MacでZoomを設定・活用する方法【初心者向け完全ガイド】
テレワークが普及した現在、同僚や友人とオンラインで会議を行い、プロジェクトについて話し合ったり、近況を報告したり、単に雑談を楽しむことは、もはや日常の一部となっています。その中でも特に人気が高いのが「Zoom」です。1回の通話に多数の参加者を招くことができ、無料プランでも十分に使える点が大きな魅力です。
この記事では、MacでZoomを使い始めるための初期設定から、便利な機能の使い方まで、初心者にもわかりやすく解説します。
MacにZoomアプリをインストールする
Zoomを使い始めるには、まず無料アカウントを作成し、macOS用アプリをダウンロードする必要があります。Zoomは現在App Storeで配信されていないため、公式サイト(www.zoom.us)にアクセスし、画面右上にある「サインアップ(無料)」ボタンをクリックしましょう。

生年月日やメールアドレスなどの必要事項を入力して「サインアップ」ボタンを押すと、入力したメールアドレス宛てに確認メッセージが届きます。メール内の「サインイン」ボタンをクリックするとZoomサイトに戻るので、再度情報を入力してアカウント作成を完了させましょう。
会議の開催や参加を始める前に、デスクトップアプリのインストールが必要です。アカウントページ右上の「リソース」タブから「Zoomクライアントをダウンロード」を選ぶか、Zoomクライアントのダウンロードページに直接アクセスしてください。

ダウンロードが完了すると、「ダウンロード」フォルダにzoom.pkgファイルが保存されます。このファイルをダブルクリックし、画面の指示に従ってインストールを進めてください。
セキュリティ設定によってインストールがブロックされた場合でも、故障や不具合ではありません。App Store経由以外のアプリには開発元の確認が必要なためです。「未確認の開発元のMacアプリを開く方法」を参考にすれば、この制限を回避できます。
インストールが完了したらアプリを起動しましょう。メイン画面が表示されれば、準備は完了です。
MacでのZoomの基本的な使い方
Zoomのホーム画面には、「新規ミーティング」、「参加」、「スケジュール」、「画面共有」という4つの大きなボタンと、予定されている会議が表示されるカレンダーがあります。それぞれの機能は直感的ですが、以下で詳しく説明します。
新規ミーティング
名前の通り、新しい通話を開始するためのボタンです。ボタンの横に下向き矢印があり、クリックすると追加オプションが表示されます。選択肢は「ビデオオンで開始」と「個人ミーティングID(PMI)を使用」(下部に番号が表示されます)の2つです。

「ビデオオンで開始」は通常デフォルトで有効になっています。Zoomは主にビデオ通話プラットフォームだからです。ただし、相手に映すタイミングを自分でコントロールしたい場合はチェックを外しても問題ありません。通話中でも簡単な操作でビデオのオン/オフを切り替えられます。
「個人ミーティングID(PMI)を使用」は少し特殊で、自分専用のパーソナルミーティングルームを利用します。Zoomによると、これは頻繁にやり取りする相手との即席ミーティングに最適です。同僚なら、いつでもあなたの個人ミーティングIDを入力するだけで参加できるため、手軽な打ち合わせに便利です。
「新規ミーティング」ボタン自体をクリックすると新しい通話が始まります。初回はカメラとコンピューターの音声へのアクセス許可を求められるので、許可すれば最初の通話を開始できます。
画面にはカメラ越しの自分の姿が表示され、マウスを動かすと画面下部に各種操作ボタンが現れます。左から順に以下の通りです。
ミュート:マイクをオフにします。
ビデオ停止:カメラをオフにします。
セキュリティ:ミーティングをロックして他の人の参加を防いだり、待機室機能(新しい参加者ごとにホストの承認を必須にする)を有効化したり、参加者が使用できる機能を制御できます。
参加者:ミーティングへの招待、特定の参加者のミュート、全員のミュートなどが可能です。
画面共有:プレゼンテーションモードに切り替え、通話中の全員に自分の画面を見せることができます。
レコーディング:通話の内容をMP4動画として録画します。
リアクション:通話中に使える絵文字スタンプです。
Zoomミーティングに人を招待するには?
「新規ミーティング」ボタンで通話を開始したら、次は実際に話す相手を招待しましょう。
「参加者」タブをクリックすると右側にサイドウィンドウが開きます。下部にある「招待」ボタンを押すと新しいウィンドウが表示され、Zoomアカウントの連絡先(ホーム画面上部の「連絡先」タブから登録済みの連絡先を確認できます)から選ぶか、メールで招待状を送信できます。
状況に合った方法を選び、相手の応答を待ちましょう。
待機室機能を有効にしている場合(「招待」ボタン右側の「詳細」ボタン、またはメイン画面下の「セキュリティ」タブから設定できます)、招待者がログインするたびに通知が届き、参加を許可するかどうか尋ねられます。承認すると、相手の映像がメイン画面の自分の隣に表示されます。
画面右上には「ギャラリービュー」または「スピーカービュー」の表示があり、クリックで切り替えられます。ギャラリービューは全参加者を一覧できるタイル形式、スピーカービューは発言中の人が大きく表示されるモードです。

