Windows 11/10でndis.sysによるブルースクリーンエラー(BUGCODE_NDIS_DRIVER)が発生したときの対処法
ネットワークドライバーインターフェース仕様(NDIS:Network Driver Interface Specification)は、ネットワークインターフェースカード向けのプログラミングインターフェースで、コンピューターネットワーク上でシステムドライバーが正しく動作するための基盤となるものです。NDISを介して、Windowsはネットワーク上の他のデバイスやハードウェアコンポーネントと通信できるようになります。
そしてndis.sysは、MicrosoftがWindows向けに開発した重要なシステムファイルです。システムファイル(.sysファイル)はWindowsに不可欠な要素であり、接続されたハードウェアやデバイスとの通信に使われるドライバー設定の保管庫でもあります。
BUGCODE_NDIS_DRIVERエラーとは
BUGCODE_NDIS_DRIVERバグチェックのコードは0x0000007Cです。このバグチェックは、オペレーティングシステムがネットワークドライバー内でエラーを検出したことを示しています。

ndis.sysファイルは通常、ドライバーフォルダーC:\Windows\System32\driversに保存されており、OSが正常に機能するために必要不可欠です。このファイル自体がOSの動作に悪影響を及ぼすことはありませんが、一部のWindowsユーザーからはndis.sysに関連するブルースクリーンエラー(BSOD)の報告があります。このエラーはプログラムを開いたり操作したりしたタイミングで発生することが多く、システム起動時にドライバーが読み込まれる際や、Windowsのシャットダウン中に発生する場合もあります。
ndis.sysブルースクリーンエラーの正確な原因は特定されていませんが、破損したファイル、誤って構成されたデバイスドライバー、マルウェア、不良ドライバー、破損したWindowsレジストリ、欠落または破損したシステムファイルなどが考えられます。また、ハードディスクの損傷やメモリ(RAM)の不具合によっても発生しうるエラーです。
エラーが発生した際、ndis.sysファイルを無効化しようと考える方もいますが、それは解決策になりません。ndis.sysはOSの正常な動作に必須であり、無効化しても再び有効化されてしまいます。なお、ファイアウォールやウイルス対策ソフトなどのセキュリティソフトがソフトウェア競合を引き起こす場合もあるため、一時的に無効化して様子を見るのも一つの方法です。この記事では、Windows 10/11でndis.sysのブルースクリーンエラーを解決するための方法を紹介します。併発するエラーメッセージとしては「DRIVER_IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL」が表示されることがあります。
ndis.sysのBSODエラーを修正する方法
1. デバイスドライバーの更新・再インストール
古いネットワークドライバーや破損したドライバーを使用していると、ndis.sysのブルースクリーンエラーが発生することがあります。特にNDISミニポートドライバー(ndis.sys)に関連する問題が知られています。まずはデバイスドライバーを最新版に更新することをおすすめします。以下の手順でネットワークデバイスドライバーを再インストールし、問題を解決しましょう。
セーフモードでPCを再起動します。コントロールパネルを開き、デバイスマネージャーに移動します。ネットワークアダプターをクリックし、一覧から対象のネットワークデバイスを選択します。
ネットワークデバイスを右クリックし、デバイスのアンインストールを選択します。

確認画面で「OK」をクリックし、その後メニューバーのハードウェア変更のスキャンをクリックすると、ドライバーが再インストールされます。
これでも改善しない場合は、次に紹介するドライバーのロールバックを試してみてください。
2. ネットワークドライバーのロールバック
最近インストールしたネットワークドライバーが原因の場合、以前のバージョンのドライバーに戻すことでndis.sysのブルースクリーンエラーが解消されることがあります。
コントロールパネルを開き、デバイスマネージャーに移動します。ネットワークアダプターを展開し、対象のネットワークデバイスを選択します。
ネットワークデバイスを右クリックして「プロパティ」を開き、「ドライバー」タブに切り替えてドライバーを元に戻すをクリックします。

確認ダイアログで「はい」を選択し、PCを再起動します。
3. SFC(システムファイルチェッカー)スキャンの実行

システムファイルチェッカー(SFC)は、ndis.sysを含む破損したシステムファイルをスキャンし、自動的に修復してくれるコマンドラインツールです。管理者権限でコマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを実行してください。
sfc /scannow
スキャンが完了したらPCを再起動します。
4. CHKDSKの実行

ハードディスクに不良セクターや破損があると、ndis.sysのブルースクリーンエラーにつながることがあります。CHKDSKはディスク全体をスキャンしてエラーを検出・修復するツールです。
スタートメニューで「コマンドプロンプト」を検索します。
コマンドプロンプトを右クリックし、管理者として実行を選択します。
以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。
chkdsk /f /r
処理完了後にPCを再起動してください。
5. DISMの実行

システムイメージが破損している場合は、DISM(展開イメージのサービスと管理)ツールで修復できます。スタートメニューで「コマンドプロンプト」を検索し、右クリックから管理者として実行を選択します。
以下のコマンドを実行します。
DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
完了したらPCを再起動します。
6. システムの復元を実行する
上記の方法で解決しない場合は、システムの復元を試してみましょう。システムの復元を使うと、PCが正常に動作していた時点までシステム設定やプログラムを戻すことができ、ブルースクリーンエラーの原因となった最近の変更を取り消せます。
これらの方法でndis.sys関連のブルースクリーンエラーが解決することを願っています。
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