MacBookを守る11のセキュリティ対策|今すぐできる安全設定ガイド
MacBookを守るための11のセキュリティ対策
「Macだからウイルスに感染しない」という時代はもう終わりました。Macの販売台数が増えるにつれ、ハッカーたちの関心もMacに向かい始め、Mac向けのマルウェアが次々と開発されています。
しかも、Macを狙うマルウェア攻撃は、業界でも屈指の技術を持つ攻撃者によって計画されていることが多く、その被害は他の脅威よりも深刻になりかねません。
「自分は大丈夫」という思い込みを捨てて、今すぐできる対策でMacの安全を確保しましょう。以下の11の方法を実践すれば、MacBookをさまざまな脅威から守ることができます。
1. macOSを常に最新の状態に保つ
新たな脅威が発見されるたびに、Appleはセキュリティアップデートをリリースし、Macを脅威から守る防御を強化しています。そのため、システムを常に最新の状態にしておくことが重要です。
これらのアップデートはパッチとして提供され、インストールには短い再起動が必要です。しかし、「作業中だから後でいいや」「大事な資料を読んでいるから中断したくない」といった理由で、アップデートを先延ばしにしてしまうことは少なくありません。
ですが、この油断が思っている以上に大きな代償につながりかねません。
今後は、アップデートのインストールを促すポップアップが表示されたら、必ず「インストール」を選ぶようにしましょう。
2. 管理者権限のない標準アカウントを作成する
新しいMacをセットアップするとき、ログイン用のアカウントを作成します。この最初のアカウントは管理者権限を持っており、アップデートやアプリケーションのインストール、システムへの大きな変更などを行えます。
管理者アカウントには便利な面がある一方で、リスクも伴います。悪意のあるコンテンツを含むソフトウェアを自由にインストールできてしまうからです。
ここで重要になるのが、権限が制限された「標準アカウント」です。標準アカウントでは、ホームフォルダ内でのファイルの利用・変更・作成、共有ボリューム上のフォルダへのアクセス(許可がある場合)、システム環境設定におけるセキュリティに関係しない項目の変更、一部のソフトウェアのインストールなどが可能です。権限が限られている分安全性が高いため、日常業務には標準アカウントを使うのがおすすめです。
日々の作業は標準アカウントで行い、Macに大きな変更を加えたいときだけ管理者の認証情報を入力するようにしましょう。管理者アカウントでログインしているときよりパスワードの入力を求められる回数は増えますが、安全のための必要な手間だと考えれば納得できるはずです。
3. パスワード管理を徹底してフィッシング攻撃を防ぐ
Macのパスワードをこまめに変更し、サービスごとに固有の複雑なパスワードを設定することは、攻撃から身を守る有効な手段です。ただし、複雑で独自性の高いパスワードをいくつも作ると、忘れてしまうことも多くなります。
そこで活用したいのがパスワードマネージャーです。iCloudキーチェーンや1Password、Bitwardenなどのツールを使えば、パスワードの入力や管理が格段に楽になり、忘れる心配もなくなります。
4. ロック画面のパスワードを設定する
Macを初めてセットアップするときやクリーンインストールをしたときは、自動ログインが有効になっていないか必ず確認しましょう。ユーザーアカウントを作成し、複雑なパスワードを設定してください。
自動ログインが有効になっていると、誰でもあなたのMacにアクセスできてしまうため、大切なデータの安全が脅かされます。
自動ログインを無効にする手順は以下の通りです。
- Appleメニュー →「システム環境設定」→「ユーザとグループ」を開く。
- 鍵アイコンをクリックし、パスワードを入力する。
- 「ログインオプション」をクリックする。
- 「自動ログイン」のポップアップメニューから「切」を選択する。管理者パスワードの入力を求められる場合があります。
5. FileVaultを有効にする
この機能を有効にしておけば、万一Macが盗まれた場合でも、本体と大切なデータを保護できます。AppleのFileVaultはファイルを保護するための優れた選択肢です。XTS-AES 128という強力な暗号化アルゴリズムを使用して、ハードドライブ全体を暗号化します。
FileVaultを有効にしていれば、Macの電源を切った時点でデータは暗号化され、ロックされます。許可されたユーザーだけがシステム上のファイルにアクセスできるのです。
FileVaultを有効にする手順:管理者アカウントでログイン → Appleメニュー →「システム環境設定」→「セキュリティとプライバシー」→「FileVault」と進み、FileVaultをオンにします。
6. macOSのファイアウォールを有効にする
Macには、未知の送信元からの不正な着信接続をブロックするファイアウォール機能が備わっています。ファイアウォールがオンになっていることを確認しましょう。
ファイアウォールをオンにする手順:
- Appleメニュー →「システム環境設定」→「セキュリティとプライバシー」を開く。
- 「ファイアウォール」タブを選択する。
- 鍵アイコンをクリックして設定を変更できるようにする。
- 管理者パスワードの入力を求められたら入力し、ファイアウォールをオンにする。
7. むやみにソフトウェアをインストールしない
何をシステムにインストール・ダウンロードしているのかを把握していれば、マルウェアや悪意のあるコンテンツの被害を効果的に防げます。必ず開発元の名前を確認しましょう。ソフトウェアをインストールしようとすると、macOSが警告を表示してくれます。何をインストールし、何を拒否するかを判断するのはあなた自身です。
賢く選びましょう!
