Windows 10/11でSdbus.sysブルースクリーンエラーを解決する6つの対処法
Windows環境でよく見られるエラーの一つに、ブルースクリーンオブデス(BSOD)と呼ばれるものがあります。別名「ストップエラー」とも呼ばれ、発生すると画面が突然青くなり、悲しい顔のマークとともに問題の詳細を伝えるメッセージが表示されます。メッセージは通常、「PCに問題が発生したため、再起動する必要があります。エラー情報を収集しています。完了次第、自動的に再起動します」という内容から始まります。
本記事では、BSODエラーの中でも「sdbus.sys」に関連するブルースクリーンエラーについて詳しく解説し、できるだけ早く復旧させるためのトラブルシューティング手順を6つご紹介します。
Windows 10/11におけるsdbus.sysブルースクリーンエラーとは?
sdbus.sysブルースクリーンエラーは、C:\Windows\System32\Driversフォルダに保存されているsdbus.sysファイルに関連するエラーです。このファイルには、Windows OSを正しく読み込み・構成するために必要なコードやスクリプトが含まれています。
このファイルは、ADMA転送プロセスにおいて重要な役割を担っています。具体的には、OSのDMAデータ構造をADMAデータ構造へ変換する処理を行います。このファイルが正常に読み込まれない場合、Windowsはsdbus.sysブルースクリーンエラーを表示することがあります。
sdbus.sysブルースクリーンエラーの主な原因
では、なぜこのBSODエラーが発生するのでしょうか?
多くのユーザーの報告によると、新しいハードウェアやソフトウェアをインストールした後にこのエラーが表示されるケースが目立ちます。また、sdbus.sysに関連するアプリケーションを実行しようとした際にも発生する可能性があります。
その他の考えられる原因は以下の通りです。
- 古い、欠落している、または互換性のないデバイスドライバー
- 欠落または破損したWindowsレジストリのコンポーネント
- 不正確または不完全なソフトウェアのインストール
- 故障したハードウェア
- マルウェア感染
- メモリ(RAM)の不具合
sdbus.sysブルースクリーンエラーへの対処法
BSODエラーに遭遇すると、つい焦ってパニックになりがちですが、これらの問題には必ず解決策があります。まずは落ち着いて、以下の手順を順番に試してみてください。
対処法1:RAM(メモリ)の破損をチェックする
RAMが破損するとOSが不安定になり、sdbus.sysブルースクリーンエラーが表示されることがあります。最近新しいRAMを増設した場合は、それがエラーの原因になっていないか確認しましょう。以下の手順でWindowsメモリ診断を実行できます。
- Windows + Rキーを押してファイル名を指定して実行ダイアログを開きます。
- テキストフィールドにmdsched.exeと入力し、OKをクリックします。
- 今すぐ再起動して問題を検出する(推奨)を選択します。
- Windowsがメモリの異常の有無をチェックします。問題が検出された場合は、RAMが原因である可能性が高いため、交換を検討してください。
対処法2:マルウェア感染を確認する
Windows 10/11にマルウェアが侵入すると、システムファイルが破損し、BSODエラーが発生することがあります。問題を解決するには、マルウェアスキャンの実行がおすすめです。
詳細な手順は以下の通りです。
- システムをセーフモードで再起動します。
- セーフモードの状態で検索バーにdefenderと入力し、Enterキーを押します。Windows Defenderセキュリティセンター(Windowsセキュリティ)が起動します。
- 高度なスキャンを選択し、フルスキャンをクリックします。
- 今すぐスキャンボタンをクリックして、システム全体の脅威スキャンを開始します。
なお、フルスキャンには1時間程度かかる場合があります。途中で中断せず、完了までお待ちください。スキャン終了後、検出された脅威は自動的に駆除されます。
対処法3:古いデバイスドライバーを更新する
sdbus.sysブルースクリーンエラーの最も一般的な原因は、古いデバイスドライバーです。ドライバーを常に最新の状態に保つことで、問題の発生を予防できます。
デバイスドライバーを更新する手順は以下の通りです。
- 検索バーにdevmgmt.mscと入力し、Enterキーを押してデバイスマネージャーを開きます。
- ドライバーのカテゴリを一つずつ展開し、各デバイスドライバーを右クリックしてドライバーの更新を選択します。
- ドライバーを自動的に検索を選択します。
- 安定したインターネット接続があれば、Windowsが自動的に互換性のあるドライバーソフトウェアを検出してくれます。
あるいは、信頼できる開発元が提供するサードパーティ製のドライバー更新ツールを利用するのも一つの方法です。一括でドライバーを管理・更新できるため、手間を大幅に削減できます。
対処法4:ハードディスクの破損をチェックする
Windows 10/11でsdbus.sysブルースクリーンエラーが表示されるもう一つの一般的な原因は、ハードディスクの破損です。これは、不完全なソフトウェアインストールや強制シャットダウンなどによって発生することがあります。幸い、以下の手順で簡単にチェック・修復できます。
- 検索バーにcmdと入力し、表示された「コマンドプロンプト」を右クリックして管理者として実行を選択します。
- コマンドラインにchkdsk /fと入力し、Enterキーを押します。
まもなくスキャンが開始されます。ドライブの状態によっては時間がかかることもありますので、辛抱強くお待ちください。問題が検出されれば、Windowsが自動的に修復してくれます。問題が見つからない場合は、次の対処法に進みましょう。
対処法5:レジストリの問題を修復する
不正確なソフトウェアインストール、マルウェア、悪意のあるサードパーティ製アプリケーションは、レジストリの値に悪影響を及ぼすことがあります。値が無効になると、ストップエラーが発生する可能性があります。作業の前に、以下の手順で該当するレジストリキーをバックアップしておきましょう。
- Windows + Sキーを押して検索を起動します。
- regeditと入力し、Enterキーを押してレジストリエディターを開きます。
- sdbus.sysファイルに関連するキーを探し、クリックして選択します。
- レジストリエディターの左上にあるファイルをクリックします。
- エクスポートを選択し、保存先を指定します。
- バックアップファイルの保存先フォルダを選択します。
- 保存をクリックします。
※レジストリの編集は慎重に行ってください。誤った操作を行うとシステムが不安定になる恐れがあるため、必ず事前にバックアップを作成することをおすすめします。
対処法6:Windows 10/11を更新する
最新のWindowsアップデートをインストールするだけで問題が解決したという報告もあります。試してみる価値は十分にあります。
Windows 10/11を更新する手順は以下の通りです。
- スタートメニューを開き、歯車アイコンをクリックして設定を開きます。
- Windows 10の場合は更新とセキュリティ > Windows Update、Windows 11の場合は設定 > Windows Updateを選択します。
- 更新プログラムのチェックボタンをクリックして、新しいアップデートがないか確認します。
- 利用可能なアップデートがある場合は、今すぐインストールをクリックしてダウンロードします。
- PCを再起動して完了です。
まとめ
sdbus.sysブルースクリーンエラーは確かに厄介な問題ですが、高額な修理費用を支払う必要はありません。本記事で紹介した6つの対処法を順番に試せば、ほとんどの場合は自力で解決できます。修正後は、Windows 10/11デバイスを再び快適に使用できるようになるでしょう。
他にもsdbus.sysブルースクリーンエラーの解決策をご存知の方は、ぜひコメント欄でお知らせください!
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