iPhoneでApp Storeに接続できないときの対処法14選
iPhoneやiPadでApp Storeに接続できず、アプリがダウンロードできない——そんな経験はありませんか?サインインができない、アプリのアップデートが失敗するといったトラブルもよくあります。
残念ながら、これらはかなり頻繁に起こる問題です。しかし幸いなことに、誰でも簡単に試せる解決策が数多く存在します。以下の手順を順番に試して、問題を解決しましょう。
1. App Store自体がダウンしていないか確認する
Appleのサーバーは、ときどき障害が発生します。App Storeそのものがダウンしていて、誰もアクセスできない状態になっている可能性もあります。
実際に、2019年6月4日(火)にはApp Storeのほか、Apple Music、Apple Radio、Mac App Storeが一斉にダウンしました。Appleは午後1時6分に障害を認め、復旧作業を行っていると発表しています。
最も手っ取り早い確認方法は、Appleの「システム状況」ページをチェックすることです。このページには同社のオンラインサービス全体の障害情報が一覧表示されており、App Storeはリストの先頭にあります。ただし、障害が発生した直後の場合はまだ反映されていないこともあります。サイトの更新頻度は秒単位ではなく分単位だからです。
システム状況ページに何も表示されていない場合は、Twitter(X)で関連キーワードを検索してみましょう。同じ悩みを抱えている人が投稿していれば、障害の実態をつかめることがあります。
もしストアがダウンしていたら、それは悪い知らせであると同時に良い知らせでもあります。ユーザー側でできることはほぼありませんが、裏を返せば、Appleが素早く復旧してくれるのを待っていればよいだけだからです。
2. インターネット接続を確認する
当たり前のことですが、App Storeにアクセスするにはインターネット接続が必要です。
Googleなどのサイトを開いて、正しく通信できているか確認しましょう。Wi-Fiに問題がある場合は、Wi-Fiの不具合を解消する方法を参考に、まずオンライン環境を整えてください。
3. 別のWi-Fiネットワークを試す
Wi-Fiが正常に動作していても、ネットワーク側の制限によってApp Storeへのアクセスがブロックされているケースがあります。たとえば職場のネットワークでは、帯域幅を確保するために特定のサイトやサービスへの接続が制限されていることがあります。
別のWi-Fiネットワークに接続して、問題が解決するか試してみてください。
4. モバイル回線でのダウンロード設定を確認する
そもそもWi-Fiに接続しておらず、3G/4G(LTE)回線でApp Storeにアクセスしている場合、そこに原因があるかもしれません。
モバイル回線の利用自体がApp Storeへのアクセスを妨げるわけではありませんが、iPhoneが「Wi-Fi経由でのみアプリをダウンロードする」設定になっていると、モバイル回線ではダウンロードできません。
まずは安定したWi-Fiネットワークに接続して、ダウンロードが進むか確認してみましょう。あるいは、データ容量に余裕があるなら、「設定」アプリを開いて「モバイルデータ通信」をタップします。「モバイルデータ通信の使用」の項目にある「App Store」のスイッチがオン(緑色)になっていることを確認してください。
ついでにもうひとつ便利な設定をご紹介します。それは、Wi-Fi接続中に新しいアップデートが配信され次第、自動でダウンロードする機能です。アプリが「要アップデート」のまま動かなくなることが多い人には重宝します。一方で、アプリの数が多いと常にアップデートが走り、バッテリーを消耗する原因にもなりえます。「設定」>「iTunes & App Store」(iOSのバージョンによっては「App Store」)から「アップデート」のスイッチを緑にすれば有効になります。
さらに、モバイルデータ通信を使って自動ダウンロードを許可する設定も存在します。ただし、これをオンにするとアップデートだけで大量のデータを消費する恐れがあります。データ消費のリスクを受け入れられる場合のみ、「設定」>「iTunes & App Store」の一番下にある「モバイルデータ通信を使用」のスイッチをオンにしてください。
5. 月間のデータ容量を使い切っていないか確認する
設定上はモバイル回線でのダウンロードが許可されていても、その月のデータ容量を使い切っていればダウンロードは失敗します。
