Macが起動しない・白い画面のまま固まる時の対処法まとめ
Macの電源ボタンを押すと、いつもの起動音(チャイム)が鳴るのに、その後は何も起こらない——そんな経験はありませんか?待てど暮らせど画面は真っ白なまま。あるいはAppleロゴが表示され、「いつも通り立ち上がってくれるはず」と期待を抱き続けるものの、結局動いてくれない。もし本当に起動しなかったらどうしようと不安になりますよね。
真っ白な画面は作業の進行を妨げるだけでなく、Macに慣れていない方にとっては非常に心細く感じられるものです。しかし安心してください。Macは正しい手順さえ知っていれば、誰でも扱いやすいコンピュータです。
ホワイトスクリーン(白い画面で止まる状態)は、OS Xオペレーティングシステムに何らかの問題やエラーが発生しているサインであることがあります。この状態になると、コンピュータは正常に動作できなくなり、画面が白くなったまま停止モードに入ってしまいます。
Macが正常に起動しない原因はいくつも考えられる一方で、問題を解決するために役立つ対処法も数多く存在します。
この記事では、白い画面の問題を修復し、Macを通常どおり使えるようにするための方法を詳しく解説します。
対象となる機種は、MacBook Pro、MacBook Air、MacBook、iMac、Mac Proです。
作業前の注意:まずはデータのバックアップを
白い画面の原因となっているトラブルによってMacが操作不能になった場合に備え、作業中のデータは必ずバックアップしておきましょう。念のため、他の作業をする前に今すぐバックアップを取ることをおすすめします。実は、Macが起動しない状態でもバックアップは可能です(すでにバックアップがある方は、このステップはスキップして構いません)。OS X復元機能(Recovery)を使えば、起動できないMacでもデータを救出できます。
起動しないMacをバックアップする手順
- 外部ハードディスクを接続します。Macのドライブの内容を保存するために必要です。外部ドライブに、Macの内蔵ドライブからバックアップするすべてのデータを格納できる十分な空き容量があることを確認してください。
- Macをシャットダウンします。
- Macの電源を入れ、起動直後に「Command」キーと「R」キーを押し続けます。Appleロゴが画面に表示されるまで離しません。
- 「OS Xユーティリティ」のウィンドウが表示されるまで待ちます。
- 「ディスクユーティリティ」を選択してクリックします。
- サイドバーから、バックアップしたいドライブを選択します。
- 「ディスクを検証」をクリックします。検証で問題が見つかった場合は「ディスクを修復」をクリックします。
- ツールバーに「新規イメージ」アイコンが表示されるので選択します。
- 保存先として外部ハードディスクを選択します。これにより、ディスクの全内容を圧縮したイメージファイルが作成されます。
なお、これらの手順はお使いのOS Xのバージョンによって多少異なる場合がありますのでご注意ください。
Macの白い画面を修正する6つの方法
以下の手順では、各ステップを実行するたびにMacを再起動し、問題が解決したかどうかを必ず確認してください。
1. 周辺機器を取り外して再起動する
電源ボタンを長押ししてMacを強制終了します。次に、Macに接続されているすべての機器を取り外します。プリンタ、スキャナ、USB機器、外付けスピーカーなどすべて外し、キーボードとマウスだけを接続した状態にします。その状態でMacを再起動してみてください。問題なく起動できれば、原因は以前接続していた周辺機器のどれかである可能性が高いです。機器を1台ずつ接続していき、原因となっているものを特定しましょう。
2. セーフモードで起動する
周辺機器をすべて外した状態で再起動しても改善しない場合は、セーフモードでの起動を試みましょう。Macが起動しないときは「セーフモード(セーフブート)」が利用できます。セーフモードは、技術者がMacのトラブルを診断・切り分けるために使う診断モードで、まさにこうした問題の解決に役立つ強力なトラブルシューティング手段です。
セーフモードでMacを起動する手順:
- Macをシャットダウンし、少なくとも10秒間待ちます。
- Macを再起動します。
- 再起動中に「Shift」キーを押し続けます。起動音が鳴った直後、Appleロゴが表示される前に押すのがポイントです。
- Appleロゴが表示されたら、キーを放します。
- セーフモードは通常より起動に時間がかかるため、焦らずお待ちください。
- Macが起動したら、他のキーには触れずにそのまま再起動します。
3. ディスクユーティリティで起動ディスクを修復する
「OS X復元機能(Recovery)」から「ディスクユーティリティ」を開き、起動ディスクを修復するには、以下の手順に従います。
- Macをシャットダウンし、10秒ほど待ちます。
- Macを再起動します。
- 再起動中に「Option」キーと「R」キーを、起動音が鳴った直後からAppleロゴが表示されるまで押し続けます。
- Macが起動すると、「OS Xユーティリティ」のメニューが画面に表示されます。
- 「ディスクユーティリティ」を選択し、「続ける」をクリックします。
- 起動ディスクを選択します。
- 「ディスクを修復」をクリックします。
- 完了したら、Macを再起動します。
4. NVRAM(不揮発性メモリ)をリセットする
次に試すのは「NVRAM(Non-Volatile Random Access Memory:不揮発性RAM)」のリセットです。以下の手順に従ってください。
- Macをシャットダウンします。
- 10秒ほど待ちます。
- Macの電源を入れます。
- 起動音が鳴った直後に「Command」「Option」「P」「R」の4つのキーを同時に押し続けます。
- Macが自動的に再起動するまで、キーを押し続けます。
- 起動音が2回目に鳴った瞬間に、すべてのキーを放します。
- これでNVRAMのリセットは完了です。
5. SMC(システム管理コントローラ)をリセットする
バッテリーが取り外せない新型のMacノートブック(MacBook Pro、MacBook Air)の場合:
- Macをシャットダウンします。
- 電源アダプタが接続されていることを確認します。
- 「Shift」「Control」「Option」キーと電源ボタンを同時に押します。
- すべてのキーを同時に放します。
- Macを再起動します。
バッテリーが着脱式の旧型MacBookの場合:
- Macをシャットダウンします。
- 電源コードが外れていることを確認します。
- バッテリーを取り外します。
- 電源ボタンを5秒間押し続けてから放します。
- 電源コードを再接続します。
- バッテリーを装着し直します。
- Macの電源を入れます。
Intel搭載のMac Pro、iMac、Mac miniの場合:
- Macをシャットダウンします。
- 電源コードを抜きます。
- 約15秒待ってから、電源コードを再接続します。
- さらに約5秒待ってから、Macの電源を入れます。
6. OS Xを再インストールする
上記の方法で解決しない場合は、OS X復元機能を使ってOS Xを再インストールしましょう。手順は以下のとおりです。
- Macをシャットダウンします。
- Macの電源を入れます。
- 起動音が鳴ったら、「Command」キーと「R」キーを押し続けます。Appleロゴが画面に表示されるまで離しません。
- 「OS Xを再インストール」を選択し、画面の指示に従ってインストールを進めます。
以上の手順をすべて試しても白い画面の問題が解決しない場合は、ハードウェアの故障が考えられます。その際は無理に自己修理をせず、Apple Storeや正規サービスプロバイダへの相談をおすすめします。
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