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MacでPythonを始める方法|インストールから初めてのコード実行まで徹底解説

プログラミング学習は今や世界的なブームとなっており、その中でもPythonは初心者にとって最適な言語のひとつです。幸いなことに、Macは優れたコーディングプラットフォームであり、Pythonとの相性も抜群。Mac上で快適にプログラミングを学ぶことができます。

この記事では、macOSへのPythonのセットアップ方法から、実際にコードを書いて動かすところまでを詳しく解説します。Pythonの学習曲線は非常に緩やかで、すでにお使いのMacにPythonがインストールされている可能性もあります(インストールされていない場合もご安心ください。導入手順も紹介します)。

ここではPythonに焦点を当てますが、Macでのプログラミング全般や選択できる他の言語について知りたい方は、Mac向けプログラミングの総合ガイドもぜひ参考にしてください。

Pythonのメリット

Pythonは1991年に開発された高水準プログラミング言語です。近年、学校教育へのプログラミング導入が進むにつれて人気が急上昇し、特にイギリスでは大きな注目を集めています。なぜこれほど支持されているのでしょうか? 他の言語と比べてどんな利点があるのかを見ていきましょう。

シンプルさ: Python最大の魅力は、そのわかりやすさです。構文が非常に読みやすく、細かい記述ルールを暗記する時間を大幅に減らせます。その分、プログラミングの基本的な概念の理解に集中でき、他の言語を学ぶための良い出発点にもなります。

高い汎用性: シンプルでありながら、Pythonは非常に強力です。豊富な拡張機能を備えており、アプリケーションやゲームの開発から機械学習まで、ほぼあらゆることが実現できます。

充実したコミュニティ: Pythonには巨大なユーザーコミュニティがあり、学習教材も無数に存在します。困ったことがあれば、必ず誰かが助けてくれるでしょう。

低コスト: Pythonは無料・オープンソースなので、1円もかけずに始められます。世界中の開発者が日々Python本体や各種エディタ・コンパイラの改善に取り組んでいます。

キャリアに有利: 最後に、PythonはJavaScriptやJavaと並んで、最も需要の高いプログラミング言語のひとつです。プログラマーとしてのキャリアを目指すなら、絶好のスタート地点となります。

Pythonのインストール方法

まずは、お使いのMacにPythonがすでにインストールされているか確認しましょう。「ターミナル」を開き、次のコマンドを入力します。

python --version

バージョン情報が表示されなければ、Python公式サイトにアクセスしてダウンロードボタンをクリックしてください。バージョン番号がスクリーンショットと異なっていても問題ありません。更新されているだけです。執筆時点のバージョンは3.7.0でした。

MacでPythonを始める方法|インストールから初めてのコード実行まで徹底解説

ダウンロードボタンをクリックすると、.pkgファイルのダウンロードが始まります。完了したら「ダウンロード」フォルダを開き、ファイルをダブルクリックしてインストーラーを起動します。画面の指示に従えば、インストールは完了です。

MacでPythonを始める方法|インストールから初めてのコード実行まで徹底解説

おすすめのPythonテキストエディタ

デフォルト設定では、Pythonファイル(.py)は「テキストエディット」で開かれますが、これは避けたほうが良いでしょう。テキストエディットは非ASCII形式でファイルを保存してしまう癖があり、コードが壊れる原因になります。また、まともな整形機能もありません。

そこで、専用のテキストエディタをインストールしましょう。幸い、選択肢は豊富にあります。

IDLE: Pythonを最初に触るときに出会うのがIDLEでしょう。Pythonのインストール時に同梱されており、「アプリケーション」フォルダから起動できます。

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IDLEは統合開発環境(IDE)で、コードの編集と実行結果の確認を同時に行えます。最も手軽なエディタであり、最初の一歩として最もおすすめのツールです。慣れてきたら、より高度な環境へ移行するとよいでしょう。

PyCharm: 現在もっとも人気のあるPython IDEのひとつです。無料版と有料版が用意されており、有料版は機能が豊富ですが、初心者には無料版で十分です。プラグインへのアクセス、Web開発サポート、シンタックスハイライトなど、標準的なエディタ機能を備えています。

Eclipse: 長い歴史を持つIDEで、さまざまな言語をサポートしています。Pythonで使う場合は、Eclipse Neon 4.6ベースの「Eclipse IDE for JavaScript and Web Developers」をインストールし、PyDevプラグインを追加します。PyDevとEclipseの組み合わせは優れたPython開発環境を提供しており、熱心なコミュニティによって定期的にアップデートされています。

TextWrangler: App Storeから無料でダウンロードできる軽量エディタです。BBEditの簡易版ですが、必要な機能はすべて揃っています。入門用として最良の選択肢のひとつです。

