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Macのスクリーンタイムで子どものコンテンツ制限と利用時間を設定する方法

かつて「ペアレンタルコントロール」と呼ばれていたMacの機能は、現在は新しい「スクリーンタイム」機能の一部となっています。macOS Catalinaのアップデートにより、Appleはモバイル端末向けのスクリーンタイム機能をデスクトップにもたらし、アプリの使用時間制限、コンテンツの制限、利用時間のモニタリングが簡単に行えるようになりました。

最近macOS Catalina以降へアップデートして、お子様のためにスクリーンタイムを設定したいという方に向けて、この記事では設定手順と各機能の使い方をわかりやすく解説します。

Macのスクリーンタイムで子どものコンテンツ制限と利用時間を設定する方法

子どものアカウントでスクリーンタイムを有効にする

Macでスクリーンタイムを初めて開くときは、まず子どものアカウントに対して有効化する必要があります。

Appleのファミリー共有を利用している場合は、ご自身のMacの認証情報だけでスクリーンタイムをオンにできます。ファミリー共有を使用していない場合は、子どものアカウントにログインしてから作業を行ってください。その後、以下の手順で機能を有効にします。

  1. Dockのアイコンから、またはメニューバーのアップルメニューシステム環境設定からシステム環境設定を開きます。
  2. スクリーンタイムを選択します(Catalina以降ではペアレンタルコントロールの項目は廃止されています)。
  3. ファミリー共有を利用している場合は、左上のプルダウンメニューから子どものユーザー名を選択します。
  4. オンにするをクリックします。

メインのオプション画面には、「Webサイトデータを含める」と「スクリーンタイムパスコードを使用」という2つの設定項目があります。小さなお子様の場合は、両方とも有効にしておくのがおすすめです。Webサイトデータを含めるように設定すると、Safari全体の使用状況だけでなく、訪問した具体的なWebサイトの詳細もレポートされるようになります。

スクリーンタイムパスコードを設定すると、パスコードを知らない人はスクリーンタイムの設定を変更できなくなります。チェックボックスにチェックを入れると、4桁のパスコードの入力と確認を求められます。

なお、iOSでお子様のスクリーンタイムパスコードをすでに設定している場合、Macでも同じパスコードが使われます。Mac側で変更するとiOSにも反映され、その逆も同様です。

Macのスクリーンタイムで子どものコンテンツ制限と利用時間を設定する方法

スクリーンタイムの制限と各種設定を行う

スクリーンタイムの設定は、画面上部から順番に各オプションを確認しながら進めていくのがおすすめです。一部の機能は、以前のMacのペアレンタルコントロールとよく似ています。

ダウンタイム

iOSデバイスでお子様のスクリーンタイムをすでに利用している場合、その設定はMacにも自動的に引き継がれます。スクリーンタイムが初めてという方にとって、ダウンタイムのスケジュール設定は、特定の時間帯にお子様のデバイス使用を制限できる便利な機能です。電話など、必要最低限のアプリや操作だけを許可することも可能です。

設定手順は以下の通りです。

  1. オンにするボタンをクリックしてダウンタイムを有効にします。
  2. 毎日またはカスタムを選択して時間帯を設定します。カスタムを選ぶと曜日ごとに細かく調整でき、たとえば週末だけ許可時間を長くするといった設定もできます。
  3. スクリーンタイムパスコードを設定している場合は、ダウンタイム中にブロックという追加オプションが表示されます。これを有効にすると、ダウンタイム中はデバイスの使用自体がブロックされます。
Macのスクリーンタイムで子どものコンテンツ制限と利用時間を設定する方法

ダウンタイムの設定は、お子様がiCloudアカウントでサインインしているすべてのデバイスに適用される点に注意してください。

App制限

App制限セクションは、時間をかけて設定する価値のある重要な部分です。お子様が使用できるアプリに対して、使用できる曜日や時間帯、そして1日の使用時間の上限を細かく設定できます。

さらに、アプリのカテゴリ単位でも、カテゴリ内の特定のアプリ単位でも制限をかけられるため、非常に柔軟な運用が可能です。設定は以下の手順で行います。

  1. プラス(+)ボタンをクリックしてApp制限を新規追加します。
  2. 制限したいカテゴリのチェックボックスにチェックを入れます。矢印をクリックしてカテゴリを展開すれば、その中の特定のアプリだけを選択することもできます。
  3. アプリを選択したら、下部で時間制限を設定します。ダウンタイムと同様に毎日またはカスタムを選択し、許可したい時間と分を入力します。
  4. 完了したら完了をクリックします。
Macのスクリーンタイムで子どものコンテンツ制限と利用時間を設定する方法

