、添付ファイルやメール本文をしっかりと暗号化して保護する意識を持つ必要があります。例えば、ProtonMailのようなアプリを使えば、送信するメールが自動的に暗号化されるため安心です。しかし、普段使っているOutlookやGmailで安全なメールを送る方法をご存知でしょうか?
本記事では、暗号化メールを送信するための最も効率的な方法を分かりやすくご紹介します。
Outlookで安全なメールを送信する方法
日常業務でOutlookを使用している方は、S/MIME暗号化を利用できる便利な機能をぜひ活用してください。この機能を使えば、データの価値を損なうことなく、機密情報のプライバシーと機密性をしっかり保護できます。
手順はやや複雑ですが、以下のステップに従えばOutlookで暗号化メールを送信できるようになります。
注意:Outlookでメールを暗号化するには管理者権限が必要です。事前に組織の管理者に確認してください。
- まず最初に、組織の管理者からデジタル証明書を取得します。
- 新しいメッセージを作成し、三点リーダー(…)をクリックしてその他のオプションを表示し、「メッセージのオプション」を選択します。
- 「このメッセージを暗号化する(S/MIME)」を選択し、「実行」をクリックして必要なソフトウェアをインストールします。
- 歯車アイコンのメニューを開き、「送信するすべてのメッセージの内容と添付ファイルを暗号化する」を選択します。
暗号化を解除したい場合は、該当するメッセージを開き、三点リーダーから「メッセージのオプション」を選択し、「このメッセージを暗号化する(S/MIME)」のチェックを外すだけでOKです。
新しいバージョンのOutlookでの設定手順
比較的新しいバージョンのOutlookをお使いの場合は、以下の手順をお試しください。
- 「ファイル」メニューから「オプション」>「セキュリティ センター」>「セキュリティ センターの設定」を選択します。



- 左側のペインで「電子メールのセキュリティ」を選択します。
- 「暗号化された電子メール」の項目にある「設定」をクリックします。

- 「証明書とアルゴリズム」の下で「選択」をクリックし、S/MIME証明書を選択して「OK」を押します。
Office 365サブスクリプションのOffice Insider向け新機能
Office 365サブスクリプションに加入しているOffice Insiderユーザーなら、さらに簡単な操作で暗号化メールを送れます。
- メール作成画面で「オプション」を選択し、「暗号化」からドロップダウンメニュー内の「S/MIMEで暗号化」を選びます。
- パソコンにS/MIME証明書がインストールされていれば、「S/MIMEで暗号化」という項目が表示されます。
- メールの作成を完了したら「送信」を選択するだけです。
Gmailで安全なメールを送信する方法
Gmailで暗号化メールを送信するには、管理者アカウントが必要です。管理者アカウントでログインするとGoogle管理コンソールが開き、そこから各種設定を行えます。以下の手順に従って、送信メールを暗号化しましょう。
- Google管理コンソールを開き、「アプリ」に移動します。
- 「G Suite」を見つけて「Gmail」をクリックします。
- Gmailの「ユーザー設定」ページを開きます。
- 下にスクロールしてS/MIME設定を見つけ、「メールの送受信時にS/MIME暗号化を有効にする」にチェックを入れます。
- 一度ログアウトしてGmailに再ログインすると、新しい設定が反映されていることを確認できます。
- 続いて「設定」>「アカウント」に移動し、「送信元アドレス」の設定を編集して、最新の暗号化標準に準拠した証明書をアップロードします。
- 最後に、各受信者と鍵を交換し、自分の公開鍵を含むデジタル署名付きのS/MIME署名済みメッセージを送信します。
暗号化メールを送信するその他の方法
前述の通り、GmailやOutlookからTutanotaやProtonMailといったセキュリティ重視のメールサービスへ乗り換えるのも有効な選択肢です。これらのサービスは標準で強力な暗号化機能を備えています。また、どうしても暗号化設定を有効にできない場合は、無料で使える暗号化メールツールやサービスを試してみるとよいでしょう。
まとめ
メールの暗号化は、GmailやOutlookなどプラットフォームを問わず、送受信する情報の安全性を確保し、システム内の機密情報を脅威から守るための極めて重要な対策です。少し手間に感じるかもしれませんが、一度設定してしまえば日々の通信を安心して行えます。
あなたは普段からメールに暗号化を使用していますか?ぜひ下のコメント欄でお聞かせください。
最新のテック情報を受け取りたい方は、ニュースレターの購読やSNSのフォローをお願いします。
-
Outlook・Gmailのメールを別アカウントへ自動転送する方法を徹底解説
多くの方が、シンプルで使いやすいGoogleアカウントとOutlookアカウントを持っています。プライベート用と仕事用など、用途に合わせて複数のアカウントを使い分けている人も少なくないでしょう。しかし、すべてのアカウントに同時にログインしておくことはできず、各メールボックスの確認が手間になったり、重要なメールを見逃してしまうこともあります。そこで便利なのがメールの自動転送機能です。OutlookとGmailを使っていれば、すべてのメッセージをひとつの受信トレイに集約できます。この記事では、OutlookとGmailでメールを自動的に転送する設定方法を、手順を追って詳しく解説します。Outloo
-
Outlookで宛名をパーソナライズした一括メールを送信する方法
幸か不幸か、オフィスなど組織の環境で長く働いていると、従業員やクライアント全員に一括メールを送らなければならない場面に必ずと言っていいほど出くわします。あなたにも、その時が来ているかもしれません。あるいは、何らかの理由で一度だけ大勢の人へ連絡を取る必要がある、普段使いのOutlookユーザーかもしれませんね。どんなケースであっても、この記事を読み終える頃には、Outlookで一括メールをまとめて送信できるようになっているはずです。Outlookでパーソナライズされた一括メールを送る方法作業を始める前に、まずメールの下書きを別途作成しておくことをおすすめします。メモ帳やWord文書で十分ですし、