MacでDOCXファイルを開く4つの無料の方法【Microsoft Office不要】
DOCXファイルの普及により、私たちはMicrosoftエコシステムに大きく依存するようになりました。しかし、実際には思っているほど依存しているわけではありません。幸いなことに、こうしたファイルを開くためにMicrosoft Officeスイートをインストールする必要は必ずしもありません。
ここでは、MacでWord文書を表示・編集できる、シンプルで無料の方法をご紹介します。
手間なくWordファイルを開く
MacでMicrosoft Word以外のワープロツールを使ってDOCXファイルを開く場合、複雑なグラフィック要素や書式が正しく表示されないことがあります。ただし、ここで紹介するツールであれば、通常は問題なく表示できます。
1. Pages(内蔵アプリ)
MacでDOCXファイルを開いて編集する最も簡単な方法の一つが、Macに標準搭載されている「Pages」を使うことです。Pagesは特殊な書式もしっかり表示してくれるため、文書は元のWordバージョンにできるだけ近い形で再現されます。
Pagesで文書を開くには、目的のファイルを見つけて右クリックします。次に、マウスカーソルを「このアプリケーションで開く」に合わせて、リストから「Pages」を選択しましょう。
文書を閲覧するだけでなく、変更を加えて他の人と共有したい場合は、Windowsユーザーが問題なく開けるよう、正しく書き出す必要があります。
「ファイル > 書き出す > Word」に進むと、新しいウィンドウが開き、文書をDOCX形式で保存するか、DOC形式(1997〜2004年のWordと互換性あり)で保存するかを選択できます。
デフォルトではDOCX形式が選択されているため、DOCとして保存したい場合は「詳細オプション」をクリックし、別の形式を選んでから「次へ」を押します。
さらに、PagesをDOCXファイルを開くデフォルトアプリとして設定すれば、今後はより素早くファイルを開けるようになります。設定手順は以下の通りです。
- Mac上の任意のDOCXファイルを右クリックします。
- リストから「情報を見る」を選択します。
- ポップアップウィンドウ内の「このアプリケーションで開く」を探してクリックします。
- 利用可能なアプリケーションから「Pages」を選択し、「すべてを変更」をクリックします。
- 変更確認のダイアログが表示されるので、「続ける」をクリックします。
これで、以降Word文書を開くたびに自動的にPagesで起動するようになります。
2. LibreOffice
LibreOfficeは、DOCXを含むさまざまなMicrosoftファイル形式を開ける無料のオフィススイートです。幅広いファイル形式に対応しており、Microsoft OfficeにもAppleの内蔵アプリにも代わる優れた選択肢となります。
サードパーティ製アプリのため、まずダウンロードとインストールが必要です。公式LibreOfficeサイトにアクセスし、OSとして「macOS」を選択して「Download」をクリックします。その後、画面の指示に従ってインストールを完了させてください。
セットアップが完了すると、このアプリであらゆる形式のファイルを閲覧できるようになります。目的のファイルを右クリックし、「このアプリケーションで開く」から「LibreOffice」を選択しましょう。
LibreOfficeをすべてのDOCXファイルのデフォルトアプリにしたい場合は、数ステップで設定できます。この形式の任意の文書を右クリックして「情報を見る」を選択し、「このアプリケーションで開く」から「LibreOffice」を指定します。その後「すべてを変更」をクリックし、ポップアップで「続ける」を選べば設定完了です。
3. Googleドキュメント
Pagesが好みではなく、Macに新しくソフトをインストールしたくない場合は、オンラインワープロ「Googleドキュメント」を試してみてください。完全無料で利用でき、さまざまなファイル形式を高い精度で扱えます。
GoogleドキュメントでWord文書を開くのに必要なのは、インターネット接続とGoogleアカウントの2つだけです。Wi-Fi環境は整っていても、Gmailアドレスを持っていない場合は事前の登録が必要になります。Gmailに登録すれば、同じログイン情報でGoogleドキュメントにアクセスできます。
GoogleドキュメントでDOCXファイルを表示する手順は以下の通りです。
- Googleドキュメントのサイトを開き、アカウントにログインします。
- プラスアイコンをクリックして新しい文書を作成します。
- 「ファイル > 開く > アップロード」に進みます。
- ファイルをウィンドウに直接ドラッグ&ドロップするか、「デバイスからファイルを選択」をクリックして、目的のファイルをダブルクリックします。
文書に変更を加えて共有したい場合は、ファイルを書き出すか、共有リンクを取得してダウンロードなしでオンライン共有することも可能です。
ファイルをダウンロードするには、「ファイル > ダウンロード」に進み、希望の形式を選択します。
オンライン版のまま共有したい場合は、画面右上の「共有」をクリックし、欄に相手のGmailアドレスを入力します。「リンクを知っている全員に変更」を選択すれば共有用リンクも発行でき、リンクをコピーして「完了」を押せばOKです。
4. Word Online
Word OnlineはMicrosoft Wordの無料Web版で、Googleドキュメントの直接的なライバルにあたるサービスです。DOCXファイルの閲覧や簡単な編集に最適です。最大のメリットは、文書をOneDriveに保存して誰とでも共有できるほか、複数人で同じ文書をオンライン上でリアルタイムに共同編集できる点です。
ただし、他のオンラインワープロツールと同様、利用にはインターネット接続が必須です。また、Microsoftアカウントをお持ちでない場合は、事前に作成しておく必要があります。
Word OnlineでDOCXファイルを表示・編集するには、onedrive.live.comにアクセスしてMicrosoftアカウントでサインインします。「アップロード > ファイル」をクリックしてMac上の目的の文書を選択し、アップロードされたファイルをクリックすれば、Web版Wordで開きます。
Wordファイルに合ったツールを選ぼう
MacでDOCXファイルを開く方法は、内蔵アプリ、サードパーティ製アプリ、オンラインツールといずれも充実しています。どれを選んでもMicrosoft Officeスイートに引けを取らず、ファイルを開くだけでなく編集や共有にも活用できます。自分の使い方に合ったツールを見つけて、快適な文書作業を実現しましょう。
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