映像の画質に問題がある場合は、「Macでビデオ品質を向上させる方法」を参照すると改善のヒントが得られます。
Zoomで画面共有をするには?
グラフや画像などの資料を全員に見せたい場合は、「画面共有」タブをクリックします。メニューが開き、Macのディスプレイ全体(ウェブサイトのデモやPC操作の手順説明に便利)、リアルタイムで描き込める仮想ホワイトボード、ケーブルまたはAirPlayで接続したiPadやiPhone、現在開いている特定のアプリなどから選択できます。
共有したい項目を選択し、右下の「共有」ボタンをクリックするだけです。

これで全参加者が、あなたと同じ画面を見られるようになります。共有を終えるときは画面上部の「共有停止」ボタンをクリックすれば、通常のミーティング画面に戻ります。
Zoomで書類を共有するには?
資料ファイルを共有したい場合も、同じく「画面共有」ボタンを使用します。メニューが表示されたら、上部の「ファイル」タブをクリックしましょう。Googleドライブ、Box、OneDriveのいずれかからファイルを選んで、参加者と共有できます。
Zoomで背景を変更するには?
Zoomの通話で、背景をぼかしたり、壁紙画像で別の場所にいるように見せている人を見かけたことがあるかもしれません。実はとても簡単に設定できます。
画面上部のメニューバーから「zoom.us > 環境設定 > バーチャル背景」を選択します。Zoomが無料提供している画像から選ぶか、「+」ボタンをクリックして自分好みの画像を追加しましょう。

初めて設定する際は、スマートバーチャル背景パッケージのダウンロードを求められるので、「ダウンロード」をクリックします。数秒後には新しい仮想背景があなたの背後に反映されます。元に戻したいときは、設定画面で「なし」を選択してください。
Zoomミーティングに参加するには?
メールで招待状を受け取ったら、リンクをクリックするだけでMacアプリが自動的に起動します。もう一つの方法は、アプリを開いて「参加」をクリックし、招待状に記載されたミーティングIDまたは個人リンク名を入力することです。
Zoomミーティングをスケジュールするには?
Zoomでの会議予約は、オフィスの会議室を予約するのに似ています。設定後、参加者を招待する必要があります。
Zoomアプリを開いて「スケジュール」ボタンをクリックすると、新しいメニューが開きます。ここで会議のトピック、開催日時、参加用パスワード、予定を作成するカレンダーアプリの種類などを設定できます。さらに、接続を許可するデバイスの種類や、個人ミーティングIDを使うか、Zoomに使い捨てのIDを自動生成させるかといった基本設定も行えます。
必要な項目を入力したら、「スケジュール」ボタンをクリックして確定しましょう。

設定した会議は、Zoomアプリのホーム画面のカレンダーにミーティングIDとともに表示されます。会議名の横にある三点リーダー(…)をクリックし、「招待状をコピー」を選択してください。
最後のステップは、参加者全員を宛先に含んだグループメールを作成し、コピーした招待状を本文に貼り付けて送信することです。これで会議の準備はすべて整いました。
40分の時間制限が気になる方へ
多くのユーザーはZoomの無料プランを利用していますが、無料版では1回の通話が40分までという制限があります。まれに制限後も続行を許可されることもありますが、基本的には強制的に切断されてしまいます。
ただし、回避策があります。それは、リンク付きでミーティングをスケジュールしておくことです。時間切れになった後も、参加者はほぼ中断なしにすぐ再参加できます。完璧な方法ではありませんが、何もしないよりはずっと快適です。詳しくは「MacでZoomの40分制限を回避する方法」をご覧ください。
以上が、Zoomの基本操作ガイドでした。もちろん、他にもビデオ会議サービスは数多くあります。「Macで使えるおすすめビデオ会議アプリ」もあわせてチェックして、自分のニーズに最適なツールを見つけてみてください。
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