Windows 11/10でAPC_INDEX_MISMATCHのブルースクリーンエラーを修正する方法
古いバージョンのWindowsからWindows 10にアップグレードした後、win32kfull.sysファイルに関連するAPC_INDEX_MISMATCHというブルースクリーン(BSOD)エラーが表示されることがあります。この記事では、その停止エラーの原因を特定し、解決するための対処法を詳しく紹介します。なお、エラーメッセージには0x0000001、0xC6869B62、0x97503177、0x02A7DA8Aなどのエラーコードが併記される場合もあります。
APC_INDEX_MISMATCHとは

このBSODエラーは、主に互換性のないハードウェアやドライバーが原因で発生します。特に、ディスプレイドライバーやオーディオドライバーがWindows 10でこの問題を引き起こすケースが多いです。エラー発生時に失敗したファイル名を必ずメモしておきましょう。上の画像の例では「win32kfull.sys」と表示されています。この情報をもとに原因となるドライバーを特定し、トラブルシューティングを進めることができます。
マイクロソフトによると、「これはカーネル内部のエラーであり、システムコールからの終了時に発生します。このバグチェックの最も一般的な原因は、ファイルシステムまたはドライバーにおけるAPCの無効化と再有効化の呼び出し順序の不一致です」とのことです。
この問題に直面した場合は、以下の対処法を順番に試してみてください。
1. スタートアップからRealtek HD Audio Managerを無効化する

破損したオーディオドライバーが原因でこの問題が発生することがあるため、まずスタートアップから無効化して症状が改善するか確認しましょう。タスクマネージャーを開き、「スタートアップ」タブに切り替えます。「Realtek HD Audio Manager」を見つけて右クリックし、「無効化」を選択します。項目を選択した状態で、ウィンドウ右下の「無効化」ボタンをクリックしても同じ操作が可能です。これで問題が解決した場合は、一度アンインストールしてから再インストールすることをおすすめします。
2. ディスプレイドライバーの更新・再インストール
前述のとおり、破損したディスプレイドライバーもこの問題の原因になり得ます。まずはグラフィックドライバーを最新版に更新してみてください。それでも解決しない場合は、ディスプレイドライバーを一度アンインストールして再インストールするとよいでしょう。
3. ブルースクリーン トラブルシューティングツールを実行する
Windows 10にはブルースクリーンエラー専用のトラブルシューティングツールが標準で用意されています。まずはこれを実行して、自動修復で問題が解決するか試してみてください。
4. イベントビューアーを確認する
Windowsのイベントビューアーは、システム上で発生しているあらゆる出来事の情報を記録しています。このエラーに関する追加の手がかりが見つかる可能性があります。どのドライバーやハードウェアがシステムに不具合を引き起こしているかを確認し、不審な点があれば該当するドライバーにも対処しましょう。
5. DisplayLinkドライバーを削除する
デュアルモニター以上のマルチモニター環境でこのエラーが表示される場合、DisplayLinkドライバーが原因である可能性があります。その場合は、アンインストールを検討してください。「コントロールパネル」>「プログラムと機能」を開き、一覧にDisplayLinkが表示されているか確認します。表示されていればアンインストールして、症状が改善するか試してみてください。
6. 問題のある更新プログラムをアンインストールする
最近インストールしたWindows UpdateがこのBSODのきっかけになっている場合は、「設定」の「更新の履歴」から問題のある更新プログラムをアンインストールし、今後自動的に再インストールされないよう非表示に設定することをおすすめします。
また、PCがそもそも起動しない場合は、高度なスタートアップオプションを起動し、システムの復元を実行して問題発生前の状態に戻すことをおすすめします。
なお、印刷時にBSODが発生し、「printmanagement.mscが見つかりません」というエラーが表示されるケースについては、関連記事を参照してください。
2021年3月16日更新:マイクロソフトは、印刷時のAPC_INDEX_MISMATCH BSOD問題を修正する更新プログラムを以下のとおりリリースしています。
- Windows 10 バージョン2004および20H2 – KB5001567
- Windows 10 バージョン1909およびWindows Server 1909 – KB5001566
- Windows 10 バージョン1809およびWindows Server 2019 – KB5001568
- Windows 10 バージョン1803 – KB5001565
さらに追加の対処法をお探しの場合は、ブルースクリーン総合ガイドも参考になるでしょう。

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