Diskpartエラー「デバイスはコマンドを認識できません」の原因と解決策
Diskpartは、PCやノートパソコンに接続されたディスクやストレージデバイスを管理できる、Windows標準のシステムツールです。このツールを使用している際に「DiskPart has encountered an error: The device does not recognize the command(DiskPartでエラーが発生しました。デバイスはコマンドを認識できません)」というエラーメッセージが表示された場合は、本記事で紹介する解決策をお試しください。
このエラーは、未割り当て領域を使ってパーティションやファイルシステムを拡張しようとした際に失敗することで発生します。ディスク上に拡張に使える空き容量があるにもかかわらず、エラーが出るケースもあります。
「デバイスはコマンドを認識できません」エラーが発生する原因
フォーラムでユーザーが共有した経験を見ると、この問題の原因はWindowsによるディスクサイズの計算にあるようです。そのため、Windowsにディスク容量を再計算させるような操作を行うことで、問題が解消されます。
Diskpartエラー「デバイスはコマンドを認識できません」の修正方法
以下は、実際にユーザーの環境で効果があった解決策の一覧です。
- HDDの場合はディスクを最適化(デフラグ)する
- ディスクのサイズを変更する(拡張または縮小)
これらの解決策を試すには管理者アカウントが必要です。また、GUI版のディスクの管理を使用する点にも注意してください。
1] HDDの場合はディスクをデフラグする
対象がSSDではなくHDDの場合は、まずドライブのデフラグ(最適化)を実行しましょう。ドライブを右クリックして「プロパティ」>「ツール」を開き、「最適化」ボタンをクリックして「ドライブの最適化」パネルを起動します。
次に、問題のあるHDDを選択して「最適化」ボタンをクリックします。ツールがファイルの断片化を整理し始め、ディスクサイズが再計算されます。処理が完了したら、コマンドラインインターフェースでもユーザーインターフェースでも、どちらからでもドライブを拡張できるようになります。
2] ディスクのサイズを変更する(拡張または縮小)
Windowsにドライブ容量を再計算させるもう一つの方法は、ディスクの管理UIを使ってディスクのサイズを変更することです。
- 「ファイル名を指定して実行」を開き、「diskmgmt.msc」と入力します
- Enterキーを押してディスクの管理を起動します
- 問題が発生しているディスクを右クリックし、「ボリュームの拡張」または「ボリュームの縮小」を選択します
- 影響をほぼゼロにするため、変更量は数MB程度にとどめてください
- 完了後、再度コマンドを実行し、正常に動作するか確認します
以上の2つの解決策がこの問題に有効ですが、ディスクサイズの再計算をトリガーできる他の方法をご存じであれば、そちらを利用しても構いません。
Diskpartでよく発生するその他のエラー
Diskpartでは、他にも以下のようなエラーが報告されています。
- アクセスが拒否されました(Access denied)
- パラメーターが間違っています(The parameter is incorrect)
- I/Oデバイスエラー(I/O device error)
- メディアは書き込み保護されています(Media write-protected)
- データエラー(巡回冗長検査/CRC)(Data Error: Cyclic Redundancy Check)
- デバイスの準備ができていません(Device Not Ready Error)
- 要求を実行できませんでした(Request Could Not Be Performed)
これらのエラーに遭遇した場合も、多くはディスクの状態確認や最適化、接続の見直しなどの基本的なトラブルシューティングで改善できることがあります。エラーメッセージの内容をよく確認し、適切な対処法を選びましょう。
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