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Macでブルースクリーンが表示される原因と対処法を徹底解説

Macの起動時にブルースクリーン(またはスピニングビーチボールと呼ばれるカラフルな回転カーソルが表示される青い画面)が現れることは、まれではありますが、起こり得ます。

ブルースクリーンやビーチボールが表示された場合、Macに接続されている周辺機器に問題があるか、スタートアップ項目(ログイン項目)に不具合があるか、実行中のソフトウェアに何らかの異常が発生している可能性が高いです。

ただし、実際には何も問題がないケースもあります。Webブラウジング中にポップアップウィンドウで表示された「偽のブルースクリーン」を本物と勘違いした事例も報告されています。画面にウェブサイトへのリンクや電話番号が表示されている場合は、詐欺的なポップアップである可能性が高いでしょう。

ブルースクリーン・オブ・デス(BSOD)とは?

「ブルースクリーン・オブ・デス(BSOD)」は、従来Windows(PC)ユーザーにとって馴染み深いエラー画面でした。PCでBSODが表示されると、作業中のデータが失われることが多く、コンピュータを再起動して、すべてが正常に立ち上がることを祈るしかありませんでした。

Macユーザーも完全に無縁だったわけではありません。ただし、macOSはUnixベースであり、Macはハードウェア構成の自由度が低く、Appleがドライバを厳格に管理しているため、ブルースクリーンが表示されることは昔から稀で、現在でもその傾向は変わりません。

また、目にしているものがブルースクリーン・オブ・デスではない可能性もあります。この記事の最後では、Macで遭遇しうる他のエラー画面についても紹介しています。自分が見た画面がどれなのかわからない場合は、記事の最後までスキップして確認してみてください。

とはいえ、この記事を読んでいるということは、まさにブルースクリーンを目にしている可能性が高いでしょう。以下で、Macでブルースクリーンが表示された場合の具体的な対処法を解説します。

Macでブルースクリーンが表示されたときの対処法

まず朗報です。ブルースクリーンが表示されているのであれば、少なくともMacの電源は入っているということです。

この場合、起動ディスクに問題が見つかったか、接続されている周辺機器が原因でトラブルが発生している可能性が高いです。

以下の手順を順番に試して、問題を解決しましょう。

  1. まず、Macに接続されているすべての機器を取り外します。周辺機器の不具合が原因でブルースクリーンが表示されている可能性があります(デスクトップ型のMacを使用している場合は、マウスとキーボードは接続したままにしておきます)。
  2. Macをシャットダウンし、30秒ほど待ちます。
  3. 再度Macを起動します。正常に起動できれば、原因は取り外した周辺機器のいずれかにあったと考えられます。機器を1台ずつ順番に接続し、どれが問題を引き起こすのかを特定しましょう。
  4. すべての機器を取り外しても起動しない場合は、セーフモードでの起動を試みます(Intel搭載Macの場合は、Appleロゴが表示されたらすぐにShiftキーを押し続けながら起動します。Appleシリコン搭載Macの場合は、電源ボタンを長押しして起動オプションを表示し、起動ディスクを選択した状態でShiftキーを押し続けて「セーフモードで続ける」を選択します)。
  5. セーフモードで起動できれば、起動プロセスの中で問題が自動的に修復されることがあります。その場合は、通常通り再起動して問題が解消されたか確認してください。
  6. それでも問題が解決しない場合は、macOSのアップデートが必要かもしれません。セーフモードでもアップデートは可能なので、もう一度セーフモードで起動し、Appleメニュー(左上)から「このMacについて」>「ソフトウェア・アップデート」を選択します。
  7. ソフトウェアが最新の状態であれば、次にログイン項目を確認しましょう。「システム環境設定」を開き、「ユーザとグループ」をクリックします(macOS Ventura以降では「システム設定」>「一般」>「ログイン項目」からアクセスできます)。
  8. 自分のユーザアカウントを選択し、「ログイン項目」タブをクリックします。
  9. 後で再登録する必要があるかもしれないので、ログイン項目の内容をメモするか、スクリーンショットを撮っておきましょう。
  10. ログイン項目を1つずつ選択し、リスト下の[-]ボタンをクリックして削除します。
  11. Macを再起動します。これで問題が解決したら、「システム環境設定」の「ユーザとグループ」に戻り、ログイン項目を1つずつ追加しては再起動を繰り返し、どの項目が問題を引き起こしていたのかを特定します。
  12. それでも問題が解決しない場合は、起動ディスク(macOSが格納されているドライブ領域)自体に問題がある可能性があります。その場合は、「ディスクユーティリティ」を実行することで修復できるかもしれません。
  13. ディスクユーティリティにはセーフモードからアクセスできます。「アプリケーション」フォルダ内の「ユーティリティ」フォルダにあります(Spotlightを使う場合は、Command+スペースキーを押して「ディスクユーティリティ」と入力します)。
  14. セーフモードがうまくいかない場合は、リカバリーモードからディスクユーティリティを実行してみてください。Intel搭載Macの場合は、起動時にCommand+Rキーを押し続けます。Appleシリコン搭載Macの場合は、電源ボタンを長押しして起動オプションを表示し、「オプション」>「続ける」を選択します。リカバリーモードで起動すると、各種ユーティリティにアクセスできるようになります。
  15. ディスクユーティリティを開き、Macのドライブのアイコンを選択して「First Aid」をクリックします(古いバージョンのディスクユーティリティでは「ディスクを検証」という項目になります)。
  16. ディスクにエラーが見つかった場合は、修復するかどうか尋ねられます。「ディスクを修復」をクリックして修復を実行しましょう。この手順を踏めば、Macを再び正常に起動できるはずです。

それでもMacが正常に動作しない場合は、リカバリーモードを使ってmacOSを再インストールすることを検討してください。

それは本当にブルースクリーン・オブ・デスなのか?

目にしているものがブルースクリーン・オブ・デスではない可能性もあります。ここでは、似たようなエラー画面をいくつか紹介します。

カーネルパニック

Macにおけるカーネルパニックは、PCでいうブルースクリーン・オブ・デスに最も近い存在です。カーネルパニックの画面は、次のような外観です。

Macでブルースクリーンが表示される原因と対処法を徹底解説

あるいは、こちらのような画面です。

Macでブルースクリーンが表示される原因と対処法を徹底解説

カーネルパニックは、macOSが致命的なエラーに遭遇し、安全に動作を継続できないと判断したときに発生します。

Mac OS X 10.2〜10.7が動作するMacでカーネルパニックが発生すると、複数言語で書かれた「再起動せよ」というメッセージが表示されていました。一方、Mac OS X 10.8以降では、Macが自動的に再起動し、再起動後にメッセージが表示されます。

カーネルパニックによる再起動後は、通常通り作業を続けられることがほとんどです。カーネルパニックが発生したときに実行していたアプリケーションを記録しておけば、原因を特定できるかもしれません。

Sad Mac(悲しいMac)

非常に古いMacでは、ハードウェアの問題を示す「Sad Mac(悲しい顔のMacアイコン)」が表示されることがあります。

グレースクリーン・オブ・デス

実は、あなたが見ているのは「グレースクリーン・オブ・デス」かもしれません。

近年のMacでは、純粋なブルースクリーンを見ることはほとんどありません。これは、Retinaディスプレイを搭載した最新のMacが広色域などの拡張カラースペースに対応しており、古い画面では青く見えたものが、新しいMacではグレー、あるいは黒に見えることがあるためです。

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