スクリーンセーバー表示中にWindows PCがフリーズ・固まる原因と対処法
スクリーンセーバーの表示中にパソコンが固まってしまう、あるいはフリーズして操作できなくなるという報告がユーザーから多数寄せられています。この記事では、その問題を解決するための具体的な対処法をご紹介します。
そもそもスクリーンセーバーは、パソコンのアイドル状態(待機状態)の間に、CRTやプラズマ、OLEDモニターの焼き付き(リテンション)を防ぐ目的で開発されたものです。名前自体が「画面を守る」という意味を持っています。しかし、モニター技術の進化により、スクリーンセーバーを設定する目的は変化しました。現在では、一定時間操作がない場合にパソコンをパスワードで保護するために使われるのが主流です。そんなスクリーンセーバーですが、表示中にパソコンがフリーズしたり固まったりするトラブルが発生することがあります。ここからは、その解決方法を見ていきましょう。
スクリーンセーバー中にパソコンがフリーズする原因は?
パソコンがフリーズしたり固まったりする原因はさまざまです。主な要因として、以下のようなものが挙げられます。
- バックグラウンドで動作するプロセスがCPUリソースを大量に消費している
- ファイルシステムが破損している
- グラフィックドライバーが古い、または破損している
問題を引き起こす可能性のある要因を一つずつ排除していくことで、解決を目指します。
まず、現在画面が固まっている場合は、その状態から抜け出す必要があります。「Win + Ctrl + Shift + B」キーを同時に押してみてください。それでも改善しない場合は、システムの再起動を行いましょう。
スクリーンセーバーでフリーズするWindows PCを修復する5つの方法
以下の方法を実行することで、スクリーンセーバー表示中にパソコンがフリーズ・固まる原因を取り除き、スクリーンセーバーを正常に動作させられるようになります。
- バックグラウンドで実行されているプロセスを確認する
- グラフィックドライバーを更新する
- ウイルス対策ソフトを無効にして確認する
- SFCスキャンを実行する
- システムの復元を実行する
それでは、各方法の詳細を順番に見ていきましょう。
1. バックグラウンドプロセスを確認する
バックグラウンドで動作しているプロセスがCPUリソースを占有していると、スクリーンセーバー表示中にシステムが固まることがあります。タスクマネージャーを開いて、CPU使用率の高い不要なプロセスを特定し、終了させるかスタートアップから無効化しましょう。プログラムやバックグラウンドプロセスを見直すことで、PC全体のパフォーマンス向上にもつながります。
2. グラフィックドライバーを更新する
PCのグラフィックドライバーが古かったり、破損していたりすると、ディスプレイ機能を正しくサポートできず、不具合が発生することがあります。デバイスマネージャーやGPUメーカーの公式サイトからグラフィックドライバーの更新を確認し、最新版をインストールしてください。これにより問題が解決し、スクリーンセーバーが正常に動作するようになる可能性があります。
3. ウイルス対策ソフトを一時的に無効にする
McAfeeなどの一部のウイルス対策ソフトには、画面をスキャンする機能が備わっています。このスキャン処理が、パソコンがフリーズする原因になっていることがあります。ウイルス対策ソフトを一時的に無効化して、問題が解決するかどうか確認してみてください。
注意: サードパーティ製のスクリーンセーバーを使用している場合は、意図しないバンドルウェア(おまけソフト)が一緒にインストールされていないか確認しましょう。見つかった場合はアンインストールし、ウイルス対策ソフトでPC全体をスキャンすることをおすすめします。
4. SFCスキャンを実行する
破損または欠落したシステムファイルが原因でスクリーンセーバーがフリーズを起こしている場合は、システムファイルチェッカー(SFC)スキャンで修復できます。SFCはWindowsに標準搭載されたツールで、コマンドプロンプト(管理者権限)からsfc /scannowを実行すると、システムファイルの問題を自動的に検出して修復してくれます。スキャン完了後、問題が解決したかどうかを確認してください。
関連記事: スクリーンセーバーがWindowsで動作しないときの対処法
5. システムの復元を実行する
上記のどの方法でも解決しない場合は、パソコンとスクリーンセーバーが正常に動作していた時点までシステムを復元しましょう。システムの復元ポイントが作成されていない場合は、PCを初期状態(工場出荷時の設定)にリセットする必要があります。ただし、初期化ではデータが失われる可能性があるため、この方法は他に解決策がない場合の最終手段としてのみ実行してください。
スクリーンセーバーを無効にするには?
スクリーンセーバー自体をオフにしたい場合は、個人用設定から簡単に無効化できます。手順は以下の通りです。
- スタートメニューで「スクリーンセーバー」と検索し、結果に表示される「スクリーン セーバーの変更」を開きます。
- 「スクリーン セーバーの設定」ウィンドウのドロップダウンメニューをクリックし、「なし」を選択します。
- 「適用」→「OK」をクリックして変更を保存すれば完了です。
以上が、PCでスクリーンセーバーをオフにする手順です。
また、サードパーティ製のスクリーンセーバーがインストールされている場合は、システム設定を上書きしてスクリーンセーバーを強制的に動作させることがあるため、アンインストールしておくことをおすすめします。
関連記事: ユーザーによるスクリーンセーバーの変更を禁止する方法
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