8. ファームウェアパスワードの重要性
FileVaultを有効にするのはデータ保護の最善策の一つですが、それでも起動用USBメモリを使えばディスクを消去でき、盗んだ人がクリーンインストール後にあなたのMacを使えてしまう可能性があります。
この問題にも解決策があります。それがファームウェアパスワードの設定です。設定しておけば、誰かがUSBからMacを起動しようとしたときにパスワードの入力が求められます。※ファームウェアパスワードはIntelプロセッサ搭載のMacで利用できる機能です。
ファームウェアパスワードを設定するには、システムを復旧モードで再起動し、以下の手順に従います。
- デバイスを再起動し、Appleロゴが表示される直前にCommandキーとRキーを同時に押す。
- 起動時のプログレスバーが表示されたら、キーボードから手を離す。
- 言語と地域の選択を求められるので選択する。
- 「ユーティリティ」>「ファームウェアパスワードユーティリティ」メニュー項目をクリックする。
9. アンチウイルスソフトをインストールする
アンチウイルス・アンチマルウェアソフトを導入しておけば、差し迫った危険を常に監視してもらえるので安心です。Symantec(ノートン)、McAfee、Bitdefenderなど大手開発元が提供する堅牢な機能を持つソフトが、Macデバイスを保護してくれます。
インストールするだけでなく、常に最新の状態に保つことも大切です。新たな脅威が現れるたびに、アンチウイルスソフトは新しいウイルス定義を含むアップデートをリリースし、システムの安全を守ります。
「アンチウイルスソフトを入れると動作が遅くなるのでは?」と心配する必要はありません。多くのソフトは、システムの使用率が低い時間帯にのみスキャンを行うよう設計されています。
10. セキュリティとプライバシーの設定を定期的に見直す
ご存じでしたか? 意識的であろうとなかろうと、インストール済みのアプリ経由で位置情報を共有しているかもしれません。どのアプリに位置情報が共有されているかを確認するには、以下の手順に従います。
- Appleメニュー →「システム環境設定」→「セキュリティとプライバシー」を開く。
- 「プライバシー」タブをクリックする。
- 設定を変更するには、鍵アイコンをクリックし、管理者パスワードを入力してロックを解除する。
これで各アプリのアクセス権限を細かくコントロールできるようになります。
11. Macを放置するときはロックをかける習慣を
同僚の席へほんの1〜2分立ち去るときでも、Macの安全を確保するためにロックをかけることを忘れないでください。
Macを素早くロックするには、ホットコーナーを設定しておくと便利です。設定手順は以下の通りです。
- Appleメニュー →「システム環境設定」→「デスクトップとスクリーンセーバ」を開く。
- 「ホットコーナー」を選択する。
- 四隅のうち1つ、2つ、または複数のコーナーに機能を割り当てられる。
- マウスをそのコーナーに移動させるとスクリーンセーバが表示され、ロックを解除しないとデバイスを使用できない状態になる。
以上が、Macを安全に保つためのヒントです。ぜひ実践してみて、変化を感じたら教えてください。
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MacのOSをアップデートする方法!最新バージョンへの更新手順と事前準備のポイント
スマートフォン、タブレット、ノートパソコン、スマートウォッチ、デスクトップPCなど、どんなデバイスを使っていても、定期的なアップデートは非常に重要です。OSの最新アップデートには、セキュリティの強化、バグの修正、パフォーマンスの向上など、さまざまなメリットが含まれています。macOSも同様に、Appleが提供する最新のソフトウェアバージョンでMacが動作するよう、常に更新しておくことが大切です。 Appleは定期的にmacOSのアップデートをリリースしており、これを活用すればMacのオペレーティングシステムを最新の状態に保てます。2021年9月にリリースされた「macOS Big Sur 11
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Macを保護する方法|セキュリティを強化するための設定と対策まとめ
Macのセキュリティを強化する基本的な対策には、macOSの定期的なアップデート、ファイアウォールの有効化、Mac用ウイルス対策ソフトの導入、公式サイトからのアプリダウンロードなどが挙げられます。こうした対策は単なる設定変更にとどまらず、ユーザー自身の行動改善にも関わってくる点が重要です。 さらに、公衆ネットワークの利用を避けること、不審なリンクや添付ファイルを開かないこと、ゲストアカウントを活用すること、強固なパスワードを設定することなども、Macを安全に保つうえで効果的です。本記事では、さまざまな脅威を効果的に回避できる、macOSに標準搭載されている便利なセキュリティ設定を詳しくご紹介し