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OutlookのPSTファイルを修復する方法|受信トレイ修復ツール(SCANPST.EXE)の使い方

Personal Storage Table(.pst)は、Microsoft Exchange ClientやOutlookなどのMicrosoft製品において、メールメッセージのコピー、カレンダーの予定、その他のデータを保存するために使用されるオープンな独自ファイル形式です。Outlookデータファイルが開けなくなったり、ファイルが破損している疑いがある場合は、Microsoftが提供する「受信トレイ修復ツール(Inbox Repair Tool)」を使用して、データファイル内のエラーを診断・修復することができます。

受信トレイ修復ツールは、パソコン上のOutlookデータファイルが正常に機能しているかどうかをチェックするための公式ツールです。ここでは、Outlook PSTファイルを修復する具体的な手順を詳しく解説します。

OutlookのPSTファイルを修復する方法|受信トレイ修復ツール(SCANPST.EXE)の使い方

SCANPST.EXEを使ったPSTファイルの修復手順

手順1:Outlookを終了してProgram Filesフォルダを開く

Outlookが起動している場合は、まずアプリケーションを完全に終了します。その後、エクスプローラーで C:\Program Files (x86) または C:\Program Files フォルダを開いてください。

手順2:SCANPST.EXEを検索する

エクスプローラーの検索ボックス(Ctrl + Fキー)に SCANPST.EXE と入力してファイルを探します。

OutlookのPSTファイルを修復する方法|受信トレイ修復ツール(SCANPST.EXE)の使い方

手順3:見つからない場合はバージョン別のフォルダを確認する

上記の2つの場所でSCANPST.EXEが見つからない場合は、お使いのPCにインストールされているOutlookのバージョンに応じて、以下のフォルダへ移動してください。

  • Outlook 2016: C:\Program Files (x86)\Microsoft Office\root\Office16
  • Outlook 2013: C:\Program Files (x86)\Microsoft Office\Office15
  • Outlook 2010: C:\Program Files (x86)\Microsoft Office\Office14
  • Outlook 2007: C:\Program Files (x86)\Microsoft Office\Office12

手順4:SCANPST.EXEを起動する

ファイルが見つかったら、SCANPST.EXE をダブルクリックして起動します。

OutlookのPSTファイルを修復する方法|受信トレイ修復ツール(SCANPST.EXE)の使い方

手順5:スキャン対象のファイルを指定する

「スキャンしたいファイルの名前を入力してください(Enter the name of the file you want to scan)」という入力ボックスに、修復したい.pstファイルの名前を入力します。参照(Browse)ボタンを使えば、保存場所から直接ファイルを選択することも可能です。

OutlookのPSTファイルを修復する方法|受信トレイ修復ツール(SCANPST.EXE)の使い方

手順6:ログの設定を行う

ログファイルを作成したくない場合は、「オプション(Options)」ボタンをクリックして、ログを作成しない設定に変更できます。逆に、既存のログファイルにスキャン結果を追記していくことも可能です。

OutlookのPSTファイルを修復する方法|受信トレイ修復ツール(SCANPST.EXE)の使い方

手順7:スキャンを開始する

開始(Start)ボタンをクリックすると、スキャンが実行されます。

手順8:検出されたエラーを修復する

スキャンの結果、エラーが検出された場合は、修復(Repair)ボタンをクリックして修復プロセスを開始します。なお、修復中には自動的にバックアップファイルが作成されます。このバックアップファイルのデフォルトの名前や保存場所を変更したい場合は、「バックアップファイルの名前を入力してください」ボックスに新しい名前を入力するか、参照(Browse)をクリックして任意の保存先を選択してください。

OutlookのPSTファイルを修復する方法|受信トレイ修復ツール(SCANPST.EXE)の使い方

手順9:修復完了後にOutlookを再起動する

修復が完了するまでしばらく待ちます。完了したら、修復したOutlookデータファイルに関連付けられたプロファイルを使用して、Outlookを再度起動してください。

まとめ

以上の手順を見てわかるように、サードパーティ製ツールを追加でダウンロードする必要がないため、Outlook PSTファイルの修復は自分一人でも簡単に行えます。修復が完了すれば、これまで通りMicrosoft Outlookを快適に使い続けることができるでしょう。万が一、修復後も問題が解決しない場合は、システム管理者に相談するか、Microsoftのサポート窓口に問い合わせることをおすすめします。

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