Gedit: Linuxユーザーの間で人気の高いエディタです。他の選択肢ほど洗練されてはいませんが、非常に実用的で、プログラマーが覚えておく価値があります。

Sublime Text: 個人的なおすすめのひとつ。無料でダウンロード・使用できますが、ときどきライセンス購入を促されることがあります。目に優しい洗練されたインターフェースと、強力な整形機能が魅力です。

最初の一歩:基本のコードを書いてみよう

Pythonについて十分な知識が得られたところで、いよいよ実際にコーディングを始めましょう。Pythonのコマンドの多くは、英語の日常的な単語をもとにしています。例えば、C#では画面に文字を表示するのに「Console.WriteLine」と書く必要がありますが、Pythonならシンプルに「print」だけで済みます。ここでは、プログラミングの基礎となる3つのタスク——出力の作成、計算の実行、if文の使用——を紹介します。

最初のタスクにはIDLEを使用します。操作性が簡単で、Pythonに同梱されているため、最初の練習にうってつけです。「アプリケーション」フォルダからIDLEをダブルクリックして起動しましょう。

IDLEを開くと「シェル」と呼ばれるウィンドウが表示されます。ここにはすべての出力結果が表示されますが、コーディング自体は別の場所で行います。上部メニューから「File > New File」を選択すると、新しいコードエディタが開きます。

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2つのウィンドウが開いたら、見やすいように自由に配置しましょう。以下のように左右に並べるのがおすすめです。

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レイアウトを整えたら、コードエディタ側のウィンドウをクリックし、メニューから「File > Save As」を選択して「helloworld.py」という名前で保存します。プログラミングの伝統に従い、最初に書くプログラムは画面に「Hello World」と表示するものです。

コードエディタに、シェルに実行させたい命令を入力していきます。使用するのはprintコマンドで、書式は次のとおりです。

print( )

括弧の中に、表示したい内容を記述します。それでは、printを使ってシェルに出力してみましょう。

print("Hello World")

入力できたら、メニューから「File > Save」で保存し、「Run > Run Module」を選択して実行します。シェルウィンドウに出力結果が表示されるはずです。

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重要なポイントとして、文字列を出力するときは必ず引用符(ダブルクォーテーション)で囲みます。理由の詳細は後ほど学びますが、今のところは「本の中のセリフのように、言葉は引用符で囲む」と覚えておけば大丈夫です。いろいろなフレーズを表示して練習してみましょう。

2つ目のタスクは、Pythonに計算をさせることです。先ほどと同じようにシェルを開き、新しいファイルを作成します。今回はファイル名を「Calculation.py」としましょう。

今度は言葉ではなく、計算結果を出力します。9と8を足してみましょう。新しいファイルに次のprintコマンドを入力します。

print(9+8)

入力したら保存し、「Run > Run Module」で実行します。シェルに計算結果が表示されるのがわかるでしょう。

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さまざまな計算を試して感覚をつかんでください。数値には引用符が不要であることに注意しましょう。まだプログラミングに馴染みがない方のために補足すると、「*」が掛け算、「/」が割り算を表します。

最後に、if文という仕組みを使った基本プログラムを作成します。if文を使うと、特定の条件を満たした場合にだけ処理を実行できます。新しいファイルを開き、次のコードを入力してください。

myNumber = 100
if myNumber > 50:
  print("That is a high number")
else:
  print("That is a low number")

ここでは変数myNumberに100を代入し、if文でmyNumberが50より大きいかどうかを判定しています。大きければ「That is a high number」を、そうでなければ「That is a low number」を表示します。前の例と同様に、保存してから実行することを忘れないでください。

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数値が50より大きいため、「That is a high number」と表示されたはずです。数字をいろいろ変更して、出力がどう変わるか試してみてください。

おすすめのPython学習講座&教材

基礎を体験できたら、さらにPythonを深く学んでみたくなるはずです。以下に、学習の助けになる優れたリソースをまとめました。

Udemy「Python Bootcamp」: ゼロからPythonを学べるブートキャンプ形式の講座です。Pythonの構文を深く理解しながら、自分だけのアプリやゲームを作れるようになります。初心者からプロフェッショナルへステップアップしたい方に最適です。

Codecademy: Pythonだけでなく、ほぼすべての主要言語をカバーする素晴らしいコーディング講座を提供しています。Pythonコースでは、基本構文から関数、ループ、さらには高度なトピックまで段階的に学べます。

Lynda: 幅広いチュートリアルと講座を取り揃え、Pythonスキルを次のレベルへ引き上げてくれます。基礎からニューラルネットワークまで、あらゆるトピックを網羅しています。

TutorialsPoint: 初級から上級まで、Pythonの構文に関する膨大な情報ライブラリを無料で閲覧できるサイトです。

Learn Python the Hard Way: タイトルにひるまないでください。プログラミングの根幹となる部分を徹底的に教えてくれる名講座です。

Think Python: 言語のさまざまな側面を丁寧に解説する無料の書籍です。

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