Microsoft OfficeのリボンUIをクラシックメニューに戻す方法【UBitMenu活用ガイド】
デジタル時代において、Office 2003の長寿ぶりは驚異的です。Webブラウザが数ヶ月単位でバージョンアップを繰り返す中、長期間にわたって姿を変えずに存在し続けるソフトウェアはほとんどありません。新しく購入したパソコンには最新版のOfficeが搭載されており、その変化を必ずしも望まないユーザーも少なくないでしょう。
幸い、この不満を持つのはあなただけではありません。「新しい」リボンUIはOffice 2007から導入されたものですが、従来のクラシックメニューを復元する方法はいくつも存在します。
UBitMenuはスイスの開発者が手がけたツールで、Office 2007、2010、2013に対応しています。個人利用は無料ですが、職場などで導入する場合はライセンスの購入が必要です。インストールも非常に簡単です。

1. インストーラーをダウンロードします。サイズは数百KB程度しかないため、言語を選択しても数秒で完了します。
2. 開いているOfficeのウィンドウをすべて閉じます。閉じなくてもインストール自体は成功しますが、新しいメニューを表示するにはOfficeを完全に終了しておく必要があります。

3. インストーラーを実行します。「不明な発行元」に関する警告が表示されますが、そのまま続行して問題ありません。
4. インストール先のフォルダを確認し、インストール完了のメッセージが表示されるまでしばらく待ちます。

5. Officeを起動すると変化が確認できます。他のタブの中に新しい「Menu(メニュー)」という項目が追加されているはずです。
リボンUIを完全に取り除くのは大掛かりな作業になるため、UBitMenuは新旧を融合させるアプローチを採用しています。他のタブを使う必要がなくなる「Menu」エントリーをリボンに追加するのです。
調整方法1:タブ名を小文字表示に変更する
Office 2013を使用している場合、Microsoft純正のタブがすべて大文字で表記されていることに気づくでしょう。UBitMenuをよりネイティブな見た目に近づけるため、他のタブを大文字以外の表記に変更することが可能です。
なお、この方法は既存のUIに追加するだけなので、UBitMenuを初期表示に設定することはできません。Officeを開くたびに、Menuタブへ移動する必要があります。

1. まずリボン上で右クリックします。クリックした場所によってコンテキストメニューの項目は4つか5つになりますが、「リボンのユーザー設定」は必ず含まれています。

2. 開いたウィンドウには2つの列があり、右側のリストがタブ名の変更に関係します。

3. タブを1つクリックします。このとき、タブ内の項目ではなくタブ名そのものを選択してください。すると、列の真下にある「名前変更」ボタンが有効になります。
Office 2013は既定で大文字のタブ名を使おうとするため、単に先頭を大文字にした名前を付けても自動的に大文字表記へ変換されてしまいます。そこで、テキストボックスに余分な文字を1つ追加しましょう。

嬉しいことに、既存のタブ名の末尾でスペースキーを押すだけで、Office 2013はタブ名を大文字で表示しなくなります。タブ名が中央からずれることもありません。むしろ、小文字の方が占有スペースが少ないため、タブ同士がわずかに接近して見えることもあります。
調整方法2:既定のタブをすべて非表示にする
こちらの方法ではOfficeのUIがかなり大きく変わりますが、外部ツールによる追加の修正は一切不要です。できるだけ素早く変更したいなら、間違いなくこちらの方が早道です。
1. リボンを右クリックし、前述と同じく「リボンのユーザー設定」を選択します。

2. ウィンドウが開いたら、右側の列にあるすべての項目のチェックを外します。
3. 変更を確定します。チェックを入れ直せばいつでも元に戻せるほか、「リセット」機能でカスタマイズを初期状態に戻すことも可能です。

これでOfficeの既定タブはすべて消え、2003年当時のメニューだけが残ります。Office 2003のレイアウトやメニュー構成を熟知している熱心なファンにとっては、まさに理想の環境となるでしょう。左上の「ファイル」ボタンだけは常に大文字表記ですが、タブが1つしかなければ違和感もそれほどありません。
まとめ
UBitMenuを使えば、かつて多くのユーザーに愛されたMicrosoftのインターフェースを素早く簡単に復元できます。現在のMicrosoftのインターフェースデザインと比べると古臭く感じられるかもしれませんが、その高い実用性は誰も否定できないでしょう。
また、実際に使ってみて「思い出の中の2003 UIの方が良かった」と感じたら、アンインストールしてOfficeを再起動するだけで簡単に元に戻せます。インストールとセットアップは最短2分ほどで完了し、個人利用は無料です。試してみる価値は十分にあります。
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