設定済みの制限内容(対象アプリや時間)を変更したい場合は、リストから該当する制限を選択して制限を編集ボタンをクリックします。制限を削除するには、リストから選択してマイナス(-)ボタンをクリックします。

常に許可するApp

このセクションでは、お子様がいつでも使用できるアプリを指定できます。スケジュールされたダウンタイム中や、App制限ですべてのAppとカテゴリを選択した場合でも使用できるようにしたい、FaceTimeやメッセージなどのアプリをここで選んでおきましょう。

Macのスクリーンタイムで子どものコンテンツ制限と利用時間を設定する方法

コンテンツとプライバシー

スクリーンタイムのコンテンツとプライバシーセクションでは、Webサイトの閲覧制限、映画やテレビ番組の視聴年齢制限、購入やダウンロードの制限など、さまざまな保護設定が行えます。

コンテンツとプライバシーでは、コンテンツストアAppその他の4つのエリアを扱います。

コンテンツ

コンテンツセクションの上部では、すべてのWebサイトへのアクセスを許可するか、アダルトサイトを制限するか、特定のWebサイトのみを許可するかを選択できます。

Webサイトを制限する(アダルトWebサイトを制限または許可したWebサイトのみ)を選択すると、カスタマイズボタンが表示されます。これをクリックし、各セクションのプラスボタンとマイナスボタンでWebサイトを追加・削除します。追加済みのサイトを編集するには、サイトを選択して歯車ボタンをクリックします。

Macのスクリーンタイムで子どものコンテンツ制限と利用時間を設定する方法

Webコンテンツの設定が完了したら、許可の下にある項目のうち、お子様にアクセスを許可したいものにチェックを入れます。

ストア

映画、テレビ番組、アプリ、書籍、ポッドキャストなどのメディアに関する設定は、ストアセクションで行います。国や地域はデフォルトで設定されているはずですが、されていない場合は「レーティングの対象地域」プルダウンから選択してください。

続いて、映画、番組、アプリの年齢レーティングや、露骨な表現を含む書籍などのコンテンツについて、お子様に許可する基準を選択できます。さらに下の項目では、お子様がiPhoneやiPadを持っている場合に、iOS上で許可する操作にチェックを入れます。これにより、アプリのインストール・削除やアプリ内課金を許可するかどうかを個別に決められます。

パスワードを要求の下では、ストアでの購入時に毎回パスワードの入力を求めるか、購入後15分間は再入力を省略するかを設定できます。

Macのスクリーンタイムで子どものコンテンツ制限と利用時間を設定する方法

Appとその他

コンテンツとプライバシーの最後の2つのエリアでは、お子様に許可する追加項目を選択できます。Appタブのカメラ、メール、Safariから、その他タブのパスコード変更、アカウント変更、モバイルデータ通信の設定変更まで、許可したい項目にチェックを入れるだけでOKです。

Macのスクリーンタイムで子どものコンテンツ制限と利用時間を設定する方法

スクリーンタイムのオプションを変更する

スクリーンタイムパスコードの削除や変更、Webサイトデータの記録を停止したい場合、あるいはお子様のスクリーンタイム自体をオフにしたい場合は、スクリーンタイムウィンドウ左下のオプションボタンをクリックします。

スクリーンタイムのレポートで利用状況を確認する

お子様のApp使用状況、通知、ピックアップ(デバイスを手に取った回数)をモニタリングするために、スクリーンタイムには3つの便利なレポートセクションが用意されています。

これにより、特定のアプリをお子様がどれくらいの時間使用したのか、どんな通知を受け取ったのか、それがどのアプリからのものだったのかといったデータを確認できます。また、デバイスを何回持ち上げたか、持ち上げた直後に最初にアクセスしたアプリも把握できます。

各レポートは、期間、アプリ、アプリカテゴリ、Webサイト、デバイスごとに絞り込んで表示できます。つまり、Mac上だけでなく、iOSデバイス上のお子様のアクティビティもまとめて監視できるのです。

Macのスクリーンタイムで子どものコンテンツ制限と利用時間を設定する方法

ペアレンタルコントロールとしてスクリーンタイムを活用しよう

Macのスクリーンタイム機能は、デジタル世界でお子様をより安全に守り、画面を見る時間を適切に制限するための優れた選択肢と高い柔軟性を提供します。さらに、Macでの利用状況だけでなく、モバイルデバイスでのアクティビティも一箇所でまとめて管理できる点が大きな魅力です。

お子様だけでなくご自身のためにもスクリーンタイムを活用したい方は、スマホ依存を抑えるためのスクリーンタイム活用法もぜひ参考にしてみてください。

画像クレジット:AndrewLozovyi/Depositphotos

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