残念ながら、iOSではデータ使用量の管理があまり直感的ではありません。契約プランの内容を確認し、許容データ量と、使用量がリセットされる日付を把握しておきましょう。
リセット日がわかったら、毎月その日に「設定」>「モバイルデータ通信」から「統計情報をリセット」を実行すれば、少なくとも使用量の推移と、どのアプリがデータを大量に消費しているかを把握できます。
どうしても容量が足りない場合は追加料金を払うしかありませんが、その前に、モバイルデータの管理術を実践すれば、今の容量のままでやりくりできるかもしれません。
6. アプリがサポート終了になっていないか確認する
アップデートしようとしているアプリが古く、すでにiOSでサポートされていない可能性もあります。別のアプリをダウンロードしてみて、それが原因かどうか切り分けましょう。
App Store内でそのアプリを検索しても表示されない場合は、配信から削除されたと考えられます。
7. アプリのサイズが大きすぎないか確認する
アプリがダウンロードできない場合のもうひとつの注意点として、iOSはモバイル回線経由での大容量アプリのダウンロードを制限していることを覚えておきましょう。ファイルサイズを確認してください。200MBを超えるアプリのダウンロード方法については、専用のガイド記事を参照してください。
8. サインアウトして再ログインする
ここからは、簡単なリセット操作でApp Storeの動きを取り戻せるか試してみます。まずは、App Storeから一度サインアウトし、再度ログインしてみましょう。これだけで直ることもあります。
- 「設定」>「iTunes & App Store」を開きます(iOS 14以降は「設定」>ユーザー名>「メディアと購入」からも可能)。
- 画面上部のApple IDをタップし、「サインアウト」を選択します。
- Apple IDとパスワードを入力して、再度ログインします。
9. メモリを解放する
メモリ不足が原因の可能性もあります(特にRAMやストレージが少ない古いiPhoneでは起こりやすい問題です)。ホームボタンをダブルクリックし、App Storeを上方向にスワイプしてアプリを完全に終了させます。その後、もう一度開いて問題が解決したか確認してください。
それでも改善しない場合は、開いているすべてのアプリを閉じて、iPhoneの電源を一度オフにしてからオンにしましょう。iPhoneのRAMを解放するその他のテクニックについては、キャッシュ削除のガイド記事も参考になります。
10. App Storeを強制的に再読み込みする
かつては、画面下部のナビゲーションバーを10回タップするとApp Storeを強制更新できましたが、この機能はiOS 11で廃止されました。ただし、アップデート一覧を読み込みたい場合は、画面を下方向にドラッグしてスピナー(読み込みアイコン)を表示させることで、強制的に再読み込みできます。
11. 日付と時刻の設定を確認する
意外に思われるかもしれませんが、日付と時刻の設定はこの問題と深く関係しています。App Storeはこの設定をもとに、ユーザーの所在地を判定しているためです(と考えられています)。
「設定」>「一般」>「日付と時刻」を開き、「自動設定」をオンにしましょう。この設定を有効にしておけば、たとえばロンドンからサンフランシスコへ移動した際も、iPhoneが新しい地域を認識した時点で自動的に時刻を調整してくれます。
12. ネットワーク設定をリセットする
ネットワーク設定のリセットも効果的な手段です。「設定」>「一般」>「転送またはiPhoneをリセット」>「リセット」>「ネットワーク設定をリセット」の順に進んで実行し、問題が解決するか確認してください。なお、保存済みのWi-Fiパスワードは消去されるので、再入力が必要になる点にご注意ください。
13. iOSを最新版にアップデートする
App Storeへのアクセス方法に関する既知の不具合が、iOSのアップデートで修正されている可能性があります。最新バージョンを使っているか確認しましょう。
「設定」>「一般」>「ソフトウェア・アップデート」を開き、利用可能なアップデートがないかチェックしてください。アップデート手順の詳細については、iOSアップデートのガイド記事を参照してください。
14. Appleサポートに問い合わせる
ここまでの方法をすべて試しても解決しない場合は、Apple公式サポートに問い合わせて、さらに詳しいアドバイスを受けるのがよいでしょう。日本在住の方はAppleの日本語サポートページから、チャットや電話で相談できます。
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