Facebookアカウントを完全に削除する方法|データのバックアップから退会手順まで徹底解説
Facebookの利用をやめることを決めた方に向けて、この記事ではアカウントとその履歴を迅速かつ恒久的に削除する方法を解説します。
Facebookには大きく分けて二つの見方があります。一つは、友人や家族とのつながりを保つための便利なプラットフォームという見方です。メッセージや日常の出来事、写真や動画を手軽に共有できる点は確かに魅力的です。
しかしもう一方で、Facebookはプライバシーを脅かす存在だと捉える声もあります。ユーザーの投稿を操作して感情状態に影響を与える実験が行われていたことなどが、こうした不信感に拍車をかけました。
特に、Cambridge Analyticaによる大規模なデータ収集問題――約5,000万件のユーザープロフィールが不正に取得され、米国大統領選挙やBrexitキャンペーンでの有権者へのターゲティングに利用された――が明るみに出て以降、アカウントの閉鎖を検討する人が急増しました。これは決して新しい動きではなく、2014年にはOpen NewsのコンテンツディレクターだったErin Kissane氏が「Facebookから離れろ。家族も離れさせろ。そこで働いているなら辞めろ。彼らはひどい連中だ」と公言していたほどです。
Facebookをもはや利用したくないと決めたなら、本記事の手順に従ってアカウントを削除しましょう。ただし、その前に必ずデータをダウンロードしておいてください。忘れると、仕事帰りの楽しい写真など、大切な思い出を二度と見られなくなる恐れがあります。
あわせて「インターネットの閲覧履歴を削除する方法」も参考になるでしょう。
ステップ1:Facebookの全データをダウンロードする
アカウントを削除する前に、Facebook上にあるすべてのデータ、特に写真のコピーを必ず保存しておきましょう。個別に保存する場合は、画像の横にあるダウンロードリンクをクリックしたり、テキストをコピー&ペーストしてメモアプリに貼り付ける方法もあります。

すべてのデータをまとめて残したい場合は、Facebookデータの一括ダウンロードが便利です。以下の手順で実行できます。
Facebookから全データを一括ダウンロードする方法
- Facebookにログインします。
- 画面右上のメニュー(下向きの矢印)をクリックし、「設定」を選択します。
- 「Facebook情報のコピーをダウンロード」をクリックします。
- 「アーカイブを作成」→「アーカイブを作成」→「OK」の順にクリックします。
Facebookがすべての情報のアーカイブ処理を開始し、ダウンロード可能になるとメールで通知されます。ダウンロードファイルには主に以下が含まれます。
- 共有した投稿、写真、動画
- メッセージやチャットのやり取り
- プロフィールの「基本情報」セクションの内容
このほかにも多数の情報が含まれており、Facebookの公式ページでダウンロードされるデータの一覧を確認できます。
ヒント:アカウントを削除する予定がなくても、Facebookにどのような情報が記録されているか把握するために、一度データをダウンロードしてみる価値はあります。
ステップ2:Facebookの履歴を消去する
アカウント削除前にやっておきたいのが、最近のコメントや投稿の整理です。Facebookアカウントを削除しても、情報が最大14日間サーバー上に残る可能性があります。急いでアカウントを消したい場合、この猶予期間は都合が悪いため、先に個人情報を削除しておくと安心です。

Facebookから投稿を削除する方法
- 自分のアカウントでFacebookにログインします。
- 画面左上のアカウント名をクリックします。
- 削除したい投稿の横にある矢印をクリックし、ドロップダウンメニューから「削除」を選択します。
- 必要に応じて「すべてのアクティビティを削除」ボックスにチェックを入れます。
- 「削除」をクリックして投稿を削除します。
ステップ3:Facebookから写真を削除する
アカウントを無効化する前に、アカウントに関連付けられた写真を削除しておきましょう。
Facebookの写真を削除する方法
- Facebookにログインします。
- 画面左上のアカウント名をクリックします。
- 「写真」をクリックします。
- 不要な写真の横にある「編集または削除」ボタンをクリックし、「この写真を削除」を選択します。
- 「確認」をクリックします。
削除できるのは自分がアップロードした写真のみです。他人がアップロードした自分の写った写真は削除できません。ただし、タグ付けされている場合(あなたとして識別される場合)は、タグを外すことができます。
- Facebookにログインし、左上の自分の名前をクリックします。
- 「あなたの写真」をクリックします。
- 「編集または削除」をクリックし、「タグを削除/報告」を選択します。
- 「タグを外したい」にチェックを入れ、「この写真をFacebookから削除したい」にもチェックを入れます。ここで以下の3つの選択肢から理由を選びます。
- 自分のこの写真が気に入らない
- この写真はFacebookにあるべきではないと思う
- スパムである
該当するものを選んで「続行」をクリックします。選択内容によっては、詳細情報を求める画面が表示されるので、指示に従って進めば完了です。
ステップ4:名前とプロフィール写真を変更する
Facebookの無効化処理には時間がかかり、その間もあなたの名前はFacebook上に残ります。名前やメールアドレスを完全に消し去ることはできませんが、あなたと関連性のない情報に変更することは可能です。以下の手順で行います。
- Facebookアカウントにログインします。
- 画面右上の矢印をクリックし、「設定」を選択します。
- 名前の横にある「編集」をクリックします。
- 「姓」「名」の欄の情報を変更し、パスワードを入力して「変更を保存」をクリックします。なお、Facebookは「XXXX」のようなダミー文字列を拒否するため、それらしい別の名前を入力してください。
- 名前をクリックしてメインプロフィールに戻り、写真にマウスを合わせて「プロフィール写真を更新」→「削除」を選択します。
これでアカウントの基本情報を消去できました。誕生日や出身校など、他の個人情報も削除または書き換えておくとより安全です。
ステップ5:Facebookアカウントを完全に削除する
すべてのデータのバックアップが完了したら、いよいよアカウントの削除です。

Facebookアカウントを完全に削除する手順
- Facebookにログインします。
- 右上のプライバシーボタン(南京錠のアイコン)をクリックし、「その他の設定を表示」を選択します。
- 「セキュリティ」をクリックします。
- 「アカウントを無効化する」をクリックします。
- チェックボックスのリストから退会理由を選択します。
- 「Facebookからの今後のメールを受け取らない」にチェックを入れます。
- 「確認」をクリックします。
- パスワードを入力し、「今すぐ無効化」をクリックします。
補足:現在のFacebookでは、恒久的な削除は「設定とプライバシー」→「設定」→「Facebook情報」→「アカウントの所有権と管理」→「個人用Facebookアカウントの削除」から行えます。単なる「無効化」は一時的な休止であり、ログインすればいつでも復元できる点に注意してください。
以上でFacebookアカウントの削除手続きは完了です。実際にデータが消えるのは14日後ですが、その期間中に名前とパスワードを入力してログインするとアカウントが復活してしまうため、再ログインだけは絶対にしないようにしましょう。
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