写真を1枚も削除せずにiCloud写真をオフにする方法
iCloud写真は、iPhoneで撮影した画像を自動的にバックアップしてくれる便利な機能です。しかし、iCloudのストレージ残量が少なくなってきたり、デバイス本体の容量が逼迫したりすると、この機能をオフにすることを検討する方もいるでしょう。問題は、大切な写真を1枚も失うことなく、どうやってオフにするかという点です。
本記事では、切り替えの過程で誤って写真を削除してしまうことなく、別の写真保存方法へスムーズに移行する手順を解説します。
作業前にバックアップを取ろう
言うまでもないことですが、こうした作業を始める前には、必ずコンテンツの完全なバックアップを作成しておくことをおすすめします。もちろんiCloud写真自体が一種のバックアップではありますが、サービスの利用をやめたい場合は、まず「iCloudからMacへ写真をダウンロードする方法」を参考にしてください。
パソコンを使わずに写真をバックアップするもう一つの方法として、「Googleフォト」アプリをダウンロードして設定するやり方もあります。これにより、スマートフォン上の画像をGoogleフォトのサーバーへ転送でき、無料で15GBまで保存可能です(かつては一定サイズ以下の画像が無制限で保存できましたが、2021年6月以降は15GBの無料枠内での保存となっています)。
詳細については、「Apple 写真とGoogleフォトの比較」や「Googleフォトについて知っておくべきすべてのこと」の記事もぜひご覧ください。
iPhoneやiPadの容量が不足している場合の対処法
もし問題がiOSデバイス本体の容量不足だけなら、今すぐiCloud写真を諦める必要はないかもしれません。「設定」アプリには、写真が占める容量を減らすためのオプションが用意されています。
「設定」を開き、自分のアカウント名をタップして「iCloud」→「写真」と進み、「iPhoneのストレージを最適化」が選択されていることを確認しましょう。選択されていない場合はオンにしてください。そうすると、デバイス上には写真のサムネイルのみが保存され、オリジナルのデータはクラウド側に保持されるようになります。
iCloud写真をオフにすると何が失われるのか?
iCloud写真サービスから離れるのは、少し不安に感じるかもしれません。思い出のイベントの画像が突然消えてしまうのではないかと心配になるのは当然のことです。
では、オフのスイッチを押すと、実際には何が起こるのでしょうか?
これは、iCloud写真がiPhoneだけで使われているかどうかによって異なります。iPhoneのみで利用している場合、他のサービスへダウンロードや移行をしていない画像は失われる可能性があります。Appleはそれらのデータをサーバー上に30日間保管しますが、その後は削除されます。
この方法を選ぶ場合は、前述のバックアップ手段を改めて確認してください。バックアップ前に注意したいのが、「iPhoneのストレージを最適化」が有効になっているケースです。必ず「オリジナルをダウンロードして保持」に切り替えておきましょう。そうすれば、フルサイズの画像が確実に手元にあることが分かります。
一方、iPadやMacなど複数のデバイスでiCloud写真を使用している場合は、ストレージの料金を支払い続ける(または無料の5GB以内に収まる)限り、引き続き画像にアクセスできます。
iCloud写真ライブラリをオフにする方法
iOSデバイスでは、「設定」を開き、アカウント名をタップして「iCloud」→「写真」と進み、「iCloud写真」のスイッチをオフにします。
Macを使用している場合は、「システム環境設定」→「iCloud」と進み、「写真」の右側にある「オプション」ボタンをクリックします。表示されたページで「iCloud写真」のチェックボックスを外してください。
Apple TVをお使いの場合は、「設定」→「アカウント」→「iCloud」と進み、写真セクションで「選択」を押してiCloud写真をオフにします。
以上で完了です。前述の通り、Appleはコンテンツをサーバー上に30日間保持するため、もし判断を誤ったと思ったら、上記の手順を逆にたどれば元の状態に戻せます。
iCloud写真ライブラリをバックアップしたい方は、「写真ライブラリ(iCloud写真ライブラリ)を外部ドライブに移動する方法」をご覧ください。また、「iPhoneから写真を削除するとiCloudからも削除されるのか?」という気になる疑問への答えも、ぜひチェックしてみてください。
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