Microsoft PowerPointを無料で使う4つの方法【Web版・スマホアプリ対応】
パソコンでプレゼンテーション資料を作るとき、多くの人が真っ先に思い浮かべるのがPowerPointでしょう。Microsoftのこのソフトウェアは長い歴史を持つ定番ツールであり、初登場から30年以上が経った今でも、多くのユーザーにとって第一の選択肢であり続けています。
その間にPowerPointは数多くの改良を重ねてきましたが、その目的は変わりません。それは、誰もが魅力的なスライドショー形式のプレゼンテーションを作成できるようにすることです。
かつてはOfficeを買い切ることが唯一の選択肢でしたが、Office 365(現在のMicrosoft 365)の登場により、月額料金を支払うことですべてのアプリと継続的なアップデートを利用できるようになりました。
とはいえ、Microsoftは数年ごとにスタンドアロン版(買い切り版)のOfficeもリリースし続けています。最新版はOffice 2021ですが、こちらも近いうちに「Microsoft 365」ブランドへ統合される予定です。ただし、基本的な機能は変わらないため、本記事で紹介する3つの無料の方法は、今後も引き続き利用できる可能性が高いといえます。
方法1:Web版を利用する
Microsoft PowerPointやその他の主要なOfficeアプリは、Web経由で無料で利用できます。必要なのはMicrosoftアカウントだけです。
Office.comにアクセスし、「サインイン」をクリックしてアカウント情報を入力します。アカウントをお持ちでない場合は、「Officeの無料版にサインアップ」を選択し、画面の指示に従って登録を進めてください。

Microsoft
登録が完了すると、Officeのホームページが表示されます。左側のメニューから「作成」→「プレゼンテーション」を選択すると、新しいPowerPointファイルを開くことができます。

Anyron Copeman / Foundry
ここではWordやExcelのドキュメント作成のほか、Outlookや無料版のMicrosoft Teamsも利用できます。これらはすべて「Webアプリ」であり、デスクトップアプリではなくブラウザ上でのみ動作します。ここで編集したファイルは、Microsoftのクラウドストレージサービス「OneDrive」に自動的に保存されます。
実は、このソフトウェアがWebアプリとして提供されるようになった背景には、Googleの存在があります。無料のDocs・Sheets・SlidesとGoogle Driveとの連携により、Microsoftはユーザーに課金を求め続けることが難しくなったのです。
各サービスの違いについては、おすすめクラウドストレージ特集で詳しく比較していますので、ぜひ参考にしてください。
Web版のPowerPointは、デスクトップ版よりも機能が絞られたシンプルなバージョンです。そのため、Google Slidesとの比較はフル機能のデスクトップ版よりも妥当といえます。それでも、日常的な用途であれば十分すぎるほどの機能を備えています。
方法2:モバイルアプリを使う
おそらくGoogleへの対抗措置として、MicrosoftのOfficeモバイルアプリは完全無料で提供されており、AndroidやiOSなど現代のモバイルデバイス全般で利用できます。
Android向けおよびiOS向けのMicrosoft PowerPointアプリをダウンロードできます。一部のプレミアム機能はOffice 365サブスクリプション限定となっていますが、モバイルアプリ自体も非常に高機能で、OneDriveとの連携にも対応しています。

Anyron Copeman / Foundry
方法3:学校や職場での無料提供を確認する
多くの企業では、従業員に対してMicrosoft 365アプリを無料で提供しています。勤務先のメールアドレスであっても、Microsoftアカウントへのサインインに使用できる場合があります。もちろん、オフィスワークの環境であれば、ExcelなどのOfficeアプリがすでに標準で使えるケースも多いでしょう。
また、学校がMicrosoft 365 Educationに契約していれば、教職員と学生は誰でもOfficeアプリを無料で利用できます。確認するには、Microsoftの公式サイトで教育機関のメールアドレスを入力してください。
まだ契約していない学校に通っていて、導入を働きかけられる立場にある場合は、プランを比較したうえでサインアップ手続きを進めてみましょう。
詳細については、「学生はOffice 365を無料で使えるのか?」という別記事も併せてご覧ください。
方法4:正規価格で購入する
ただし、これらの無料の選択肢がすべての人に適しているわけではありません。基本機能以上のPowerPointの性能が必要で、学校や職場経由でのアクセスもない場合、唯一の選択肢は正規価格での購入です。
執筆時点で最も安いMicrosoft 365プランはPersonal(個人向け)で、月額6.99ドル/5.99ポンド、または年額69.99ドル/59.99ポンドです。Family(ファミリー)プランにアップグレードすると、2〜6人で利用でき、月額9.99ドル/7.99ポンド、または年額99.99ドル/79.99ポンドとなります。どちらのプランにも1ヶ月間の無料トライアルが用意されています。
- 米国のMicrosoft 365プランを比較する
- 英国のMicrosoft 365プランを比較する
もうひとつの選択肢は、最新の買い切り版であるOffice 2021を購入することです。米国では149.99ドル、英国では119.99ポンドの一括払いとなります。なお、残念ながらPowerPoint単体でのみ購入することはできません。
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