Windows 11/10でHIDCLASS.sysエラーによるブルースクリーン(BSOD)を修正する方法
HIDCLASS.SYSは、Windowsオペレーティングシステムに組み込まれている重要なシステムドライバーファイルです。「HID」は「Human Interface Device(ヒューマンインターフェースデバイス)」の略で、キーボードやマウスなどの入力機器を指します。このドライバーはカーネルモードデバイスドライバーに分類され、システム全体でさまざまなデバイスを接続・制御する役割を担っています。たとえば、ワープロソフトからプリンターへ文書を印刷させる機能も、このドライバーによって実現されています。もしドライバーに障害が発生すると、ストップエラー(ブルースクリーン)が引き起こされることがあります。

HIDCLASS.sysに関連する主なBSODエラー
このファイルに関連して発生しうるブルースクリーンエラーには、以下のようなものがあります。
- KMODE EXCEPTION NOT HANDLED
- SYSTEM SERVICE EXCEPTION
- DRIVER POWER STATE FAILURE
- PAGE FAULT IN A NONPAGED AREA
- SYSTEM THREAD EXCEPTION NOT HANDLED
- DRIVER VERIFIER IOMANAGER VIOLATION
- IRQL NOT LESS EQUAL
いずれの場合も、原因となるのはHIDCLASS.sysの異常であることが多く、対処方法は比較的シンプルです。ここからは、具体的な解決策を見ていきましょう。
HIDCLASS.sys失敗によるブルースクリーンの対処法
Windows 11/10でhidclass.sysに関連するBSODエラーを修正するには、以下の4つの方法を順に試してください。
- ドライバーの更新・ロールバック・無効化
- システムファイルチェッカーの実行
- ChkDskユーティリティの実行
- メモリのエラーチェック
普段からシステムの復元ポイントを作成している場合は、システムの復元を実行して最近の変更を元に戻すのも有効です。また、以下の作業はセーフモードとネットワーク機能で行うことをおすすめします。
1] 各種ドライバーの更新・ロールバック・無効化
オペレーティングシステムとドライバーとの非互換性が原因で、こうした問題が発生することがあります。競合している可能性のあるドライバーを更新、または以前のバージョンへロールバックしてみてください。特に、デバイスマネージャーの「キーボード」「マウス」「USB」「HIDドライバー」の各セクションにあるドライバーを中心に確認しましょう。
2] システムファイルチェッカーの実行
スタートボタンを右クリックし、「コマンドプロンプト(管理者)」を選択します。以下のコマンドを入力してEnterキーを押すと、システムファイルチェッカーが実行されます。
sfc /scannow
スキャンが完了したら、システムを再起動してください。
なお、フリーウェアの「FixWin」を使えば、クリックひとつでシステムファイルチェッカーを実行することも可能です。
この手順により、破損・不良のシステムファイルがすべて修復されます。続くステップでは、チェックディスクユーティリティを使って、ディスク上の物理的・論理的な不良セクターを検出・修復していきます。
3] ChkDskユーティリティの実行
ChkDskを実行するには、まず「PC(This PC)」を開き、WindowsがインストールされているOSパーティションを右クリックします。
「プロパティ」を選択し、「ツール」タブへ移動します。
「エラーチェック」セクションの「チェック」をクリックしてください。

小さなウィンドウがポップアップ表示されるので、「ドライブをスキャン」をクリックします。
ディスクパーティションのスキャンが完了したら、変更を反映させるためにコンピューターを再起動してください。
4] メモリのエラーチェック
RAMに関する問題を解消するために、以下の手順を実行します。

まず、「WINKEY + R」キーを同時に押して「ファイル名を指定して実行」を起動します。次に「mdsched.exe」と入力してEnterキーを押すと、Windowsメモリ診断ツールが起動し、以下の2つの選択肢が表示されます。
- 今すぐ再起動し、問題を検出する(推奨)
- 次回のコンピューター起動時に問題を検出する
選択したオプションに応じて、コンピューターが再起動し、メモリ関連の問題が自動的にチェックされます。問題が検出されれば自動的に修復され、何も見つからなければ、メモリがエラーの原因ではない可能性が高いといえます。
この記事が、あなたの問題解決の一助となれば幸いです。
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