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Macでhostsファイルを編集する方法|サイトのブロックとリダイレクト設定ガイド

Windowsパソコンと同様に、Macにもインターネット上のサイトへの接続方法を制御するための「hostsファイル」が標準で用意されています。このファイルにはサイトのドメイン名とIPアドレスの対応関係が記録されており、さまざまな用途に活用できます。

hostsファイルを編集する主な理由は2つあります。1つ目は、特定のサイトへのアクセスをブロックすること。2つ目は、自分のWebサイトをローカル環境でテストすることです。hostsファイルを使えば、指定したドメイン名をローカルストレージのネットワークパスへ振り向けることも可能です。

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Macのhostsファイルの場所

hostsファイルの編集はシステム全体に影響を及ぼす可能性があるため、Appleはあえてプライベートフォルダ内に配置しています。これは、知識のないユーザーが安易に変更してシステムを壊してしまうのを防ぐための配慮です。

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気になる方のために場所をお伝えすると、パスは/etc/hosts/で、「ターミナル」からアクセスできます。

Macでhostsファイルを編集する手順

Macには標準でテキストエディターが搭載されているため、hostsファイルの編集はそれほど難しくありません。ターミナルに組み込まれている「nano」というエディターを使えば、hostsファイルを含む任意のテキストファイルを開いて編集できます。

なお、以下の手順では管理者権限が必要となるため、必ず管理者アカウントでログインしておきましょう。

  1. DockのLaunchpad(ランチパッド)をクリックし、「ターミナル」を検索して起動します。
  2. ターミナルに次のコマンドを入力し、Enterキーを押します。これでhostsファイルがnanoエディターで開きます。

    sudo nano /etc/hosts
  3. sudoコマンドのため、パスワードの入力を求められます。パスワードを入力して先へ進みます。
  4. 画面にファイルが表示されたら、編集を始められます。
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Macのhostsファイルの仕組みを理解する

hostsファイルを編集したことがない方には、少し複雑に見えるかもしれません。しかし、実際は見た目ほど難しいものではありません。

ファイルの中には、127.0.0.1 localhostという記述があります。

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最初の数字の部分はMacのローカルIPアドレス、2番目のホスト名の部分はそのIPアドレスへアクセスするための名前です。

この2つが組み合わさることで、localhostへのすべての問い合わせがIPアドレス127.0.0.1へ転送されます。ブラウザで「localhost」と入力すると、ブラウザはまずhostsファイルを参照し、そこに記載されたIPアドレスへアクセスするという仕組みです。

要するに、hostsファイルとはIPアドレスとドメイン名の組み合わせの集まりにすぎません。目的に応じて自由に書き換えることで、さまざまな結果を実現できます。

hostsファイルでリダイレクトを設定する

hostsファイルでできることの一つが、リダイレクトの設定です。あるドメイン名を、本来とはまったく別の場所へ向けることができます。

例えば、SNSの使用時間を減らしたいなら、facebook.comへのアクセスをWikipediaなどの別サイトへ飛ばすように設定できます。使うドメインとIPアドレスは基本的に自由に選べます。

ここでは、上記のリダイレクトを実際に設定する手順を見ていきましょう。

  1. nanoエディターでファイルを開いた状態で、矢印キーでカーソルをlocalhostの行末まで移動させ、Enterキーを押して新しい行を追加します。
  2. 追加した新しい行に、リダイレクト先のIPアドレスを入力します。ここではWikipediaのIPアドレス103.102.166.224を使用します。
  3. キーボードのTabキーを押して、元のドメイン名の入力位置へ移動します。
  4. ここに、リダイレクトしたいドメイン名を入力します。今回はfacebook.comとします。
  5. 変更が完了したら、Ctrl + Oを押してファイルを保存します。
  6. Enterキーを押して操作を確定します。
  7. Ctrl + Xを押してnanoエディターを閉じます。
  8. 変更を反映させるにはDNSキャッシュのクリアが必要です。ターミナルに次のコマンドを入力し、Enterキーを押してください。

    dscacheutil -flushcache
  9. ブラウザを開いてfacebook.comと入力し、Enterを押してみましょう。FacebookではなくWikipediaが表示されるはずです。
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豆知識:WebサイトのIPアドレスを調べる方法

上記の手順のように、リダイレクト先のサイトのIPアドレスが必要になります。もしわからない場合は、ターミナルのコマンドで簡単に調べられます。

  1. ターミナルに次のコマンドを入力し、Enterキーを押します。「wikipedia.org」の部分は調べたいサイトのドメインに置き換えてください。

    ping wikipedia.org
  2. 画面にIPアドレスが表示されます。これをhostsファイルで使用できます。
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hostsファイル編集でサイトをブロックする

hostsファイルの優れた点は、サードパーティ製アプリを一切インストールせずにサイトをブロックできることです。ファイルにエントリーを1行追加するだけで、その宛先への接続要求がすべて拒否されるようになります。

  1. 前述の手順どおりに、nanoエディターでhostsファイルを開きます。
  2. カーソルをlocalhostの記述の末尾へ移動し、Enterキーを押して新しい行を追加します。
  3. IPアドレス127.0.0.1を入力し、キーボードのTabキーを押します。
  4. ブロックしたいサイトのドメイン名を入力します。例えばInstagramをブロックしたい場合はinstagram.comと入力します。
  5. Ctrl + Oを押して変更を保存します。
  6. Ctrl + Xを押してファイルを閉じます。
  7. 次のコマンドを入力してEnterキーを押し、DNSキャッシュをクリアします。

    dscacheutil -flushcache
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これ以降、ブロックしたサイトにアクセスしようとすると、localhostへ転送され、エラーページが表示されるようになります。

Macのhostsファイルを活用すれば、外向きのネットワーク通信をさまざまにコントロールでき、ブロックや解除も自由自在に行えます。あなたはMacでhostsファイルを使ったことはありますか?どんな目的で使用しましたか?ぜひコメント欄でお聞かせください。

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