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Macでプライベートブラウジングを使う方法【Safari・Chrome・Firefox・Opera対応】

多くのWebユーザーは、閲覧履歴を家族や同僚、さらには見知らぬ他人や広告会社からも秘密にしておきたいと考えています。

プライバシーを守る方法はいくつかあります。ブラウジングのたびに履歴を削除したり、VPNを使ってオンライン上の匿名性を高めたりする方法があります(当サイトのおすすめはNordVPNですが、Mac向けおすすめVPNの特集記事も別途ご用意しています)。しかし、手軽で無料の解決策としては、プライベートブラウジングモードの活用がおすすめです。

iPhoneやiPadでの同様の設定方法については、「iPhone・iPadでプライベートブラウジングを使う方法」も参考にしてください。

なぜ閲覧履歴は漏洩のリスクがあるのか

多くの人はMacを家族や友人と共有しています。配偶者や同居人に、自分が見ていた恥ずかしいウェブサイトを知られたくないと思うのは当然のことです。

定番の言い訳は「結婚記念日のプレゼントをリサーチしていて、サプライズを台無しにしたくない」というものでしょう。しかし、医療相談や就職活動をネットで行っていた場合にも、その情報を自分だけのものにしたいと考えるのはごく自然なことです。冗談はさておき、アダルトサイトを見る人にもプライバシーへの配慮は必要です。特に子どもがいて、うっかり大人向けサイトを目にされてしまわないか心配な親御さんは少なくないでしょう。

「1台は共有用、もう1台はプライベート用」とマシンを分けようと考えているなら、それほど単純な話ではない点に注意が必要です。Safariの「よく見るページ」「頻繁に訪れるサイト」やスマート検索フィールドなどの機能は、ブラウザの使用中に自動的に履歴を表示します。さらにiCloudがこの情報をAppleデバイス間で同期するため、Macで見たサイトが、誰かがiPhoneやiPadを使っているときに表示される可能性があります(その逆も同様です)。

仮に他の人がわざわざ履歴を調べないと信頼できたとしても、ブラウザのオートコンプリート候補として表示されたことで、うっかり見られてしまうケースは十分にあり得ます。

iCloudのプライバシー問題

さらに心配な材料を挙げるなら、2017年には「Appleが削除済みのSafari閲覧履歴をiCloudから消去していなかった」という報道がありました。現在は問題が解決されていると考えられますが、閲覧履歴が予期せぬ形で外部に漏れ出しうる事例の一つです。

ElcomSoftによれば、データはデバイス上からは消えていても、iCloudには残ったままになっており、簡単に復元できたといいます。

同社のスポークスマン、Vladimir Katalov氏は次のように述べています。「閲覧履歴のレコードを削除すると、同期されたデバイスからはそのレコードが消えることを確認しました。しかし、そのレコードはiCloud内には(不可視の状態で)残ったままでした…私たちはSafari履歴エントリに関する追加情報、各レコードが最後に訪問され、削除された正確な日時まで取得することができました!」

プライベートブラウジングとは?

プライベートブラウジングとは、多くのWebブラウザに搭載されているオプション機能で、訪れたサイトの記録を一切残さないモードのことです。あるウェブサイトを見ていて、それを他人に知られたくなければ、URLを入力する前にプライベートブラウジングを有効にしましょう。

Appleは古くからmacOSとiOSにこの機能を搭載しています。その導入はSafari 5.1(Mac OS X Lion時代)およびiOS 5までさかのぼります。

Safariでのプライベートブラウジング

プライベートブラウジングの操作方法はブラウザによって異なります。ここではMacで人気の4つのブラウザを個別に紹介しますが、マイナーなブラウザを使っている場合でも諦める必要はありません。「ファイル」メニューを開き、「プライベートウィンドウ」などの項目を探してみましょう。(Shift + Cmd + N が使えることも多いです)

プライベートブラウジングモードで重要なのは、特定のウィンドウにのみ適用されるという点です。プライベートウィンドウを開いたからといって、以前開いていた古いウィンドウや、プライベートモードなしで新規に開いたウィンドウまでカバーされるわけではありません。

Safariでは、「ファイル > 新規プライベートウィンドウ」を選択するか、Shift + Cmd + N を押すことで、新しいプライベートウィンドウを開けます。

Macでプライベートブラウジングを使う方法【Safari・Chrome・Firefox・Opera対応】

これでプライベートブラウジングモードのウィンドウが表示されます。Safariは閲覧履歴や検索履歴を記録しません。繰り返しになりますが、この設定は開いたこのウィンドウにのみ適用される点に注意しましょう。プライベートウィンドウかどうかは、スマート検索フィールドが濃いグレー色になっていることで判別できます。

プライベートウィンドウ内で新しいタブを開けば、そのタブもプライベートになります。しかし、標準の「ファイル > 新規ウィンドウ」(Cmd + N)で別のウィンドウを開くと、それはプライベートブラウジングウィンドウではありません。ブラウジングセッション中は、プライベートウィンドウだけを使うよう注意してください。

Chromeでのプライベートブラウジング

Chromeのプライベートブラウジングモードは「シークレットモード(Incognito)」と呼ばれますが、基本的な考え方は同じです。「ファイル > シークレット ウィンドウを開く」を選択するか、Shift + Cmd + N を押してください。

Macでプライベートブラウジングを使う方法【Safari・Chrome・Firefox・Opera対応】

Chromeのシークレットウィンドウは、通常のウィンドウとはまったく異なる配色になっているため、ひと目で区別できます。

Firefoxでのプライベートブラウジング

「ファイル > 新規プライベートウィンドウ」を選択するか、Shift + Cmd + P を押してください。

Macでプライベートブラウジングを使う方法【Safari・Chrome・Firefox・Opera対応】

Operaでのプライベートブラウジング

「ファイル > 新規プライベートウィンドウ」を選択するか、Shift + Cmd + N を押してください。

Macでプライベートブラウジングを使う方法【Safari・Chrome・Firefox・Opera対応】

  1. Safariでプライベートブラウジングを使う理由と設定方法を徹底解説

    macOSの標準ブラウザであるSafariは、近年のWebブラウザと同様に高度に進化しており、高いセキュリティ性を備え、複数のタブも快適に同時処理できます。さらに、Safariには「プライベートブラウジング」モードが搭載されており、閲覧履歴を残さずにこっそりとWebを利用することが可能です。 MacのSafariでプライベートブラウジングを活用する理由は数多くあります。この記事では、プライベートブラウジングとは何か、Macでどのように使えば安全で機密性の高いブラウジング体験を実現できるのかを詳しく解説します。 サイバー犯罪が増加している現代において、プライベートブラウジングは個人情報を守り、悪

  2. Macでシークレットモードを使う方法|Safari・Chrome・Firefoxのプライベートブラウジング完全ガイド

    サイバー犯罪は近年、驚くべきスピードで増加しています。ハッカーや不正アクセス者たちは、私たちのデジタルライフを脅かす新しい手口を次々と編み出しています。特にインターネットを閲覧する際には、オンライン上の自分の身元を守ることが不可欠です。日が経つごとにウェブサーフィンは危険度を増し、デジタルアイデンティティを守る余地はどんどん狭まっています。インターネットはまるで大きな海のようなもので、ハッカー、ウェブサイト運営者、そしてあなたのオンライン活動を常時追跡するサードパーティのトラッカーなど、さまざまな「サメ」が潜んでいるのです。 そんな中で頼りになるのが「シークレットモード(Incognito