Windows 11/10でノートPCのカメラ・Webカメラが動作しないときの対処法
Windows 11/10では、通常カメラは初期状態で問題なく動作するように設定されています。しかし、何らかの原因でノートPCの内蔵カメラや外付けWebカメラが認識されない、映像が真っ暗のままになるといったトラブルが発生することがあります。本記事では、こうしたカメラ不具合を解決するための5つの対処法を順番に紹介します。
- プライバシー設定を確認する
- アンチウイルスソフトを確認する
- カメラドライバーを更新する
- ドライバーを以前のバージョンに戻す(ロールバック)
- カメラを削除して再インストールする
Windows 11/10でカメラが動作しないときの対処法
作業を始める前に、外付けカメラを使用している場合は、ケーブルがパソコンに正しく接続されているか、USBポートにしっかり差し込まれているかを必ず確認してください。接触不良だけで映らなくなるケースも少なくありません。
1. プライバシー設定を確認する
Windows 11の場合は、「設定」>「プライバシーとセキュリティ」>「カメラ」を開き、「カメラへのアクセス」をオンに切り替えます。
この画面では、アプリごとにカメラへのアクセス権限を個別に管理することもできます。特定のアプリだけカメラが使えない場合は、ここで該当アプリのアクセスが許可されているか確認しましょう。
Windows 10も同様に、プライバシーに関する細かな制御が可能になっています。明示的に許可しない限り、どのアプリもカメラへアクセスできない仕組みです。なお、Windows 10の機能更新プログラムを適用した際に、カメラへのアクセスが無効化され、一部のアプリが既定のアクセス権を失うことがあります。
「設定」>「プライバシー」>「カメラ」を開きます。
「アプリにカメラへのアクセスを許可する」をオンにします。
もしオプションがグレーアウトして操作できない場合は、「変更」ボタンをクリックしてください。これでカメラへのアクセス状態が「オン」に切り替わります。その後、各アプリごとのカメラ使用許可もオンにしていきましょう。
企業や組織のネットワーク環境では、管理者がポリシーによってカメラへのアクセスを無効化している場合があります。その場合は、管理者に設定変更を依頼してください。設定変更後は、アプリごとに改めてカメラへのアクセスを許可する必要があるかもしれません。
2. アンチウイルスソフトを確認する
一部のセキュリティ対策ソフトは、プライバシー保護機能の一環としてカメラへのアクセスをブロックすることがあります。お使いのセキュリティソフトの設定画面を開き、「カメラ保護」「Webカメラ保護」といった項目がないか確認し、ブロックされている場合は解除してください。
3. カメラドライバーを更新する
Windowsの機能更新プログラムを適用した後、古いドライバーとの互換性が失われることがあります。その場合は、カメラメーカーの専用ユーティリティやWindows Updateを使って、カメラドライバーを最新版に更新しましょう。
手順は以下の通りです。
- 「Win + X + M」キーを押してデバイスマネージャーを開きます。
- 「イメージングデバイス」(カメラ)の項目を展開し、お使いのカメラを見つけます。
- カメラを右クリックし、「ドライバーの更新」を選択します。
「ドライバーを自動的に検索」を選べば、Windowsが最新のドライバーを探してインストールしてくれます。あらかじめメーカーサイトからドライバーをダウンロードしている場合は、「コンピューターを参照してドライバーを検索」から手動で指定することも可能です。
また、Webカメラ自体が非常に古い場合、Windows 10/11ではもう動作しない可能性もあります。判断するには、デバイスマネージャーでカメラのプロパティを開き、「ドライバーの詳細」ボタンをクリックします。そこにstream.sysというファイル名が表示された場合、そのWebカメラは旧式のドライバーモデルを採用しているため、新しいWebカメラへの買い替えを検討する必要があります。
4. ドライバーをロールバックする
逆に、更新したドライバーがWindows 10/11と互換性がなく、不具合の原因になるケースもあります。この場合の解決策は、以前のバージョンのドライバーに戻すことです。Windows Updateの直後であれば「ロールバック」オプションが利用できることが多く、そうでない場合はメーカーサイトから旧バージョンをダウンロードして手動でインストールします。
デバイスマネージャーでWebカメラのプロパティを開き、「ドライバー」タブに切り替えます。
「ドライバーを元に戻す」をクリックし、確認画面で「はい」を選択します。
ロールバックが完了したらパソコンを再起動し、カメラアプリを再度開いて動作を確認してください。
もしロールバックのボタンがグレーアウトして選択できない場合は、次の手順に進んでください。
5. カメラを削除して再インストールする
デバイスマネージャーを開き、該当するカメラを右クリックして「プロパティ」を選択します。「ドライバー」タブに切り替え、「デバイスのアンインストール」ボタンをクリックします。
「このデバイスのドライバーソフトウェアを削除する」にチェックを入れてアンインストールし、「OK」をクリックします。
その後、デバイスマネージャーの「操作」メニューから「ハードウェア変更のスキャン」を選択します。
システムがカメラを再検出するので、Windowsにドライバーを自動インストールさせるか、メーカー提供のドライバーを手動でインストールしてください。
なお、デバイスマネージャーを開いてもカメラが一覧に表示されない場合は、「ハードウェア変更のスキャン」を実行してみてください。カメラを接続した際に正しく認識されず、システムに登録されていない可能性があります。
また、Lenovo製ノートPCをお使いの場合は、EasyCameraドライバーの再インストールが必要なことがあります。コントロールパネル(または「設定」>「アプリ」)にEasyCameraの項目が表示されるので、一度アンインストールしてから、Lenovo公式サイトから最新のドライバーをダウンロードしてインストールしましょう。
Surface ProやSurface Bookをお使いの場合は、Microsoft公式のSurfaceカメラ向けトラブルシューティングガイドも参考になります。
-
Windows 11/10でAutoCADが動作しないときの対処法
最新のOSであるWindows 11/10にアップグレードしたユーザーの中には、一部のアプリケーションが正常に動作しなくなるケースがあります。筆者の場合も、アップグレード後にセキュリティソフトが無効化されてしまい、再インストールしてようやく復旧しました。 Windowsは新バージョンや更新プログラムがリリースされるたびに、互換性の問題やレジストリの変更が発生することで知られています。最近では、Windows 11/10へのアップグレード後にAutoCADが動作しなくなったという報告も複数寄せられています。 Autodeskの公式サイトには、次のような記載があります。 現時点において、Windo
-
【解決策】Windows 7・8・10でノートパソコンのカメラが動作しないときの直し方
Skypeなどのテレビ電話アプリの利用やビデオ録画、YouTubeへの動画投稿を行うには、Webカメラが必要です。そこで役立つのが、ノートパソコンに内蔵されたカメラです。ディスプレイ上部のベゼルに組み込まれているため、別途カメラを持ち歩く必要がなく、手軽にビデオ通話や録画が楽しめます。しかし、すべてのユーザーが快適に使えているわけではありません。多くのユーザーから「カメラが動作しなくなった」というトラブルが報告されています。以前は問題なく使えていたのに突然使えなくなったケースもあれば、購入当初から一度も使えたことがないケースもあります。メーカー製カメラアプリ(Dell Webcam Cente